多忙な毎日を送る看護師さんに、時短でできるまとめ髪を紹介する連載「ずぼらでもかわいくなれる?看護師さんのまとめ髪」。5回目となる今回ご紹介するのは、低めの位置に結び目をつくるちょっぴり大人な「ポニーテール」のヘアアレンジです。
大人のゆるっとポニー
少し低めの位置で結び、引き出す毛束でゆるっと感をつくる大人向けのポニーテールです。ポニーテールからとった毛束を巻きつけて結び目のゴムを隠すテクニックは、さまざまなアレンジに応用できるので覚えておくと便利です。
2.1でつくったポニーテールの結び目を片手で押さえながら、トップの毛束を少しずつ引っぱりだしながらくずして、ふっくらとボリューム感を出します。
3.1でつくったポニーテールの裏側から毛束を少しとり、細い三つ編みにしてゴムで結びます。後からくずしてラフにするので、この時はギュッときつく編んでおきましょう。
4.三つ編みにルーズ感を出していきます。3でつくった三つ編みの結び目を片手で押さえながら、毛束を少しずつ引っぱりだしてくずしましょう。
5.1のゴムでまとめた結び目に、3でつくった三つ編みをクルクルと巻きつけていきます。最後に、三つ編みの毛先を内側に隠してゴムで結びます。
6.時間があれば、仕上げにポニーテールの毛束にヘアアイロンで波ウェーブをかければ完成。勤務中以外は、サイドにバレッタなどの飾りをつけるとより華やかな印象になります。
アレンジのポイント
波ウェーブでベースをつくると、ルーズ感が出てこなれた印象になります。勤務中はウェーブをおさえてバレッタを使用しないひとつ結びにしましょう。ヘアアクセサリーがなくても、結び目の三つ編みが華やかな雰囲気を演出してくれます。
変形ローポニー
こなれた印象になる、ポニーテールの変形アレンジです。トップは波ウェーブ、後ろはくるりんぱすることで、360度どの角度から見てもボリューム感が印象的な仕上がりに。ピンを使わないアレンジなので、不器用な方にもおすすめです。
1.時間があれば、トップだけ波ウェーブでベースをつくります。それから、顔まわりの髪を残し、センターに低めのポニーテールをつくって「くるりんぱ」します。くるりんぱの詳しいつくり方は記事「忙しい看護師さんの超簡単まとめ髪アレンジテク『くるりんぱ』」をご参照ください。
2.1で残した顔まわりの髪を外側方向にねじります。左右の2本それぞれを後ろに向かって、ねじっていきましょう。
3.2本のねじった毛束を1でつくったくるりんぱの下で合わせて、えり足でまとめてゴムで結びます。
4.ねじった毛束と、くるりんぱの毛束をそれぞれ引っぱりだしてくずします。最後に毛束をひとつに結んでくるりんぱしたら完成。勤務中でなければ、結び目にバレッタを着けてアクセントにしましょう。
アレンジのポイント
顔まわりの髪をねじってから1本にまとめることで、ネックラインにかかる髪の毛が女性らしい曲線を描いた仕上がりに。より華やかな雰囲気をめざすなら、ベースを波ウェーブにするひと手間をかけましょう。
まとめ
結び目の位置を低めにすると落ち着いた雰囲気になり、位置を高めにすると元気な雰囲気になるなど、ひとつ結びはちょっとした工夫で印象を変えられる簡単なアレンジ。そこにくるりんぱや波ウェーブを組み合わせると、より上級者向けのまとめ髪が完成します。TPOに合わせてウェーブやくずし方を調整し、自分らしいアレンジを楽しみましょう。最終回となる次回は、「編み込みアレンジ」を紹介します。