都立墨東病院コロナ確認の病棟で新規入院一時停止~新たに看護師ら5人感染、医師ら23人自宅待機も
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は14日、職員らが新型コロナウイルスに感染するケースが相次いでいる都立墨東病院(墨田区、一般719床、精神科36床、感染症10床)について、新たに看護師2人と入院患者3人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。このうち患者1人が13日に死亡したことも明らかにした。【新井哉】
同病院を巡っては、対策本部が8日、一般病棟の看護師1人と、その病棟の入院患者3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。12日にも医師、看護師、患者のそれぞれ1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表していた。医師を除き、いずれも同じ病棟に係わっていた。
対策本部によると、今回感染が判明した5人も同じ病棟に係わっていたり、同室だったりした。濃厚接触者に該当すると考えられる職員23人(医師5人、看護師等16人、診療放射線技師2人)を自宅待機とした。今後の診療については、「感染拡大を防止するため、当該病棟の新規入院患者の受入れを一時停止し、他の病棟で受入れを行う」と説明している。
ナースぷらす 編集部からのコメント
対策本部によりますと、今回感染判明の5人も同じ病棟に係わっていたり、同室だったりしました。濃厚接触者に該当すると考えられる職員23人を自宅待機に。今後の診療については、「感染拡大を防止するため、当該病棟の新規入院患者の受入れを一時停止し、他の病棟で受入れを行う」と説明しています。