• 2015年10月7日
  • 2021年11月15日

顔色をよく見せるには?

 

朝起きたら顔色が悪い、疲れが溜まって顔色が冴えない…… そんな経験はありませんか? 看護師さんは不規則な勤務体系の方が多く、規則的な生活を送ることが困難な場合があります。規則的な生活が送れないとストレスが溜まったり、疲れが溜まりやすくなったりすることから、顔色が悪くなってしまうことも。 顔色が悪いと不健康に見えますし、老けて見える原因になります。

今回は、顔色をよく見せるために心がけたいことを紹介します。

顔色が悪くなる原因について

顔色が悪くなる原因はたくさんありますが、比較的若い女性で顔色が悪い人に多い原因は、「身体の冷え」「貧血」「疲れ(精神的なものも含む)」です。
顔には血管が集まっていて、たくさんの血液が流れています。この血液の量や流れによって顔色がよくなったり悪くなったりします。この理由から身体が冷えていたり、貧血や疲れによって血流が悪くなっていたりすると顔色が悪く見えます。
これら以外では、洗顔の仕方が間違っていたり、基礎化粧品が肌に合っていないものを使っていたりとスキンケアの方法が間違っている場合です。スキンケアを正しく行っていないと肌のごわつきや目の下のクマ、肌のくすみなどが起こり、顔色が悪く見えてしまう原因になります。

顔色の種類・パターン

一口に顔色が悪いといっても、身体に起こっている症状により、さまざまなパターンがあります。

顔色が青白い・・・身体の冷え、体温が低下していることが考えられます。平熱が35度台の人はこのタイプが多いです。また、下まぶたをめくると白っぽい場合は、貧血の可能性もあります。

顔色が赤い・・・発熱、高血圧症、のぼせ、自律神経のバランスが悪いなどが考えられます。

顔色が土気色・・・リンパ液の流れが滞っていることが考えられます。老廃物を排出できていない状態です。また、お酒の飲みすぎなど、肝機能が弱っている可能性もあります。

顔色を改善させる方法は?

では、顔色を改善させたりよく見せたりする方法についてお話ししますね。
例えば、「身体の冷えタイプ」や「疲れタイプ」は、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、ハーブティーなどリラックス効果のあるホットドリンクを飲むといいでしょう。お風呂に浸かることで体温が上昇しますし、カモミールやジンジャー、シナモンなどのハーブティーは身体を温める効果があります。また、カモミールやラベンダー、ローズなどは、リラックスによるストレス解消などの効果が期待できます。

「貧血タイプ」は鉄分の多いレバー、青のり、ホウレンソウなどを食べましょう。そのときにビタミンCが豊富な野菜や果物も一緒にバランスよく食べることで、鉄分の吸収が高まります。 「リンパの流れが滞っているタイプ」はマッサージがいいでしょう。マッサージにはいろいろな方法がありますが、簡単にできる耳マッサージがおすすめです。耳たぶを持ち、耳を引っ張ったりグルグル回したり、耳を揉んだりして耳全体を1分程度動かします。耳の後ろにはリンパ節があるため、耳を動かすことでリンパの巡りをよくすることができます。鎖骨のくぼみ、わきの下などにもリンパ節があるので、マッサージ前後に軽く押しておくとより効果的です。
また、お酒が原因で「肝臓が弱っているタイプ」は禁酒期間を設けましょう。肝臓の状態にもよるので禁酒期間が一概にどのくらいとは言いにくいのですが、頑張って可能な限り禁酒をしましょう。

顔色をよく見せるために “ごまかす方法” もあります。それはメイクで隠すことです。顔色を改善させる方法を行ってもなかなか結果が出ない場合がありますので、そんなときはメイクでごまかす方法を使いながら改善していくのがベストです。

次回は、顔色をよく見せるメイク方法についてお話しします。お楽しみに!

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