• 2016年6月28日
  • 2021年11月12日

効率のいいファイリング方法とは

 

研修や勉強会などに参加したり、係を兼任したりしていると、いつの間にか関連資料が山ほどたまってしまったことはありませんか? 書類の整理は普段の看護業務と比べて優先順位が低いので、「後でファイリングしよう……」と、つい後回しにしがちですよね。でも、書類が整理されていないと、緊急で必要なときに探す時間がかかったりして看護業務に支障が出ることも。
今回は効率のいい書類のファイリングの方法についてご紹介します。

まずは不要な書類を断捨離する!

書類があちこちに散らばってしまっている場合、やってしまいがちなのは雑然とした見た目をよくするため、収納目的でとりあえずファイリングすることです。しかし、すでに不要なものまでファイリングしても、一時的に収納しているにすぎません。明らかに不要だと思われる書類は思い切って捨てることが大切です。

・自分のパソコンや職場にデータで保管されている
・書籍などからコピーしたもの
・すでに内容が古くなっている
・インターネットのサイト上に、似た内容が掲載されている

上記は、不要な書類の目安です。内容に目を通して、残す書類・捨てる書類に分別してみましょう。

ファイルの準備

大きめのものや頑丈なつくりのものは持ち運びには不便ですので、ファイルを選ぶ際は十分に用途を考えましょう。よく使用する資料はA4が多いので、同程度のサイズのクリアファイルが便利です。
また、提出期限があるものや早急な処理が必要な書類、あるいは緊急ではないがいずれ処理する書類を管理する場合、3つのファイルに分けるのがオススメです。

ファイルは「大至急」(処理を急ぐもの)、「やや至急」、「普通」などのように緊急・重要度に分けて書類を収納します。優先順位別に「赤」「黄」「緑」など、それぞれ違った色のファイルを使用するのもひとつの方法です。「大至急」に該当する書類のなかでもさらに緊急度の高いものには付箋を活用し、「1」「2」「3」と優先順位をつけるといいでしょう。ファイルの表紙に付箋で資料のタイトルを貼ると見やすくなります。

長期保管する場合は専用の置き箱に

書類を単に保管するだけの場合は、インデックスシールなどを活用し、書類名などを記載しておくと後から探しやすくなります。使用頻度は少ないけれど、捨ててはならない書類は専用の置き箱を作り、その中にファイリングした書類を入れておくといいでしょう。 書類をためたまま放置しておくと、知らぬ間にストレスも蓄積していきます。いざという時に困らないように、日頃から書類整理を心がけられるといいですね。

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