兵庫県病院事業会計決算「純損益は2年連続黒字」 地域医療連携推進や土地・建物売却益などで

ナースぷらす 編集部からのコメント

兵庫県は、2018年度の病院事業会計決算の概要を発表しました。18年度の経常損益は赤字でしたが、純損益は2年連続で黒字となりました。経常収益は、前年度比26億3700万円増の1328億2400万円。経常費用は、同31億2400万円増の1332億700万円でした。

兵庫県が公表した2018年度の病院事業会計決算の概要

兵庫県は、2018年度の病院事業会計決算の概要を発表した。同年度の決算に関しては、経常損益は赤字となったものの、純損益は2年連続で黒字を確保した。県は「地域医療連携の推進等による収益の確保及び費用の抑制に取り組むとともに、旧こども病院の土地・建物売却に伴う売却益等により、純損益は2100万円の黒字となった」と説明している。【新井哉】


県によると、18年度の経常収益は、前年度比26億3700万円増の1328億2400万円。新たな施設基準の取得や手術件数の増加などによって入院収益が増加したほか、化学療法の外来への移行による患者数の増加などによって外来収益も増えた。


経常費用は、同31億2400万円増の1332億700万円となっており、その理由については、▽診療機能の高度化に伴う医師などの増員▽給与改定による給与費の増加▽医業収益の増加に連動した材料費の増加-などを挙げている。


病院別の経常損益に関しては、県内の精神科医療の基幹的役割を担う、ひょうごこころの医療センター(神戸市北区)などの6病院が赤字だった。


県は、19年度の取り組みについて「丹波医療センターの開院に伴う患者調整等により、一時的な収支悪化が見込まれるが、各病院が、引き続き収益の確保、費用の抑制に努め、病院事業全体で経常黒字を目指す」としている。


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