• 2016年8月30日
  • 2021年11月12日

意外と知らないムダ毛処理のNGポイント

 

暑い日が続くようになりましたね。 暑くなると肌の露出が増え、気になるのがムダ毛処理ではないでしょうか。ムダ毛処理といっても様々な方法がありますが、どのような方法で行っていますか? 実はムダ毛処理にはNGポイントが意外と多いです。
今回は意外と知られていないムダ毛処理のNGポイントについてご紹介します。

ムダ毛処理方法

ムダ毛処理の方法は「剃る」「抜く」「塗る」「照射」の4つの方法があります。

剃る」…カミソリ、電気シェーバーなど
抜く」…毛抜き、ワックスなど
塗る」…除毛クリームなど
照射」…家庭用脱毛器など

NGポイント~剃る~

ムダ毛処理方法でポピュラーなのがカミソリや電気シェーバーを使用した「剃る」方法です。特にカミソリは低価格で手に入るため人気です。しかし、剃る方法は肌を傷つけやすく、間違った方法で行うとトラブルになりやすいです。

カミソリのNGポイントとは
・肌とカミソリに雑菌が付着している
・入浴中に行っている
・肌が乾いた状態のまま剃る
・1回の剃毛中に何度も同じ場所を剃る
・肌が敏感な時に行う

上に挙げた中で意外と知られていないのは、「肌とカミソリに雑菌が付着している」です。 剃る前に該当部分を洗わずに剃ってしまったり、使用するカミソリをお風呂場に置きっぱなしにしていて雑菌が繁殖しているものを使用してしまう人が多いのです。また、同じカミソリを使い続けている場合も刃に雑菌が繁殖していることがあります。 電気シェーバーはカミソリに比べるとトラブルが起こりにくいのですが、肌が敏感なときや毎日の使用は肌に負担がかかるため避けた方が良いでしょう。

NGポイント~抜く~

剃る方法と同じくらいポピュラーなのが「抜く」方法です。様々な方法がありますが、毛抜きを使用する人が多いでしょう。抜く方法は、肌トラブルが起こりやすく、炎症や埋没毛、鳥肌のようなブツブツの肌になったり、色素沈着を起こす場合があります。

毛抜きのNGポイントとは
・毛の流れに逆らって抜く
・毛穴を広げてから抜いていない
ワックスのNGポイントとは
・松やにアレルギーの人は使用不可なものがある
・加熱し過ぎてしまう
・湿度の高い場所で使用する

この中で意外と知られていないのは「松やにアレルギーの人は使用不可なものがある」です。 ワックスには水性のものと油性のものがあり、油性のものは松やにが使用されていることが多いです。そのため、松やにアレルギーの人は使用を避けた方がよいでしょう。 水性のワックスは「ハニーワックス」や「シュガーワックス」などと呼ばれています。購入前にチェックしましょう。

NGポイント~塗る~

除毛クリームは薬剤の力で毛を処理する方法です。「チオグリコール酸カルシウム」というアルカリ性の成分が使用されており、毛を構成するタンパク質を溶かす働きがあります。

除毛クリームのNGポイントとは
・パッチテストを毎回行っていない
・毛の濃さに合わせて商品を選んでいない
・使用できない部位がある(顔やデリケートゾーンなど)

この中で意外と知られていないのは「毛の濃さに合わせて商品を選んでいない」です。 除毛クリームには「男性用」と「男女兼用」があり、男性用の方が濃い毛の処理に適しています。 そのため、女性でも濃い毛の場合は男性用を使用した方が効果的です。除毛クリームの場合男性用と謳っていても女性が使用しても問題ありません。但し男女兼用で処理が出来る人は男性用を使用する必要はありません。 また、肌が弱い人は肌トラブルを起こすことがあるので注意が必要です。

NGポイント~照射~

家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応するレーザーや光を照射することによって脱毛していきます。家庭用脱毛器は安全性を重視して作られているため、出力が低く病院で施術するのと比べると効果は劣ります。

照射のNGポイントとは
・使用前後に肌の冷却を行っていない
・使用頻度を守っていない
・日焼けしているときに使用する

この中で意外と知られていないのは「日焼けしているときに使用する」です。 家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応するため、日焼けをして肌が黒くなると火傷をしてしまうことがあります。 特に夏は気を付けましょう。

最後に

今回ご紹介したNGポイントは肌トラブルを起こしやすくなったり、ムダ毛処理の効果が落ちてしまったりと良いことはありません。 ムダ毛処理は定期的に行う必要があるため、トラブルを極力抑えた効果的な方法で行っていきたいですよね。 ムダ毛処理を行う際はこれらのポイントに注意してみてくださいね。

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