• 2016年4月12日
  • 2021年11月15日

初対面の方への「あいさつ」のマナー

 

初めての職場や初めて診療を受けにきた患者さんなど、初対面の方と顔を合わせるときは最初のあいさつが肝心。あいさつがおざなりになると、悪い印象を持たれてしまうことも……。今後、良好な関係を築くためにも、「相手に伝わるあいさつ」をすることが大切です。

明るいあいさつを心がける

オドオドしたり、声が小さかったりすると、良い印象を持たれません。誰に対してもハキハキと明るく、元気にあいさつをしましょう。また、相手の目をしっかりと見て、笑顔で話すことも大切です。

自分から積極的に自己紹介をする

自己紹介は自分のことを覚えてもらうための大切な機会なので、ぜひ積極的に行いましょう。好印象を与える自己紹介のポイントは以下の通りです。

職員に向けて行う場合
基本的な自己紹介に加えて、これまでのキャリアや特技、趣味などを交えると、周囲と打ち解けやすくなります。ただ、長すぎる自己紹介は相手の仕事の時間を取ってしまうことになるので注意が必要です。簡潔に伝えるように心がけましょう。
患者さんに行う場合
自分がその患者さんの担当である場合は、そのことを伝えましょう。また、「わからないことがあればいつでもお声をかけてくださいね」と、患者さんが安心できるような言葉を加えるとさらによいでしょう。礼儀正しく、患者さんへの心づかいを忘れずに接することを心がけてください。

マスクを装着している場合は、状況に応じて外すか、「マスクをしたままで失礼します」といった言葉を添えましょう。 あいさつの仕方ひとつで、あなたの印象は大きく左右されます。身だしなみを整え、気持ちのいいあいさつで良好な人間関係のスタートを切れるといいですね。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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