ビューティーレクチャー 花田真理のキレイのための基礎知識

化粧直しの裏ワザ<後編>

第8回目

内勤の職業の方より、動き回ることが多く化粧崩れしやすい看護師さんに、知って得する「化粧直しの裏ワザ」を紹介します。後編は、【3】肌がくすんでいる、【4】マスカラやアイライナーが滲んで目の周辺が真っ黒になっている、【5】口紅がムラになっている状態の化粧直し方法をお届けします。

【3】 肌がくすんでいる
午後になると肌がくすんでしまうこと、ありますよね。ファンデーションなどの色味が原因になっていることもありますが、血行が原因の場合もあります。血行をよくするためには、耳を引っ張ったり、揉んだりする耳マッサージをするのがおすすめです。耳の後ろにはリンパ節があるため、耳を動かすことでリンパの巡りをよくすることができます。鎖骨のくぼみ、わきの下などにもリンパ節があるので、マッサージ前後に軽く押しておくとより効果的です。もちろん化粧直しで改善する方法もありますので、これらの方法を組み合わせるとよいでしょう。

~化粧直し方法~
肌がくすんでいる場合は、前回【1】や【2】で紹介した方法の仕上げに使用するフェイスパウダーをパール入りのものにしましょう
パールが顔のくすみを飛ばしてくれて、綺麗に見せる効果があります。さらに、ピンク系色のフェイスパウダーは、明るく血色のいい自然な色白肌に近づけることができます。ホワイトは白浮きしやすく、オークルはくすんで見えてしまうことがあるので、自然さを出したい場合はピンク系色のパウダーを使用してください。

【4】マスカラやアイライナーが滲んで目の周辺が真っ黒になっている
マスカラやアイライナーなどアイメイクが滲むこともありますよね。多少滲みがある場合は滲んだ部分を取ってしまえばよいのですが、アイシャドウやアイライナーの崩れが酷い場合はファンデーション同様、一度落としてからつけ直すと綺麗に仕上がります。 アイメイクの化粧直しで必要なもの、それは「乳液+綿棒」です。
黒く滲む原因のほとんどはマスカラやアイライナーによるもの。マスカラやアイライナーにも油分が含まれています。乳液を使用することで黒く滲んでしまった箇所は綺麗になります。
アイメイクの場合は細かい部分が多いので綿棒といいましたが、目元など少し広い部分をリセットしたい場合は、【2】で紹介したように、スポンジorコットンと綿棒を組み合わせるとよいでしょう。

~化粧直し方法~
まず、綿棒に乳液を含ませます。この乳液を含ませた綿棒を使用して、目の周辺の黒く滲んでしまった箇所を取っていきます。
乳液で取った後は、パウダリーファンデーションかフェイスパウダーをつけるようにしましょう。これを行わず乳液の油分が残った状態で化粧直しをしても、マスカラやアイライナーなどのアイメイクが滲んでしまうためです。滲みが少ない場合はこれでおしまいです。
一度落としてからつけ直す場合は、この後にアイシャドウやアイライナーなど必要なアイメイクをしましょう。
涙袋の部分にパールが配合された少し光沢のあるベージュ系や薄いピンク系のアイシャドウをつけると、涙袋がふっくらした印象になります。明るく若々しい目元に見せたいときにおすすめです。目の下やアイシャドウをリセットするだけでも、印象はかなり変わりますよ。

【5】口紅がムラになっている
食事の後は口紅が取れてしまいますよね。口紅がついている所と取れている所があってムラになっている状態では、せっかくの化粧も台無しになってしまいます。
口紅は取れたら上から塗ってしまえば問題ないと思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、その方法だとあまりよくありません。口紅も一度落としてからつけ直すのが綺麗に見せるポイントです
リップメイクの化粧直しで必要なもの、それは「リップクリーム+綿棒」です。リップクリームにも油分が使用されているため、口紅を落とすことができます。

~化粧直し方法~
綿棒にリップクリームをたっぷりつけます。その綿棒で口紅を落としていきます。
リップクリームを使用することで、化粧直し前に唇にしっかり潤いを与えるのもポイントの一つ。乾燥したガサガサの唇に口紅を重ねても綺麗に見えないため、この工程は重要です。
余分な口紅が落ちたら口紅を塗りましょう。口紅を塗ったらティッシュオフを行い、唇に馴染ませると落ちにくくなります。
時間があるときはリップライナーで輪郭を描き直すとより綺麗に見えますよ。また、グロスを使用することで唇に艶が出て若々しく見えるのでおすすめです。

最後に

化粧直しの際にファンデーションを何度も重ねると、厚化粧に見えたり、崩れがよりひどくなってしまいます。
一度落としてからファンデーションを使用する際には問題ありませんが、軽くお直しする場合にはフェイスパウダーを使用するようにしましょう。また、化粧品の中には化粧崩れしやすいものと、しにくいものがあります。購入した化粧品を使用してみて、普段より化粧崩れが激しい場合は化粧もちが悪い化粧品かもしれません。そのような場合は化粧品自体を見直す必要があるでしょう。
化粧直しはポイントを押さえて行うことで、朝に化粧をしたときのような綺麗な状態に戻すことが可能です。
自分がどのように化粧崩れをするタイプか分析し、朝使用する化粧品と化粧直しで使用する化粧品を変えてもいいかもしれませんね。

プロフィール

花田 真理(はなだ まり) 薬剤師/美容家

大学卒業後、調剤薬局に勤務。その後化粧品業界へ転職し、薬事・商品研究開発・総括製造販売責任者等の業務に携わる。現在は、自身のブランド(化粧品「MarryMemory」、ハーブティー「Doctor&Pharma」)を立ち上げ、薬剤師兼美容家として活動中。

Doctor&Pharma : http://www.doctor-and-pharma.co.jp/

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