• 2018年3月26日
  • 2021年11月17日

【速報】看護師・助産師・保健師 国試2018合格発表!

 

厚生労働省は、下記の日程で行われた国家試験の合格発表を2018年3月26日に行いました。
・「第107回看護師国家試験」…2018年2月18日(日)
・「第104回保健師国家試験」…2018年2月16日(金)
・「第101回助産師国家試験」…2018年2月15日(木)
ここでは、過去の合格基準やボーダーラインを交えて結果を紹介します。

 

<2018年 看護師・助産師・保健師国家試験>保健師の合格率81.4%、過去10年で最低

厚生労働省は、3月26日、今年2月に実施した「第107回 看護師国家試験」、「第104回保健師国家試験」、「第101回助産師国家試験」の合格者を発表しました。

新卒と既卒を合わせた全体の合格率は、看護師が前年より2.5ポイント高い91.0%、保健師が前年より9.4ポイント低い81.4%、助産師が前年より5.7ポイント高い98.7%でした。保健師の合格率は過去10年でもっとも低くなりました。


2月18日に行われた、「第107回看護師国家試験」は、出願者数65,070人、受験者数64,488人、合格者数58,682人で、合格率は91.0%。このうち、新卒者の合格者数は55,764人で、合格率は96.3%。


2月16日に行われた、「 第104回保健師国家試験」は、出願者数8,265人、受験者数8,191人、合格者数6,666人で、合格率は81.4%。このうち、新卒者の合格者数は6,572人で、合格率は85.6%となりました。


2月15日に行われた、「 第101回助産師国家試験」は、出願者数2,243人、受験者数2,230人、合格者数2,201人で、合格率は98.7%。このうち、新卒者の合格者数は2,074人で、合格率は99.4%。



2018年 看護師・助産師・保健師国家試験の合格基準と合格率

「第107回 看護師国家試験」、「第104回保健師国家試験」、「第101回助産師国家試験」の合格基準と合格率推移は以下のとおりです。

◆107回看護師国家試験の合格基準◆

必修問題は絶対基準(80%前後)、一般問題・状況設定問題は相対基準。 必修問題及び一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点とし、 次の?~?のすべてを満たす者を合格とする。

 

但し、必修問題の一部を採点対象から除外された受験者にあっては、 必修問題の得点について、38点以上/47点、37点以上/46点、36点以上/45点、36点以上/44点、35点以上/43点または34点以上/42点とする。

 

一般問題・状況設定問題は相対基準でボーダーラインは毎年変動.

◆104回保健師国家試験の合格基準◆

看護師国家試験と異なり、必修問題はなく、一般問題と状況設定問題のみ。また、合格基準は絶対基準で、例年60%が合格となっている。一般問題と状況設定問題から構成され、午前55問、午後55問の110問。一般問題は1問1点、状況設定問題は1問2点。 一般問題を1問1点(74点満点)、状況設定問題を1問2点(70点満点)とし、 次の合格基準を満たす者を合格とする。

◆101回助産師国家試験の合格基準◆

保健師家試験と同様、一般問題と状況設定問題のみ。合格基準は絶対基準で、例年60%が合格となっている。一般問題と状況設定問題から構成され、午前55問、午後55問の110問。一般問題は1問1点、状況設定問題は1問2点。 一般問題を1問1点(75点満点)、状況設定問題を1問2点(68点満点)とし、 次の合格基準を満たす者を合格とする。

 

但し、一部の問題において採点対象から除外された受験者にあっては、総得点86点以上/142点となる。