• 2018年8月9日
  • 2021年11月12日

精神保健福祉士国家試験の試験日など公告 厚労省

 

心に病を抱えた人がスムーズに生活を営めるように、相談や生活支援、助言、訓練などを行う、「精神保健福祉士」は、精神科ソーシャルワーカー(PSW)と呼ばれる専門職の国家資格です。平均年収は350~400万程度と、それほど高くはありませんが、高ストレス社会と言われる昨今、精神保健福祉士の需要は急速に高まっており、今後ますます活躍が期待されます。厚生労働省は精神保健福祉士国家試験の試験日などを公告しました。

厚生労働省は、第21回精神保健福祉士国家試験の施行について官報で公告した。試験日は2019年2月2日と3日で、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の7カ所で行われる。【新井哉】

試験科目は、▽人体の構造と機能及び疾病▽心理学理論と心理的支援▽社会理論と社会システム▽現代社会と福祉▽地域福祉の理論と方法▽社会保障▽低所得者に対する支援と生活保護制度▽福祉行財政と福祉計画▽保健医療サービス▽権利擁護と成年後見制度▽障害者に対する支援と障害者自立支援制度▽精神疾患とその治療▽精神保健の課題と支援▽精神保健福祉相談援助の基盤▽精神保健福祉の理論と相談援助の展開▽精神保健福祉に関する制度とサービス▽精神障害者の生活支援システム―の17科目。

受験書類は9月6日から10月5日まで、社会福祉振興・試験センターで受け付ける。合格発表については、19年3月15日に厚労省と同センターに受験番号を掲示して発表するほか、同センターのホームページに合格者の受験番号を掲載する。

出典:医療介護 CBニュース