1件当たり点数の前年比、入院2.2%増、入院外1.3%増~19年診療行為別統計

ナースぷらす 編集部からのコメント

6月24日、2019年の「社会医療診療行為別統計」の結果が厚労省より公表されました。
19年6月審査分として審査決定された医療保険制度のレセプトのうち、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)に蓄積されている全数を集計対象とした公表データによると、医科入院の1件当たり点数は前年比で2.2%増加、医科入院外は1.3%の増加となったことが判明。1日当たり点数もともに増加しています。入院は1.1%の微増だったのに対して、入院外は4.5%増と大きな伸びを示しました。

厚生労働省は6月24日、2019年の「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。それによると医科入院の1件当たり点数は前年比で2.2%増加、医科入院外は1.3%の増加となったことがわかった。1日当たり点数もともに増加。入院は1.1%の微増だったのに対して、入院外は4.5%増と大きな伸びを示した。

19年6月審査分として審査決定された医療保険制度のレセプトのうち、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)に蓄積されている全数を集計対象とした。医科入院についてみると、1件当たり点数は5万4226.2点で、前年に比べて2.2%増えた。1日当たり点数は3527.6点で、1.1%の増加。診療行為別の内訳では、「入院料等」が1249.4点(構成割合35.4%)で最も高く、これに「診断群分類による包括評価等」1090.3点(30.9%)、「手術」621.1点(17.6%)などが続く。1件当たり日数は前年比0.17日増の15.37日となった。

医科入院外の1件当たり点数は1377.1点となり、前年比で1.3%増加。1日当たり点数は914.6点で、4.5%伸びた。診療行為別では、「検査」(166.2点、構成割合18.2%)、「投薬」(134.7点、14.7%)、「初・再診」(132.4点、14.5%)の順に高い。1件当たり日数は1.51日で、前年から0.05日減少した。

一般医療、後期医療別でみると、医科入院の1件当たり点数は、一般医療5万2122.0点、後期医療は5万6215.3点となった。1日当たり点数は一般医療4105.9点、後期医療3139.9点。年齢階級別では「0~14歳」(6149.7点)、「65~74歳」(4005.2点)の順に高く、逆に最も低かったのは「75歳以上」(3170.5点)だった。診療行為別の構成割合を比較すると、後期医療は一般医療に比べて「入院料等」、「リハビリテーション」が高い半面、「手術」、「診断群分類による包括評価」は低い傾向が認められた。1件当たり日数は、一般医療12.69日、後期医療17.90日だった。

具体策では、行政への文書提出をワンストップで効率的に行うことができるように、事業所の指定に関する申請や介護報酬の請求に関する届出などの標準化と電子化について、2020年度中に検討し、21年度中の実現を目指すと明記。ケアの内容や高齢者の状態像の情報を収集するシステム(CHASE)の今年度中の本格稼働や、今年10月から実施予定の介護保険総合データベース(介護DB)とレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の連結にも触れた。

■後発医薬品の使用割合は3.6ポイント増の73.1%

このほか、新型コロナウイルス感染症への対応に関する項目を新設。20年度第2次補正予算で拡充された「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」を活用し、重点医療機関(新型コロナウイルス感染患者専用の病院や病棟を設定する医療機関)などへの病床確保料の補助や設備整備への支援、医療従事者や介護事業所の職員への慰労金の支給などを進めることを改めて記載した。オンライン診療やオンライン面会といった非接触サービスの提供を促す観点から、介護施設や医療機関におけるタブレットやWi-Fiの導入支援を強化する考えも示した。

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