• 2017年3月29日
  • 2021年11月12日

看護師国家試験の合格者が減少 EPA候補者は前年比1.4倍に

 

出題傾向が変わったことで、動揺する受験生が続出し、ネットなどで話題となった「第106回看護師国家試験」。2017年3月27日、「第106回看護師国家試験」の合格発表が行われました。結果は――前年から比べると合格者が218人ほど減少したそうです。一方、外国人看護師候補者の合格者数は1.4倍となりました。

受験番号を確認する受験者(27日、厚労省)

厚生労働省は27日、第106回看護師国家試験の合格発表を行った。合格者は5万5367人で、前年と比べて218人減った。EPA(経済連携協定)に基づく外国人看護師候補者の合格者は、昨年の約1.4倍に当たる65人だった。【新井哉】

厚労省によると、今年2月19日に実施された看護師国家試験には昨年より380人多い6万2534人が受験し、このうち5万5367人が合格した。全体の合格率は88.5%で、昨年よりも0.9ポイント低下。新卒者の合格率は、昨年に比べて0.6ポイント低い94.3%だった。

一方、EPAによってインドネシアとフィリピン、ベトナムから来日した看護師候補者の合格率は、昨年より3.5ポイント高い14.5%だった。

合格発表会場となった厚労省の講堂では、家族や友人らと共に合否を確認する受験生の姿が見られた。甲府市の網野良子さん(22)は「先輩の看護師だけでなく、他の職種の人からも学び、認定看護師になりたい」と抱負を語った。

医療介護CBニュース―2017年03月28日 11:30掲載

出典:医療介護 CBニュース

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