管理する立場の上司が何もしてくれないと、つい不満を感じてしまいますよね。しかし、そのぶん「自分や周りのスタッフたちの力でなんとかしよう」という「自立心」が育ちます。
自立心を養うことで、勤務環境改善に向けて創意工夫する力も同時に育っていきます。たくましくて頼りがいのある先輩になれるチャンスでもあるのです。
デキる看護師は、自分がどんな状況下で失敗を起こしやすいのか、きちんと分析しています。
例えば、「タスクを忘れることが多い」「何度も確認しているのに記載漏れがある」といった仕事の抜けは、自己分析のためのスタディーになります。分析上手になることが、仕事をスムーズに進めるための近道ですよ!
「あいつの仕事に抜けがないことはない」で有名な私ですが(失礼な!)、自己分析は常に行っているのです。ただ、仕事にはまったく関係ないので、分析結果の公表は控えさせていただきます。……そろそろ皆さまから、「だいたい想像がつく」といわれそうです(笑)。

体力がない人は、身体に無理をさせないために行動を工夫してムダなく動くことができます。つまり、自分に体力がないことがわかっているからこそペース配分ができるということ。
また、職場ではハードに動く機会がどうしても多くなるので、「体力づくりができる!」と考えることもできますよ。
私は、マラソン大会で張り切ってスタートと同時にフルパワーで走り、早々に脱落するタイプでした。なにごとも、ペース配分って大切ですよね。
ただ、飲み会ではアルコールのペースメーカーとして活躍しているのです!
……迷惑がられているのは知っています。

「自分たちの職場環境は、自分たちでよくしていく!」。こんな考えの人が集まった職場は、とても働きやすそう。私の場合、甘やかされると地の果てまで甘えてしまうので、何もしてもらえないくらいがちょうどいいかもしれません(笑)。