今さら聞けない夫の実家へ帰省するときのマナー
お盆やお正月など、一年の節目にはご主人の実家へ帰省される方も多いのでは。義理の両親に会う機会が少ないからこそ、訪問するときには失礼のないようにしたいですね。
どんな手土産を持っていくべき?
こちらの好みを前面に押し出さず、義理の両親の趣味・嗜好を考えた手土産がベターです。事前に好みをリサーチしておくと良いでしょう。喜ばれるのは家族で分け合えるお菓子やお酒などです。また、お盆に帰省をする際は、仏前に供えるお菓子が必要な場合もあります。
どんな服装が好ましい?
訪問前後はよそ行きの服装でもかまいませんが、滞在中はお手伝いができる動きやすい服装に着替えることをおすすめします。ただし、動きやすいからといって、だらしない服装はNG。エプロンを持参すると意欲が伝わります。
滞在中のふるまい方
滞在中に家事を手伝う場合は、先方の様子をみながらにしましょう。多くは、姑であるご主人のお母さんの指示に従います。
・指示されたことに従う
・「何かお手伝いします」と、自分から声をかけて手伝う
・「家事はすべて自分でやりたいので、手伝わなくていい」と言われる
ご主人に、「お義母さんはどんな考え方?」と事前に聞いておくと、訪問前に心構えができるでしょう。
帰省後の連絡は?
自宅に戻ったら以下の気遣いをすると喜ばれるでしょう。
帰宅後に電話をする
早い時間帯に自宅に着いたときには、電話で「無事に着いたこと」の連絡をしましょう。到着が遅くなった場合は翌日に。いずれの場合も、滞在中のお礼や感謝の気持ちを忘れずに伝えるようにしましょう。
手紙を送る
忙しいとつい忘れてしまいますが、封書あるいはハガキで改めて感謝の気持ちを伝えましょう。連絡が遅くなるのは好ましくないので、帰宅翌日を目安に投函できるといいですね。
以上のポイントを押さえ、気負わずに自然体で過ごしましょう。
離れて暮らす夫婦や孫の訪問は、義理の両親も心待ちにしているはず。リラックスしてお付き合いできるようになるといいですね。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

プロフィール
坂口千絵
看護師/カウンセラー/ライフコーチ/セミナー講師/WEBライター
家族の死、最愛の夫の病死を通じ、死生観について学んだ経験をもとに、魂の望みを叶えながら、周りの人の幸せもしっかりとサポートしたい人に向け、オンライン講座を提供。セッションは「とにかく話しやすい」「具体的でわかりやすい」と好評。
直観力を駆使したセッションが大好評にて、続々と全国から受講生が集まっている。


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