東京都立墨東病院の看護師コロナ感染、診療は継続~対策本部が発表、医師ら5人が濃厚接触該当

ナースぷらす 編集部からのコメント

都立墨東病院(墨田区)の20歳代の女性看護師(常勤職員・病棟勤務)が新型コロナウイルスに感染したと東京都新型コロナウイルス感染症対策本部が発表しました。
対策本部は、この看護師の勤務病棟について「新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない」と説明。同病院では手指衛生やサージカルマスクの着用などの標準的な院内感染対策を適切に行っているため、「所管の保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する」としています。
この看護師の発症日の2日前となる7月7日以降に接触があった患者・職員は同病棟の患者6人、看護師など25人。このうち、看護師3人と医師2人が濃厚接触に該当すると判断されました。

東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は13日、都立墨東病院(墨田区、一般719床、精神科36床、感染症10床)の20歳代の女性看護師(常勤職員・病棟勤務)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院では手指衛生やサージカルマスクの着用などの標準的な院内感染対策を適切に行っているため、「所管の保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する」としている。【新井哉】

<東京都立墨東病院職員の新型コロナウイルス感染に関する報道発表資料>

対策本部によると、この看護師は9日に病棟での日勤勤務後に帰宅。同日午後8時ごろから頭痛、倦怠感、咽頭痛が出現した。10日に同病院を受診。溶連菌検査で陽性となり、自宅待機を指示された。帰宅後、味覚障害と嗅覚障害が現れ、11日に同病院を再度受診。抗原検査を実施したところ「陽性」が判明し、感染症病棟に入院した。

この看護師の発症日の2日前の7日以降に接触があった患者・職員は、同じ病棟の患者6人、看護師など25人。このうち、看護師3人と医師2人が濃厚接触に該当すると判断された。濃厚接触者の5人については、12日にPCR検査を実施した結果、全て陰性だった。接触のあった患者6人は入院中で「健康観察を行う」としている。

対策本部は、この看護師が勤務する病棟について「新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない」と説明。同病院で陽性患者との接触歴はなかった。現時点では、この看護師と接触のあった患者・職員に「感染を疑わせる発熱等の症状はない」としている。

この看護師が業務を行っていた病棟、休憩室や動線などは12日に消毒を実施した。対策本部は「職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底を引き続き実施するとともに、感染管理担当(ICT)による巡回点検を強化する」と説明している。同病院では、医師や看護師らが感染するケースが相次いだため、厚生労働省クラスター対策班の助言を受け、院内感染対策に取り組んでいた。

都立病院職員の新型コロナウイルス感染を巡っては、対策本部が3日、都立広尾病院(渋谷区、一般396床、精神科30床)に勤務する20歳代の男性看護師(常勤職員・病棟勤務)が、新型コロナウイルスに感染したと発表。6月6日には、松沢病院(世田谷区、精神科808床、一般 90床)の病棟で看護ケアに従事していた40歳代の女性看護師(常勤職員)がPCR検査で陽性となったことを明らかにしていた。

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