• 2022年10月12日
  • 2022年10月12日

認知症などの重点医療「専門病院の役割果たした」~東京都が健康長寿医療センター業務実績評価を公表

 
東京都は、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの第3期中期目標期間の業務実績評価書を公表しました。
それによると、重点医療(認知症、高齢者がん、血管病)に関しては、高度な技術を活用した早期診断や診断精度の向上を図るなどして、地域の認知症対応力の向上に貢献したと評価されています。

東京都はこのほど、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの第3期中期目標期間(2018-22年度)の終了時に見込まれる業務実績の評価書を公表した。重点医療(認知症、高齢者がん、血管病)に関しては、「高齢者の特性に合わせた医療の提供に努め、高齢者の急性期医療を担う高齢者専門病院としての役割を果たした」と評価している。【新井哉】

認知症医療については、高度な技術を活用して早期診断を推進したり、診断精度の向上を図ったりしたことに加え、認知症疾患医療センター・認知症支援推進センターとして、地域の認知症対応力の向上に貢献したという。

新型コロナウイルス感染症への対応にも触れ、「地域の医療機関など関係機関と連携し、法人一丸となって公的医療機関としての役割を適切に果たした」と評価。また、第4期中期目標期間の運営に向け、「人生100年時代を見据え、介護予防・フレイル予防、認知症との共生と予防など、高齢者の健康寿命の延伸に寄与することが求められる」としている。


出典:医療介護CBニュース