インフルエンザ患者倍増、東京の一部で「流行期」 学級閉鎖が続出、目立つA型

ナースぷらす 編集部からのコメント

ワクチン不足のニュースが相次ぐなか、東京都の一部でインフルエンザの「流行期」に突入しました。都内の11月5日~11日までの患者報告数が前週と比べて倍増しており、学級閉鎖の報告が相次いでいます。ウイルスの検出状況はA型の報告が目立っており、看護の現場では一層の警戒が求められます。

インフルエンザの感染拡大に伴い、東京都内で「流行期」に入った地域が出てきた。都内の5日から11日までの1週間の患者報告数(速報値)は、定点医療機関当たり0.45人で、前週と比べて倍増した。学級閉鎖の報告が相次いでおり、6つの保健所管内で流行開始の目安(1.0人)に達した。ウイルスの検出状況については、A型の報告が目立っている。【新井哉】


保健所管内別では、世田谷が1.25人で最も多く、以下は、みなと(1.11人)、中野区(1.1人)、新宿区、大田区、多摩小平(いずれも1.0人)、文京と荒川区(共に0.86人)、中央区(0.8人)、目黒区(0.75人)、葛飾区(0.62人)などの順だった。


流行が始まった地域では、保健所が警戒を強めている。みなと保健所管内では一部の地域で患者が急増しており、「芝浦港南地区」で流行開始の目安を大幅に上回る5.0人を記録した。このままのペースで患者が増えた場合、11月中にも注意報の基準値(10.0人)に達する恐れもある。


中野区保健所管内でも患者が急増しており、同保健所が14日に公表した「感染症発生動向調査情報集計結果」では、流行開始の目安を超えたことや、12日に2つの小学校で学級閉鎖が行われたことを取り上げている。ウイルスの検出状況に関しては、「簡易検査の結果は全てインフルエンザA型の罹患」と説明。保健所が採取した児童の咽頭拭いのPCR検査で「AH1pdm09型」が検出されたという。


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