看護師などの「女性福祉ワーカー」は高ストレスという結果に|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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vol.008 ヘッドラインニュース

看護師などの「女性福祉ワーカー」は高ストレスという結果に

2018.07.31 2022.09.29

65歳以上の高齢者人口が全人口の約30%を超えるといわれる2025年に向けて、看護師や介護職といった女性福祉ワーカーの需要が高まっています。やりがいを感じる仕事ですが、ストレスを抱えることも多い職業です。ここでは、女性「看護師」「介護士」「保育士」(以下、女性福祉ワーカー)の職場ストレスの詳細を分析した結果と考察をご紹介します。

高ストレスの職業「女性看護師」「介護士」「保育士」

株式会社メディプラス研究所が調査した「ココロの体力測定2017」によると、女性看護師・介護士・保育士の職場ストレスは、ほかの職業を含めた女性全体の結果に比べて、高ストレス者の割合が多く、低ストレス者の割合が低いという結果になりました(参照:図1)。

【図1】女性看護師・介護士・保育士のストレスレベル分布

精神的・肉体的・対人的などストレスに囲まれた職場環境

現在、政府は働き方改革を進めていますが、これからの社会で必要不可欠な「女性福祉ワーカー」の高ストレスは大きな課題となりそうです。そのストレスの主な要因を見ていくと、看護師で特に高いのは「人命に関わる緊張感」「慢性的な人手不足」「仕事の業務量・労働時間」です(参照:図2)

【図2】「福祉ワーカー」と「その他女性有識者」の職場のストレス比較①②

参照:「看護・介護・保育 女性ワーカーの職場ストレスを調査。改善の鍵はリラックス”方法”」株式会社メディプラス研究所

看護師の業務上、人命と直接的に関わることは避けられませんし、看護師の多くはそれを覚悟した上で業務に取り組んでいると思います。ただ、人手不足や仕事量の部分はひとりの看護師ではどうすることもできない事情です。さらに、人手不足や仕事量の多さが、人命に関わるミスを引き起こすこともあるかもしれません。

まとめと考察

この調査結果を見ると、やはり、看護師の人手不足解消のために、新たな看護師の養成を促進するための制度作りや養成所への支援体制の構築、潜在看護師の復職へ向けた対策、活動が必要になるでしょう。今後、看護師の転職市場では、潜在看護師の復職に重きを置いた看護師紹介会社・派遣会社のPR活動や研修計画、説明会が鍵となってくるかもしれません。また、今回の調査では低ストレスだった福祉ワーカーが実践しているリラックス法に、「自然と触れ合う体験」や、鏡を見たりフェイスマッサージをしたりする「セルフケア」が挙がっていました。実際に、「長期の旅行を一年に一回行くことで仕事を頑張れる」や、「仕事を辞めたら海外をゆっくり旅したい」など、仕事に追われる毎日から離れたいという声もよく耳にします。最近はリゾートナースなど、リゾート地で看護師の仕事ができる短期の求人もあります。今後は働きながらもストレスを低くできるような求人が注目されそうです。

文:看護師 水谷良介

データ引用元:「看護・介護・保育 女性ワーカーの職場ストレスを調査。改善の鍵はリラックス”方法”」株式会社メディプラス研究所

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