• 2014年8月26日
  • 2021年11月15日

多忙な上司・先輩への業務報告 「伝え方」2つのポイント

 

忙しいオーラが出ている先輩、あなたはどう話かける?

看護師の現場は報告業務が山積み。しかし、上司や先輩は常に忙しそうで、話かけにくいオーラが出ています。そんなとき、どう声をかければいいのでしょうか?

「〇〇さんに発熱があり、食事をあまりとっていません。処置はどうしましょうか?」 たとえば、こんなふうに報告したとします。 これを受けた相手は、何号室の患者さんか、発熱はいつからなのか、具体的に何℃かを聞き直さなければなりません。食事量もあいまいです。また、報告前の処置の有無を告げるべきでしょう。

時間のない上司・先輩に報告を聞いてもらう場合、

  • 優先順位を考えて優先度の高いものから伝える
  • 「いつ・誰が・どこで・どうした」が確実にわかるよう端的に話をまとめる

この2つのポイントを心がけることが大切です。

「今朝10時ごろから〇号室の〇〇さんが発熱しています。37.2℃の微熱ですが、昼食にまったく手をつけていません。クーリング等の処置はまだしていません」 このように報告すると患者さんの状態が明確になり、すぐに次のアクションを指示することができます。 伝え方を工夫することで、コミュニケーションがスムーズになり、業務効率もアップしますよ!

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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