高齢者への接種前に「徒手空拳で戦に向かう状況」~日医会長、コロナワクチン供給状況に見解

ナースぷらす 編集部からのコメント

日医の中川会長は4月7日の定例会見にて、来週より開始される高齢者対象のワクチン接種を前に、開業医を含む医療従事者のワクチン接種が十分進んでいないことを「徒手空拳で戦に向かう状況」と表現しました。

中川会長は3月16日時点で河野担当相に、医師や医療従事者が個別・集団接種の前に優先してワクチン接種が可能であることを確認済み。4月7日の会見当日にも同様の旨を再確認したうえでの発言です。

感染の現状が続いた場合、都市部などを中心に医療逼迫は避けられず、「次の緊急事態宣言が発令されるかどうか、ぎりぎりの状態」との認識を示しました。

<会見に臨む中川会長>

日本医師会(日医)の中川俊男会長は7日、定例記者会見で新型コロナウイルスの感染状況について所見を表明した。

来週から始まる高齢者のワクチン接種を前に、開業医を含む医療従事者のワクチン接種が十分進んでいないことを「徒手空拳で戦に向かう状況」と表現し、強調した。

医療機関での個別接種が本格的に始まる前に、医療従事者への優先接種について河野太郎規制改革担当相にも重ねて確認したことなどを説明した。【吉木ちひろ】

中川会長は、3月16日にワクチンの接種について河野担当相に、医師や医療従事者が個別・集団接種の前に優先してワクチン接種が可能であることを確かめていた。改めて会見当日の7日にも同様の旨を再確認したという。

現在の感染状況については、このままの状況が続けば、都市部などを中心に医療逼迫が避けられず、「次の緊急事態宣言が発令されるかどうか、ぎりぎりの状態」との認識を示した。

こうした状況の中で医師会としては、病院団体や全国の医療機関と連携して退院基準の周知徹底や後方支援医療機関の拡大、通常医療の一部を別の病院が肩代わりするなど調整を進め、各地の医療提供体制の「面としての機能」を強化していると説明。

一方で、人的・物的資源には限界があるとも訴え、感染防止策の徹底を継続するよう呼び掛けた。

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