麻疹患者数、過去10年最多上回るペースで増加 三重県で宗教団体の研修会参加者ら中心に拡大

ナースぷらす 編集部からのコメント

インフルエンザの流行が連日報道されていますが、麻疹の感染拡大にも歯止めがかからない状況であり看護の現場で警戒が求められます。麻疹の患者報告数は過去10年間で最多だった2009年を上回るペースで拡大しています。三重県では宗教団体の研修会参加者を中心に感染が拡大し、患者の家族内での四次感染にいたる事例も報告されています

麻疹の患者報告数が、過去10年間で最も多かった2009年を上回るペースで増えていることが5日、国立感染症研究所が公表した患者報告で分かった。宗教団体の研修会の参加者や国際空港の利用者などの報告が相次いでおり、感染の拡大に歯止めがかからない状況だ。【新井哉】

同研究所によると、19年の患者報告数(1月30日現在)は113人で、1週間当たりの報告数は09年の2倍超となっている。

都道府県別では、三重が41人で最も多く、以下は大阪(28人)、愛知(12人)、東京(10人)、岐阜(5人)、和歌山(4人)、広島(3人)、栃木と沖縄(共に2人)などの順だった。

三重県では、宗教団体の研修会の参加者らを中心に感染が拡大している。同県によると、初発患者からの二次感染にとどまらず、三次感染や患者の家族内での四次感染が確認されているという。

愛知県でも1月30日、中部国際空港を利用した人が「麻疹陽性」であることが判明。同県は「患者と接触した人が麻疹に感染した可能性がある」として注意を呼び掛けている。

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