• 2017年4月25日
  • 2021年10月14日

先輩に仕事の相談をするときに気をつけたいこと

 

仕事のことで悩んでいるとき、経験豊富な先輩はとても頼りになる存在です。先輩に相談する際に気をつけたいことについてお伝えします。

ネガティブな返答は極力避ける

先輩に相談をしてアドバイスをもらったとき、否定的な受け答えはできるだけ控えるようにしましょう。
「今の私にとっては難しいと思います」「忙しいのでなかなかできなくて……」などのネガティブな答えばかりでは、せっかくアドバイスをくれている相手に対して失礼にあたります。
「難しいと思いますが、前向きに考えます」「少しずつ、できるところから始めてみます」など、最終的にはポジティブな受け答えとなるよう心がけましょう。また、仕事に対する不平不満が強い場合は、相談の内容が単なる愚痴にならないよう気をつけましょう。

感謝の意を伝える

相談した後は、きちん感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。先輩からもらったアドバイスがどのように生かせるかを考え、日を改めて「あのとき、話を聞いてくださったおかげで、解決の糸口がつかめそうです」など、自分の変化を伝えると、その後もよりよい関係を築きやすくなります。

相談の時間を割いてくれた先輩には、まずは一度、アドバイスを素直に受け入れること、そして感謝の意を表すことを忘れないようにしましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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