看護師が冬に転職するメリットと心得、注意点を解説!|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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看護師が冬に転職するメリットと心得、注意点を解説!

2021.06.17 2021.06.14

さまざまな事情から、「冬」に転職を行うケースもあると思います。しかし……。求人動向から判断すると、看護師の転職活動に有利な時期は年始や秋口。だからこそ、「冬の転職には少し不安を感じる」という方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、看護師が冬(ここでは、12月〜2月に限定します)に転職を行うメリットや、その時期の転職活動における心得・注意点について詳しく解説します。

(目次)

求人動向から見る冬の転職の特徴

まずは、看護師が冬(12月から2月)に転職するときの“求人動向の特徴”についてみていきましょう。

看護師の求人動向の特徴

看護師の求人が増加するのは、1月、6月から7月にかけてと、9月頃。1月や6月から7月にかけては、ボーナスの受給後に退職する人員を補うため。9月は、規模の大きな施設において人員強化が行われるため、というのがその理由です。それをふまえると、冬に転職を目指す場合は、1月が狙い目といえるでしょう。

一方で、年末年始を控えて社会全体が多忙になる12月は、長期休暇を取得する職員も多いことから、求人を出す施設は減少傾向にあります。

新型コロナウイルス感染症の影響による求人動向の変化

新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の拡大により、求人動向にも変化があらわれています。新型コロナの拡大にともなって、業績が悪化する企業や病院施設などが増加。その影響から社会全体の求人が2020年4月を境に大幅に低下しているのです。

公益社団法人全国求人情報協会の調査によると、医療・福祉サービスの求人は、2020年1月と2021年1月を比較して-11.0%となっています。患者さん側の受診控えも重なって、病院施設などの運営は今後の見通しが立たない現状です。そうした状況下において、しばらくは“転職活動に最適な時期”と“不利な時期”の明確な線引きがなくなるかもしれません。

その一方で、感染症の対策や管理に特化した看護師向けの求人が、病院施設や保健所から出ています。自身の臨床経験や所有する資格などに応じて、好条件の求人情報があった際は、選択肢のひとつとして検討してみましょう。

看護師が冬に転職するメリット

「転職活動に有利な時期は年始や秋口」とお伝えしましたが、冬に転職を行うからこそのメリットもちゃんとあります。

最適な求人を見つけやすい

1月は、12月のボーナス受給後に退職した人員を補うために、さまざまな施設から求人が出されます。幅広い選択肢から自分に合った転職先を選びたい人には、絶好の転職時期といえるでしょう。

ライバルが少ない

前述のとおり、看護師の求人は1月に増加する傾向にあります。しかし、年末年始は何かと忙しい時期。このタイミングで積極的な転職活動を行う求職者は、そう多くありません。つまり、年末年始は比較的ライバルが少なく、案件ごとの倍率が高くなりにくい時期ともいえるわけです。なお、1月の採用を目指すのであれば、年末年始から転職活動を進めるのが良いでしょう。

思わぬ求人に出会える可能性がある

人員不足を早急に解消したい施設であれば、時期を問わずに求人を行っています。そして、即戦力を求める募集のなかには、思わぬ好条件が提示されているものもあります。冬に転職を成功させたい方は、「求人が少ないから」とあきらめずに、こまめに情報を確認するようにしましょう。

じっくりと転職活動に取り組める

人事異動が少ない2月は、社会全体の流れが比較的落ち着いているため、採用担当者も求職者とじっくり向き合うことができます。したがって、自分の臨床経験やキャリアプランなどをきちんとアピールしたい人には、絶好のタイミングといえるでしょう。

診療科の希望が通りやすくなる

大学病院や総合病院に転職する場合は、「3月までに内定を取ると希望が通りやすい」といわれています。4月の配属に向けて、病院側が早めに希望を把握する必要があるからです。つまり、冬に転職すると春からの配属に向けての下準備が進めやすい=診療科の希望が通りやすくなる、というメリットもあります。

看護師が冬に転職するデメリット

ここまで冬の転職のメリットを紹介してきましたが、その一方でデメリットもあります。まずは不安材料を確認し、影響を最小限に抑えられるように工夫してみてください。

冬のボーナスを受給できないケースがある

冬の転職を目指す場合、無計画に転職活動を進めてしまうと、「冬のボーナスを受け取れなかった!」という事態が起こりえます。冬のボーナスを受給するためには、支給日に在籍していることが条件のひとつ。支給対象期間中に勤務していても、支給日に退職していれば受け取れません。冬の転職活動では、ボーナス支給日を確認したうえで、最適な退職のタイミングを考えましょう。

求人が限られる場合もある

何度もお伝えしているように、冬のなかでも12月、2月は求人が少なく、1月は求人が増加する傾向があります。タイミングによっては、選択肢が限られたなかでの転職活動になるでしょう。

入職時の研修や引き継ぎが受けられない可能性が高い

年度途中に入職すると、院内研修や引き継ぎなどが手薄になる可能性が高くなります。特に多忙な12月は、入職者教育やサポートを行う担当者にも余裕がありません。冬の転職では、「手厚いサポートが受けられない可能性がある」ということを理解しておきましょう。

過剰に厳しさを感じてしまう場合もある

「手厚いサポートが受けられない可能性がある」ために、新しい職場になじむまでに時間がかかってしまうことも考えられます。そのため、前の職場との違いにとまどったり、新しい環境に対して過剰に厳しさを感じたりする場合もあるでしょう。なかには、特に年末年始は、誰もが多忙で、ピリピリした状況になりがちです。環境の変化に不安やストレスを感じやすい人は、冬の転職に向いていないかもしれません。

冬の転職を成功させるポイント

メリット、デメリットを理解したところで、看護師が冬に転職を成功させるためのポイントについても確認してみましょう。時期によっては、あわただしいなかでの入職となるため、「年度はじめとは、まったく違う環境である」という点を理解しておくことが大切です。

早めに計画を立てる

冬の転職を成功させるには、“年末年始のあわただしさを迎える前”に準備を進めることが大切。年明けの入職を目指して、じっくりと転職活動を進めたいのならなおさらです。希望の入職時期から逆算して、2カ月から3カ月前には、情報収集などの準備をはじめるとよいでしょう。

無理に転職時期を早めない

年末年始の休暇を控えた12月は、施設内が非常に慌ただしく、入職しても教育や十分なフォローが受けられないかもしれません。また、入職しても新しい職場に慣れるまでに時間を要したり、自分の能力を発揮できなかったりする可能性もあるでしょう。それをふまえて考えると、焦って12月に転職するよりも、求人件数が増加し、入職後のフォローも受けやすい1月を目指すのがおすすめです。

謙虚な姿勢で業務に取り組む

年度途中の冬に入職すると、たとえ教育体制が整っていなくても、即戦力としての動きを求められがち。したがって、どんな状況においても場になじみ、持ち前の能力を発揮できるように、自ら努力する必要があります。常に学ぶ姿勢を忘れず、謙虚な姿勢で業務に取り組むように心がけましょう。

転職エージェントを利用する

多忙な年末年始の時期に、現職での仕事をこなしながら、転職活動を行うのは意外と大変です。1月が転職の狙い目だとわかっていても、計画的に情報を集めるのが「難しい!」と感じる人もいるでしょう。そんなときに活用したいのが、転職エージェントです。看護師専門の転職エージェントなら、冬ならではの転職事情を把握したうえで、最適な情報を受け取ることができるはず。また、それぞれの事情に沿った転職のベストタイミングや計画の立て方などについてもアドバイスが受けられます。効率よく転職活動を進めたいのなら、ぜひ活用してみてください。

万全の準備で冬の転職を成功させよう!

冬の転職には、独自の注意点もありますが、しっかり準備を進めればきっと成功につながります。「冬はライバルが少ない時期だから」と気を抜かずに、入念に転職準備を進めるようにしてください。もし、ライバルに勝つための転職準備の進め方がわからないなら、看護師専門の転職アドバイザーに相談するのがおすすめ。転職活動の進め方や自分に合った働き方について丁寧にサポートしてもらえますよ。

文:ブルーナ明子 元看護師・助産師

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<参考・文献>

1. 公益社団法人 全国求人情報協会 求人広告掲載件数等集計結果(2020年12月分)
2. 一般社団法人日本病院会他 新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況の調査(2020年度第2四半期)
3. 新型コロナウィルス感染症に関するお知らせ|東京都ナースプラザ