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看護師ヘッドラインニュース

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vol.004

2018年の診療報酬改定で、夜勤72時間ルールはどう変わる?~気になる変更ポイントを考察~

2018年の診療報酬改訂で変更が予想される夜勤「72時間ルール」。今回は、実際にどのような点が変更になるか、厚生労働省や日本看護協会などが発表したデータを元に考察してみました。

看護師の夜勤手当増額はあるの?

前回も触れたように、夜勤「72時間ルール」の根底にあるものは、夜勤負担の軽減です。夜勤は体力的な負担が重くのしかかるだけでなく、人員が少ない中での急変や看取りが発生することも多いため、精神的な負担も重なります。この夜勤負担の軽減に触れるうえで避けて通れないのが、賃金です。

看護協会の夜勤手当に関する調査資料によると、夜勤手当の平均額は2015年度の三交代制準夜勤で3,983円、深夜勤で4,953円、二交代制夜勤で10,711円という結果に。夜勤手当は2011年をピークに2014年、2015年と減少傾向にあります。負担の大きい夜勤の手当が下がる一方では、夜勤人員が少なくなってしまうのも当然です。また、夜勤手当の増額や加算制度があるかどうかを調査した資料では、実に全体の84%が「ない」と答えたという結果が出ています。病院個々の制度に任せている現状では改善は乏しいと考えられます。

参考:日本看護協会「『病院で働く看護職の賃金のあり方』の提案」

夜間配置の評価の見直しはあるの?

周知されているとおり看護師は人手が不足しており、夜勤人員を増やすのはなかなか難しいのが現状です。2016年の診療報酬改訂では、看護補助加算で、13:1一般病棟における看護補助者の夜間配置に評価がつきました。2018年の評価ではこの点数をさらに上げることや、10:1や7:1看護体制の病院でも対象となるような変更が予想されます。これは2016年の改訂に続くものであり、変更の可能性は高いといえそうです。

参考:厚生労働省「平成28年度診療報酬改定の概要」

看護師のニーズに合った制度の変更・促進はあるの?

看護師それぞれのニーズに即した制度の変更・促進はあるのでしょうか? 看護師一人ひとり、ライフスタイルはさまざまです。「独身のため家庭のことを気にする必要がなく、バリバリ稼ぎたい」「夜型だから、夜働いていたほうが楽」という考え方の人もいます。そのような働き方を求めている人なら、無理に日勤する必要はなく、夜勤だけでもいいでしょう。そこで現在採用されているのが、夜勤専従の看護師配置です。
夜勤専従看護師は通常の夜勤「72時間ルール」の制約がないため、専従スタッフがいることで、ほかの看護師の夜勤回数を減らすことができます。そのため、夜勤専従看護師の配置を行う医療機関が増えてきてはいますが、看護協会の調査資料によると、夜勤専従の看護師が「いる」と回答した医療機関は全体の38.7%となっており、まだまだ浸透していないのが現実です。しかし、診療報酬での優遇が制度化されれば、さらに実施医療機関は増えることも考えられます。このあたりも、2018年の診療報酬改訂で変更があるか注目されるところです。

参考資料:日本看護協会「『病院で働く看護職の賃金のあり方』の提案」

※注意※ここで紹介した記事は2017年1月に各データを元にして作成したものです。必ず施行されるというものではございませんので、あらかじめご了承ください。

文:看護師 水谷良介

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