経験のない感染症の現場では患者さんのケアに加え、院内感染のリスクや防止・対策と物理的にも心理的にも重圧もかかります。日本看護協会は感染症対策動画を公開しました。第1弾となる「個人防護具の正しい着脱(診察編)」でわかりやすく解説しています。
日本看護協会は9日、医療機関・介護施設などに勤務する看護職や他の職種が、現場で活用できる感染症対策の動画の第1弾を公開した。今後、第5弾までの公開を予定している。【齋藤栄子】
動画の第1弾は「個人防護具の正しい着脱(診察編)」で、約7分間にまとめられた。「COVID-19疑い患者の病室前」で、患者に触れる前に手袋、ガウンなどを装着するなどの手順を示した。
今後の公開予定のテーマは、▽ベッドサイドで行うケア・処置(吸引・オムツ交換編)▽COVID-19を疑う患者の検体採取の方法▽「3つの密」を避ける!(施設編)▽COVID-19の感染対策トリアージの考え方。
日看協作成動画「個人防護具の正しい着脱(診察編)」の一場面
出典:医療介護CBニュース