介護医療院が100施設超、厚労省公表 13都府県は未開設

ナースぷらす 編集部からのコメント

昨年4月から新たに創設された介護保険施設「介護医療院」が、昨年末の時点で113施設にのぼることが明らかになりました。介護医療院は、医療・介護・生活支援の機能を併せ持つ施設で、看護師の新たな活躍の場としても注目されます。都道府県別では、10施設の北海道が最多で、13都府県ではいまだに開設されていません。

2018年12月末時点の介護医療院の数は計113施設で、初めて100施設を超えたことが、厚生労働省の集計結果で明らかになった。3カ月前の前回の集計時よりも50施設増加。都道府県別では、6県で介護医療院への転換が進んだが、13都府県では未開設の状況だ。【松村秀士】

介護医療院は、医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者の「受け皿」として18年4月に創設された新たな介護保険施設。介護療養病床(機能強化型)相当の「I型」と、老人保健施設相当以上の「II型」に類型化される。

全国にある計113施設のうち、「I型」は68施設、「II型」は43施設、これらの混合が2施設だった。転換元で最も多いのは、介護療養病床(病院)の66施設で、これに介護療養型老人保健施設の27施設、18年度診療報酬改定後の療養病棟入院料1、または同2を算定している医療療養病床の21施設などと続いた。

都道府県別に見ると、10施設ある北海道が最も多く、以下は山口(9施設)、富山(8施設)などの順。一方、東京や神奈川、千葉、京都など13都府県ではいまだに開設されていなかった。

■介護医療院のベッド数、3カ月間で1.6倍余りに増加

18年12月末時点の介護医療院のベッド数は計7414床で、3カ月前よりも1.6倍余りに増えた。類型別では、「I型」が4672床、「II型」が2742床。都道府県別の最多は、北海道の606床。以下は富山(564床)、山口(562床)、広島(532床)などと続いた。

介護医療院の開設状況などについては、厚労省が集計し、3カ月ごとに公表している。

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