業界ニュース情報便

vol.82

「人間関係」で悩む看護師必見のアプリ登場!―開発者インタビュー

株式会社ジェイ・バン(代表取締役・稲場真由美)が独自に開発したアプリ『伝え方ラボ』(https://j-ban.com/el/)が、各方面で注目を集めています。

看護師の人間関係の悩みも劇的に解消される?

『伝え方ラボ』は、相手に合った伝え方、受け止め方、関わり方を教えてくれる便利なクラウドアプリ。スマートフォンやタブレットでも使用でき、活用して他者とコミュニケーションを取るだけで人間関係がスムーズになると評判です。看護師という職業は、患者さん、家族、医師、同僚、院内スタッフ……など、人と接することが圧倒的に多いからこそ、コミュニケーションの問題で悩むことが多いはず。悩み解消に一役買ってくれそうなアプリの中身を聞いてきました。

取材・文/洗川俊一

性格統計学をベースに開発されたアプリ『伝え方ラボ』とは?

ビジネスモデル特許を取得したコミュニケーションメソッド

感謝の気持ちを伝えたつもりが伝わっていなかった……
仕事をお願いしたつもりが伝わっていなかった……
気を遣っているつもりなのに、どうもあの人は苦手で仕事がうまくいかない……

社会人であれば誰もが経験したことがあると思いますが、小さなミスコミュニケーションから、人間関係が悪くなっていきます。自分ではそれほど意識していなくても、それがどんどん積み重なれば相手との溝は深まるでしょう。

「わたしはかつてインナーの販売代理店を経営していたのですが、人間関係が原因で経営危機に直面したことがあります」

そう語るのは、『伝え方ラボ』の開発者である株式会社ジェイ・バン代表取締役の稲場真由美さん。ビジネス特許を取得している『伝え方ラボ』の理論となる「性格統計学」の研究をはじめたのは、自身の失敗体験からだったといいます。

性格統計学とは、稲場さんがコツコツと蓄積してきたのべ12万人とのコミュニケーションの記録を解析し、体系化したもの。データの対象は、お客様、取引先、スタッフなど仕事がらみの人たちだけではなく、知人や友人、家族という身内の人たちまで、稲場さんのまわりにいる人すべてでした。データを重ねたことでわかってきたのは、人それぞれに受け止め方や求めていることにちがいがあることだったといいます。

「自分とタイプがちがう人に対しては、いい方を変えることでうまく伝わり、相手がやる気になり、ものごとがうまく進むことを発見しました」

稲場さんは、経営危機の窮地から、自身が考えたノウハウをスタッフやお客様に実践し、4年間で売上を28倍(28000万)にV字回復。コミュニケーションの改善が人間関係を良好にし、人間関係の改善が業績アップに直結することを自ら証明したのです。

そして12年前、蓄積したデータを「性格統計学」として体系化し、このメソッドを広めるために起業を決意することになります。

人間のタイプはたったの4タイプしかない?

性格統計学では、人を4つのタイプに分類します。その分類方法は、非常にわかりやすい24分割。

ひとつ目の軸は、相手に合わせて動くのが苦にならない人(相手軸)か、自分のペースで動きたい人(自分軸)かという軸。ふたつ目の軸は、臨機応変に行動する人か、計画を立てて行動する人かという軸。このふたつの軸から、4つに分類します。

相手軸のタイプを「Peace(ピース)」自分軸で臨機応変なタイプを「Vision(ビジョン)」自分軸で計画性を重視するタイプを「Logical(ロジカル)」と定義付けます。さらに「ピース」は、臨機応変な「ピースフレキシブル」と、計画性重視の「ピースプランニング」にわかれます。

それぞれの特徴を簡単に紹介すると次のようになります。

あなたはどのタイプ?

【ピース】
和を大切にする気遣い上手な人で、人の役に立つことがやる気の原動力になるタイプ。

【ビジョン】
自分の感性や可能性を大切にしていて、柔軟な発想とチャレンジ精神を持っているタイプ。

【ロジカル】
どんなことも納得を大切にする現実派で、目標を持ち、計画的にものごとを進めるタイプ。

全体に占める割合はピースが約35ビジョンが約25ロジカルが約40になります。

タイプ別に伝え方を変えるだけで人間関係が良好になる!

その4タイプそれぞれに合った伝え方を教えてくれるのが、『伝え方ラボ』です。相手の心に響くから、相手はもちろん、自分自身もストレスを溜めることがありません。

たとえば、相手を褒めるならこんなちがいがあります。

人によろこばれたい、役に立ちたいという性質を持つ「ピース」には、「ありがとう」や「おかげで助かりました」など、感謝の気持ちを言葉にして伝えれば心に響きます。感情豊かな「ビジョン」には、リアクションがなにより重要で、オーバーに「すごーい!」と褒めたりすると、心に響きます。

そうした単純な褒め言葉が心に響かないのが「ロジカル」。ロジカルには、「○○が●●ですばらしいね」とか、「この○○は、さすがに○○さんだね」など具体的にほめることが大切になるそうです。

感謝を伝えるときも、仕事上の報連相もすべてタイプごとに心に響く伝え方があります。同じことを同じように話しても、ある人にはスムーズに伝わるのに、ある人には伝わらなかった経験は誰でもあるはず。でも、それは自分が悪いわけでもなく、相手が悪いわけでもないのです。ただ、相手が異なるタイプだったからなのです。

「そう考えていくと、わたしたちは4分の3の相手に対してストレスを感じながらコミュニケーションを取っていたのです」

ただし、相手のタイプを理解していれば話は変わってきます。そこにこそ、このアプリを使う意味があります。

社内コミュニケーションを円滑にするツールとして、『伝え方ラボ』を活用している大手宅配会社、人材派遣会社、自動車修理販売会社などでは、良好な人間関係の構築、チームワークの向上、仕事の生産性アップにつながると好評です。ハウスメーカーにおいては、さらにお客様へのプレゼンを工夫して、売上アップにも役立っているそうです。

自分がよろこぶことなら相手も必ずよろこぶとは限らないからこそ、人間関係は難しいのかもしれません。4分の3の相手は自分とはちがうわけですから、考え方も嫌いなこともちがってあたりまえ。でも、相手が求めていることにしっかり応えてあげれば、人間関係が悪くなることはないのです。ちなみに、相手のタイプがわかっていれば、たとえ自分の心に響かない伝え方をされてもストレスになることはありませんよね」

人の悩みの9割は人間関係にある――

その悩みの種と考えらえるのは、伝え方、受け取り方、かかわり方から生まれるコミュニケーションギャップです。『伝え方ラボ』は、人間関係の悩みを解決してくれる便利なコミュニケーションアプリとして活用できそうです。

『伝え方ラボ』を体験しよう!

529日(水)~31日(金)に東京ビックサイトで開催される「第7HR EXPO」に『伝え方ラボ』が出展されます。当日は、稲場真由美さんの無料セミナーが各日13:0013:00で開講予定。参加希望の方は、株式会社ジェイ・バンのホームページ(https://j-ban.com/news/hr2019/)、もしくは、フリーダイヤル0120-580-708にお問い合わせください。

 

【プロフィール】

稲場真由美(いなば まゆみ)

人間関係研究家。196510 富山県生まれ。一般社団法人日本ライフコミュニケーション協会代表理事、株式会社ジェイ・バン代表取締役。16年間のべ12万人の統計データによるコミュニケーションメソッド「性格統計学」を考案開発。10年間、セミナー・講演、カウンセリングやコンサルティングを通して普及を行い、2018年1月、念願だったマルチデバイス型ウェブアプリ『伝え方ラボ』を開発(ビジネスモデル特許取得)。「すべての人のよりよい人間関係と幸せのために」を理念に、『伝え方ラボ』を活用した研修やコンサルティングを個人・法人問わず幅広く行っている。

ジェイ・バン
https://j-ban.com/news/hr2019/

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  109. vol.05 「勤務編成の基準」ガイドライン策定の実現について/他
  110. vol.06 特定行為にかかわる看護師の研修制度、検討事項も多く/他
  111. vol.03 診療報酬改定をきっかけに病院の大リストラがはじまる/他
  112. vol.04 日本での外国人看護師の受け入れ条件は厳しすぎる?/他
  113. vol.01 注目される「看護専門外来」は、高度化する医療を支える礎に/他
  114. vol.02 いま問われる、男性看護師との円滑なコミュニケーション/他