人の意見に納得する一方で、ほかの人の意見にも「そういう考え方もありだなぁ……」と左右されやすいのは、幅広い意見を受け入れられる器を持っているということ。
人の意見を否定せずに受け止めることで視野が広がり、さまざまな視点から物事を考えることができますよ!
看護師は自立心の強い人が多いため、何でも一人でやろうとしてしまいがち。
人に手伝ってもらうと申し訳なさを感じるのは、相手への感謝と思いやりの心、そして謙虚さを持っているということ。手伝ってもらったぶん、いつかあなたも困っている誰かの力になってあげましょう!
「人の好意には甘えろ」をモットーに生きてきた私なので、恐縮するばかりでございます。みなさま、このご恩はいつか必ず……!
でも、そのくらい自分の足で立っている人じゃないと看護師という職は務まらないんだろうなぁ。

確たる根拠がないまま思いつきで動いてしまうと、後から悩んでしまうこともありますよね。
ただ、看護に必要なのはエビデンスだけではありません。「理由はないけど気になる!」という直感が、あとで功を奏することもあるのです。「直感」は、患者さんの異常を早期に発見したり、常識にとらわれないアイデアを実践したりするのに必要な要素でもあるんですよ。
私は「第六感」ってあると思うんです。なので、先輩に「なんでそう思ったのかわかるように説明しろ」と、問いつめられるようなシリアスな場面で、「女の勘です」と自信マンマンに言い放ったことがあります。
この後、先輩が怒り狂ったのは言うまでもありません。

私も人の意見を聞いていると、「おもしろい考え方だなぁ」と感心することが多いです。一つの意見しか受け入れられないなんて、なんだかつまらないですよね。 でも、年をとるにつれて考えが凝り固まってしまうというし……まぁ私はまだそんな心配いらないですけど! (強がり)