• 2022年10月18日
  • 2022年10月18日

こころの健康寄与できる訪問看護ステーション増を~精神保健看護学会が専門委員

 
10月17日に開かれた次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会において、日本精神保健看護学会は、2024年開始予定の次期プランに「こころの健康に寄与できる訪問看護ステーションの増加」の数値目標を盛り込む方針を示しました。
目標値は「全国500カ所」「圏域人口3万人あたり1カ所以上」と提案しており、地域包括ケアで医療と行政連携の両面の役割を果たし得る訪問看護ステーションは「有力な方略」としています。

日本精神保健看護学会は、17日に開かれた次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会のヒアリングで、「こころの健康に寄与できる訪問看護ステーションの増加」の数値目標を、2024年度から開始予定の次期プランに盛り込むよう求めた。【新井哉】

具体的には、「全国500カ所」「圏域人口3万人あたり1カ所以上」との数値目標を提案。地域包括ケアで、医療(精神疾患がある人への支援)とアウトリーチ(行政機関と連携した支援)の両面の役割を果たし得る訪問看護ステーションは、「有力な方略」との考えも示した。

同学会は、事業所数に関する地域偏在があることなどを説明。今回の数値目標には、地域格差(資源の偏在)を是正する狙いがあるという。


出典:医療介護CBニュース