• 2022年8月11日
  • 2022年8月10日

看護師のネイルがダメな理由は?勤務中でも楽しめるネイルの方法も!

 

ネイルはファッションの1つであり、日々のモチベーションを上げるための手段でもあります。しかし、看護師は職場からネイルを禁止されている場合がほとんどです。なぜ看護師はネイルが禁止されているのか、「禁止されている理由を知りたい」と思う方もいるのではないでしょうか。

当記事では、看護師のネイルがダメな理由について詳しく解説します。また、看護師のみなさんが楽しめるネイルの方法も紹介するため、ネイルを楽しみつつ働きたい方は参考にしてください。

看護師のネイルがダメな理由4選!

看護師のネイルがダメな理由は主に4つあります。理由は下記の通りです。

  • 患者さんを傷つける場合があるため
  • 患者さんの感染リスクが高まるため
  • 清潔感のない印象を与えるため
  • 異物混入につながる恐れがあるため

ここでは、上記の理由についてそれぞれ詳しく解説します。

患者さんを傷つける場合があるため

看護師のネイルがダメな理由は、ネイルによって患者さんを傷つける可能性があるためです。ネイルは通常、自爪にマニキュアを塗ったりジェルネイルを施したりするため、爪が長くなりがちです。

爪を伸ばしていると、看護業務で患者さんに直接触れる際、肌を傷つける可能性があります。ケアを行う看護師が、自分の爪で患者さんを傷つける行為はあってはならないため、ネイルが禁止されています。

患者さんの感染リスクが高まるため

患者さんの感染リスクが高まる要因になることも、ネイルがダメな理由の1つです。ネイルをしていると爪が長くなる分、手や爪の裏などの洗浄が不十分になることがあります。その結果、手指衛生が不十分となり、手を洗っても菌や汚れを十分に落とせていない状態で患者さんに触れるケースが発生することになるかもしれません。

その際、看護師さん自身の身体に不潔・不衛生な部分があると、患者さんに菌を媒介する可能性が高まります。その結果、患者さんの感染リスク上昇が懸念されるため、ネイルが禁止されています。

清潔感のない印象を与えるため

清潔感のない印象を与えることも、ネイルがダメな理由です。看護師の清潔感は患者さんからの信頼獲得にもつながる要素です。

そのため、身だしなみの規定が厳しく設けられ、髪色やメイクの濃さなども決めている職場があります。同じようにネイルも身だしなみの範囲として考えられ、「清潔感を欠く」という理由で不可とされています。

異物混入につながる恐れがあるため

ネイルがダメな理由として、思わぬタイミングで剥がれたネイルが異物混入につながる恐れがあることも挙げられます。

「ジェルネイルなら問題ない」と考える方もいますが、さまざまな原因でジェルやパーツが取れる可能性があり、異物混入につながるリスクはマニキュアや付け爪と変わりません。場合によっては、剝がれたネイルの欠片が患者さんの体内に入ることも考えられるため、ネイルが禁止されています。

看護師のネイルが許可されている職場とは?

看護師のネイルが許可されている職場とは?

多くの職場では看護師のネイルを禁止していますが、美容外科や美容整形、美容クリニックなどではネイルを許可している職場もあります。しかし、華美な付け爪やネイルアートなどの見た目が極端に派手なものはNGとされる場合もあります。日常のお手入れを欠かさずに行った「清潔感のあるネイル」が条件とされています。

また、治験コーディネーターの仕事はオフィスワークが多く、患者さんと直接触れ合う機会が少ないため、ネイルは派手なものでなければ許可されているケースもあるようです。

しかし、ネイルが許可されている職場でも、看護師として患者さんに清潔感と安心感を与える必要があります。色や種類、清潔感などに気をつけ、患者さんからよい印象を持ってもらえることを意識しましょう。

看護師でも楽しめるネイルの種類・グッズ! ネイルケアの方法も

看護師でも楽しめるネイルの種類・グッズ! ネイルケアの方法も

職場でネイルが禁止されている看護師でも、マニキュアや付け爪以外にもネイルを楽しむ方法があります。ここでは、看護師でも楽しめるネイルの種類やグッズを紹介します。

【種類】フットネイル

フットネイルは足の指の爪に施すネイルです。業務中に足先の露出がなく、業務に支障が無い方にはおすすめのネイルといえるでしょう。

忙しさが原因で足にネイルをすることが難しい場合には、ジェルネイルが適しています。ジェルネイルは耐久性があって剥げにくく、デザインの幅も広いため足のオシャレを楽しめます。ネイルサロンであればフットバスで足を清潔にし、甘皮処理をしたうえで施術してもらえるので、綺麗に仕上げたいならプロにお任せしましょう。

【グッズ】ネイルチップ

ネイルチップは好きなときに付け外しができるため、業務時間外は気軽にネイルを楽しめます。ネイルが乾くまで待つ必要がなく、オフも簡単であるため休日の隙間時間に済ませられます。自爪ではできないような派手な色柄や、ストーンなどのパーツを付けてデコレーションを楽しめる点も魅力です。

また、ネイルサロンであれば自爪の形に合ったネイルチップをオーダーできるため、ピッタリサイズのチップが欲しい方に最適です。

【グッズ】ネイルシール

ネイルシールは自爪に貼り付けるグッズで、業務時間外にネイルを楽しむ際に適しているでしょう。シール自体が安価でさまざまなデザインのものを試しやすいほか、付け心地が軽く、指先に違和感を抱きにくい点もメリットです。

また、ネイルシールを貼った上からトップコートを塗ると、より綺麗なネイルに仕上がり、本当にネイルをしたときと変わらないクオリティを楽しめます。

注意! 仕事以外で絶対にネイルがNGな場面もある

注意! 仕事以外で絶対にネイルがNGな場面もある

これから看護師を目指す方、転職をする方は、面接の際にネイルをしないよう注意しましょう。

面接は仕事ではないため、「ネイルをしているかどうかは関係ない」と考える方もいます。実際、ネイル自体は不正行為にはあたりません。しかし、就職や転職の面接では印象が重要です。ネイルをしていると清潔感のある印象を与えられず、不採用になることが考えられます。ネイルが原因でチャンスを逃すことがないよう、職場以外でも清潔感のある印象を心掛けましょう。

まとめ

多くの職場では、看護師のネイルは患者さんの安全面や清潔感の面から禁止されています。しかし、ネイルグッズなどで工夫をすると、限られた範囲でネイルを楽しめます。また、看護師のネイルが禁止されていない職場もあるため、色柄や日々のお手入れに気を配りながら、綺麗なネイルを楽しみましょう。

ネイルが禁止されていない職場の求人を探す際は、転職サイトの「マイナビ看護師」にご相談ください。マイナビ看護師では、看護職専門のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートいたします。

※当記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています

著者プロフィール