職場のスタッフとより良い人間関係を保ちつつ、確実に仕事を終えるためには、業務中はもちろんのこと、業務終了時にも気を配ることが大切です。今回は業務終了時のマナーについてご紹介します。
ほかのスタッフに声をかける
業務終了時に自分の仕事が終わっていれば、退勤しても問題はありません。しかし、組織において協力体制を保つためには、可能な限りほかのスタッフに残務の有無を確認し、協力を申し出ることも時には必要です。
周囲の状況を見ながら、手伝えることはないか適宜声をかけるなど、協力する意思があることを伝えていきましょう。
忘れていることはないか再確認する
自分では業務の抜けがないと思っていても、忘れていることは意外と多いものです。最後に自分の業務ノートをチェックして、その日の受け持ち患者さんに行ったことを思い出すなど、視覚化することで業務忘れを防止しやすくなります。 また、看護記録や伝票類などの記録物についても忘れていることがないか、確認する習慣を身につけましょう。
ほかのスタッフも気持ちよく仕事を終えられるよう気を配るのはもちろん、次の勤務者に迷惑がかからないように、確認は普段から怠らないよう心がけてくださいね。
看護師/カウンセラー 坂口千絵