感染再拡大に向け医療機関に検査などの対応要望へ~新型コロナウイルス感染症、日医が見解

ナースぷらす 編集部からのコメント

都内を中心に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が再び増加傾向にあることについて、日医の釜萢常任理事が「緊張感を持って感染の動向を今しっかり見ている」段階だと説明。
新規感染者発生が現在のペースで続くことで、入院適用となる軽症・中等症の感染者を収容する病床が逼迫する可能性があると指摘しつつ、日医側では抗原検査や唾液によるPCR検査の実施が可能な医療機関などに対応を求める方向で意見を整理し、近く発信する方針です。
このままインフルエンザ流行期に差し掛かると、発熱症状などがある患者について新型コロナウイルス感染症との判別が困難になることも予測され、日本感染症学会からも医療機関に求める対応について、近く指針が発表される見通しだといいます。

日本医師会(日医)の釜萢敏常任理事は1日の定例記者会見で、東京都内を中心として新型コロナウイルス感染症の新規感染者が再び増加傾向にあることについて「緊張感を持って感染の動向を今しっかり見ている」段階だと説明した。日医としては、抗原検査や唾液によるPCR検査の実施が可能な医療機関などに対応を求める方向で意見を整理し、近く発信する方針。【吉木ちひろ】

<日医の釜萢常任理事(1日、日医会館)>

釜萢常任理事は、新規感染者の発生が現在のペースで続くことで、入院適用となる軽症・中等症の感染者を収容する病床が逼迫する可能性があると指摘した。その上で、「新型コロナウイルス感染症以外の病気に対する治療が行える体制が維持できるかということについては、注視をしていかなければならない」とした。

また、今後について、地域で必要な病床数を算出する観点からも、感染の拡大の状況をできるだけ早く察知して対応をしていくことが重要だとした。医療機関では、受診者の動線を分け、感染防護策をできるだけ取ることなどが必要で、日医としての具体的な発信の内容や方法については会内の統一を図っているところだという。

インフルエンザの流行期に差し掛かると、発熱症状などがある患者について新型コロナウイルス感染症との判別が難しくなることも予測されることから、日本感染症学会からも医療機関に求める対応について、近く指針が発表される見通しだという。

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