看護補助員の結核、患者4人に感染した可能性も 長崎みなとメディカルセンター

ナースぷらす 編集部からのコメント

長崎みなとメディカルセンターは看護補助員の肺結核発症にともない、患者さんへの感染の可能性も明らかにしました。
結核の院内感染の報告が絶えないことから、厚生労働省は感染の恐れがある環境で「N95レベル以上のマスク」を着用するよう促してます。そのほか、結核に関する十分な知識を有しないまま医療機関に勤務する職員もいるため職員教育についても重要性を明記しています。対策のポイントとしては・「外来、病棟における結核疑い例の選別(画像診断、菌検査)」・「医療機関の実状に応じた優先診療の検討」・「結核と診断された者又は疑いのある者への対応(サージカルマスクの着用、一般患者との隔離など)」・「他疾患で入院中の者で結核合併が発見された場合の対応(届出、隔離、転院、接触者健診など)」・「細菌検査室、気管支鏡検査室、病理解剖室等での注意」などをあげています。(参照:厚生労働省「結核院内(施設内)感染対策の手引き」)

長崎みなとメディカルセンター(長崎市、513床)は、看護補助員の肺結核発症に伴い、患者4人が感染した可能性のあることを明らかにした。435人に接触者健康診断を行ったという。【新井哉】

同センターによると、看護補助員が2018年11月20日、肺結核の遺伝子検査(PCR)で陽性となり、結核と診断された。接触者健康診断の対象者にIGRA検査(インターフェロンγ遊離検査)を2回実施。21人が陽性となった。

17人の陽性者は過去に結核に感染していたと判断されたため、感染した可能性が考えられる接触者は4人だった。このうち2人に抗結核薬による予防内服を開始。残る2人に関しては、「本人の希望により胸部レントゲン検査を定期的に行っていく」としている。

<PR>日本最大級の看護師の転職サイト