• 2016年2月12日
  • 2021年11月15日

看護師の身だしなみ

 

社会人として身だしなみを整えることは基本的なマナーですが、看護師は衛生面にも十分な配慮をすることが必要です。自分が感染源にならないようにするため、衛生的な身だしなみのポイントは次の2つです。

髪のまとめ方

髪の長い方は、後ろで1つに束ねましょう。ただし、長さによっては、激しい動きをしたときにまとめた髪が身体の前に垂れてしまいますので、工夫が必要です。目立たない色のゴムやクリップなどを使用し、お団子ヘアなどのまとめ髪にしましょう。 髪の短い方は髪が顔にかからないようにピンなどで止めるか、髪を耳にかけるようにしましょう。前髪はおでこを見せるようにすると、明るい印象を与えます。また、フケや抜け毛は不衛生なので、鏡でチェックするようにしましょう。

爪の長さ

看護師は患者さんに触れる機会が多いので、清潔を保つために、爪の長さは3mm以下を目安に短く切りましょう。また手洗いをまめにする習慣があっても、爪の間が汚れていてはNGです。爪は菌が入り込む可能性もあるので、日ごろから爪の間もしっかりとチェックして衛生的にしましょう。

どんなにしっかりと仕事をしていても、身だしなみがきちんとしていないと、だらしのない印象を与えてしまいます。自分の好きな格好をするのではなく、患者さんに不快な印象を与えないか、不衛生なところはないかなど、常に清潔であることを心がけて身だしなみを整えましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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