厚労省が「新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況」(4月分)を公表しました。電話相談を受けた件数は、前月比198件減の356件と減少。主な相談内容はマスクを外すことへの不安、ワクチン接種、副反応に対する不安、接種に対する差別などへの不安などが挙げられました。
厚生労働省はこのほど、「新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況」(4月分)を公表した。3月に都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(69カ所)で電話相談を受けた件数は、前月比198件減の356件だった。【新井哉】
厚労省によると、性別では、女性(194件)が全体の54%を占めた。年齢別(不明は除く)では、40歳代が104件で最も多く、以下は、60歳代(77件)、50歳代(49件)、20歳代(23件)、70歳代(18件)、30歳代(16件)などの順だった。
主な相談内容として、▽マスクを外すことへの不安▽ワクチン接種、副反応に対する不安、未接種に対する差別などへの不安▽罹患後症状のある回復者の精神状況の悪化▽不安で精神症状が悪化、不眠▽家族関係、人間関係に関する悩み、不安-などを挙げている。
出展:医療介護CBニュース