首都圏で水痘の流行拡大、一部地域で警報レベル 東京都が注意喚起、「ワクチン接種が有効」

ナースぷらす 編集部からのコメント

さまざまな感染症が流行を迎えており、看護師さんは予防法の周知徹底が求められます。今週、首都圏で水痘(水ぼうそう)の流行が拡大していることがわかりました。東京都はワクチン接種を「最も有効な予防策」としており、定期接種の対象者である1歳以上3歳未満のお子さんが確実に接種するよう求めています。

首都圏で水痘(水ぼうそう)の流行が拡大している。東京都は10日から16日までの週の都内の患者報告数が注意報基準を超えたと発表した。東京や埼玉、神奈川の3都県の一部の地域では警報基準を上回っている。都はワクチン接種が「最も有効な予防策」とし、定期接種の対象者(1歳以上3歳未満)に対して確実に接種するよう求めている。【新井哉】


この週の都内の患者報告数(小児科定点医療機関264カ所)は、前週比約38%増の定点医療機関当たり0.77人。31保健所のうち9保健所管内で注意報基準(1.0人)を上回った。注意報基準について、都は「注意報レベルにある保健所の管内人口の合計が、都全体の人口の30%を超えた場合」と規定しており、この週は9保健所管内の人口の合計がこの基準を超過した。


流行の拡大に伴い、警報基準(2.0人)を上回る地域が出てきた。都内では荒川区(2.75人)と墨田区(2.6人)の両保健所管内で警報基準を超えた。神奈川県は「茅ヶ崎市、横須賀市で警報レベル」と説明。埼玉県も「川越市保健所管内(2.13人)で大きく増加し、南部保健所管内(2.8人)からの報告が多い」としている。


水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスによって起きる急性の伝染性疾患。潜伏期は2週間程度で、頭皮や手足などに水疱が現れ、主に倦怠感、かゆみ、発熱を伴う。予防にはワクチン接種が有効とされている。


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