• 2022年11月15日
  • 2022年11月15日

新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」機能停止を発表~厚労省・デジタル庁

 
11月11日、厚労省とデジタル庁は新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能停止を発表しました。ダウンロード数は約4120万件(11月4日現在)、陽性登録件数は約368万件(10月末現在)に上りましたが、機能停止理由として「陽性者の全数届出見直しに伴い効果が限定的になる」としています。

厚生労働省とデジタル庁は11月11日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止すると発表した。

COCOAは、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して新型コロナ陽性者と接触した可能性がある場合に通知を受けられるアプリ。利用者が増えることで感染拡大防止につながることが期待できるITツールとして2020年6月から運用が開始された。ダウンロード数は約4120万件(11月4日現在)、陽性登録件数は約368万件(10月末現在)に上っている。

「陽性者の全数届出見直しに伴い効果が限定的になる」というのが機能停止の理由。厚労省とデジタル庁は、機能停止版アプリ(3.0.0)の配信を11月17日より順次開始し、1週間程度で全利用者への配信を完了するとしている。

接触確認アプリ「COCOA」の画面


出典:WEB医事新報