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神奈川県

医療法人社団 葵会 AOI七沢リハビリテーション病院

AOI七沢リハビリテーション病院は、2018年8月に開院した新しい病院です。病床数は、245床。病院や介護老人施設、大学・専門学校、保育園などを全国に展開する葵会グループが運営しており、「すべては利用者のために」を基本理念に掲げて、リハビリテーションを必要とする地域の患者さんを受け入れています。看護部では、発症や受傷により身体の機能が低下した患者さんの痛み・苦しみをやさしく温かな心で受け止め、不安を軽減していただけるような看護を実践しています。教育体制の構築や退院支援や地域連携の強化など、看護部の体制づくりも順調に進んでいます。病院を率いる院長は脳神経外科専門で、患者さんの退院支援はもちろん、職員一人ひとりが活き活きと働けるような病院作りに力を入れています。患者さんも職員も、そこにいるだけで、あたたかな人のぬくもりを感じられる――そんな環境が、AOI七沢リハビリテーション病院にあります。なお、豊かな自然に恵まれた環境も、同院の魅力の1つとなっています。

すべては利用者のために――全職員が理念を共有し
退院後の生活を見据えた支援を!

やさしい心遣いで患者さんを受け止め、質の高いリハビリテーション看護を提供
貴院の成り立ちについて教えてください

2016年に閉院された神奈川県総合リハビリテーション事業団七沢リハビリテーション病院脳血管センターは、リハビリテーションの分野で長い歴史と実績をもつ医療機関でした。このたび、葵会グループが神奈川県より土地と建物の移譲を受けて、2018年8月に新たなスタートを切りました。病院の基本理念は「すべては利用者のために」当院の思いがすべて込められています。“患者さん”ではなく“利用者”という言葉を選んだのは、患者さんの日常生活を視野に入れて、医療・看護を提供しているからです。患者さんだけでなく、「職員一人ひとりのために」という思いも含まれています。開院して間もないものの、すでに温かな風土が根付いており、スタッフ間のコミュニケーションも活発。院長も普段から、「院長室の扉が開いていたら、気軽に入ってきていいんだよ」といっているくらいです。

看護部では、どのような理念を掲げていますか

「やさしい心遣いと地域に根ざした質の高いリハビリテーション看護を提供します」を理念に掲げています。私たちが看護をする相手は、思うように身体が動かすことができずにいる患者さんです。患者さんがご自身の機能障害を受け入れ、リハビリテーションを行って日常の生活に戻れるよう支援する看護師には、何よりも患者さんを思う気持ちとやさしい心遣いが求められます。相手を思い、やさしい心遣いをもって接することができる看護師を、私たちは求めています。

「2019年4月、当院は全病床を回復期リハビリテーション病床に切り替えました。医師の配置が多く、手厚い看護を行うことができます。リハビリテーション看護をじっくり学びたい人にとって、最適な環境があると自負しています」。
すべての職員が「患者さんのために」という共通の思いを抱き、実践する
具体的に、どのようなリハビリテーション看護を実践しているのですか

毎月のリハビリテーションカンファレンスを通じて、リハビリテーション科と情報を共有し、病棟内でも患者さんが安心して過ごしながらリハビリテーションを行えるような支援を実践しています。リハビリテーションカンファレンスは私たち看護師にとって、理学療法士や相談員の考え・情報を知るよい機会でもあります。このように常に連携を深めているため、チーム力がさらに高まるという効果も出ています。また、回復期リハビリテーション看護師の認定を受けた看護師が中心となって勉強会を開くなど、看護の質向上にも努めています。

今後の展望を教えてください

リハビリテーションを必要とする患者さんのなかには、回復の見込みが難しい方もいらっしゃいます。当院は、どのような患者さんであっても等しく受け入れ、退院支援を行っています。運営母体である葵会グループは介護老人施設やグループホームなども展開しており、引受先のない患者さんを支援することもできます。このグループメリットを最大限に活かしながら、今後も患者さんのためにできることを1つひとつ実践していきたいと願っています。そして、私たちが大切にしている「患者さんへの思い」や「やさしい心遣い」をもった看護師を受け入れ、この目標を実現していきたいですね。

「今後は地域連携室に看護師を配置し、退院支援や地域連携を強化していく予定。リハビリテーション看護やチーム医療に興味がある方に、ぜひ当院にご興味を持っていただけたらうれしいですね」と、池田看護部長。

大自然のなかに立つリハビリテーション病院で
新たなキャリアをスタートしました!

回復期を学びたかったことに加え、自然環境の素晴らしさに惹かれ入職を決意
AOI七沢ハビテーション病院に転職した理由を教えてください

看護学校を卒業後、茨城及び長野県内の病院に勤務。葵会グループが運営するAOI国際病院に転職し、急性期病棟で経験を積んできました。2018年に葵会グループがAOI七沢リハビリテーション病院を立ち上げることになり、応援部隊として参加。看護の環境や体制づくりに携わってきました。急性期の看護を学んできた私にとって、回復期リハビリテーション病棟はこれが初めて。「未知の領域を学んでみたい」という思いが芽生え、当院への転勤を自ら希望しました。またアウトドアが大好きな私にとって、大自然に囲まれた環境も、転勤を後押ししてくれました。

後輩指導を担当されているそうですね

当院には、リハビリテーション看護の経験がある看護師もいれば、ほとんど経験がなく入職した看護師もいます。そこで病棟の看護師一人ひとりの習熟状況を見ながら声がけをして、本人が自信をもって看護に取り組めるようなフォローを行っています。とくに経験の浅い若手看護師には、本人が「AOI七沢リハビリテーション病院で実現したいこと」を聞いたうえで、ノートを一冊作成してもらい、「現在の行動目標と1日の振り返り」を書いてもらっています。現場で後輩と一緒に考え、一緒に行動しながら、次のステップに進んでいけるよう課題を与えています。

手術室やICU、急性期病棟など、急性期の豊富な経験をもつ救仁郷さん。長野県の急性期病院時代、僻地病院に応援に行った経験を活かしてAOI七沢リハビリテーション病院でも、カルテ運用のマニュアル作成などを担当。
患者さん一人ひとりとじっくり向き合い、退院後の生活に向けて支援していく
リハビリテーション看護を経験してみての感想は?

短期間で患者さんが退院される急性期病棟に比べると、回復期リハビリテーション病棟は時間の流れがゆったりとしていて、患者さんとじっくり向き合うことができます。退院後を踏まえて、その方に合った生活プランをイメージし、日々のリハビリテーションに活かしていく――たとえばトイレに自分一人で行けるようになるなど、患者さんが1つできることが増える度に、看護師として大きな喜びを感じています。

最後に、今後の目標をお聞かせください

2018年に開院したAOI七沢リハビリテーション病院は現在、新たな仲間と一緒に看護の体制を築いているところです。今後の目標は、主任看護師として管理業務のスキルを高めていくこと。また、看護部の教育委員会に所属しているので、当院独自の教育体制を構築することも目標の1つです。自然豊かな環境にあるので、病院周辺を散歩するなど、この環境を活かしたリハビリテーション支援ができたらうれしいですね。当院は新しい病院ではありますが、医師や理学療法士との連携もバッチリできています。患者さん思い・仲間思いのスタッフが揃っているので、私たちと同じように「リハビリテーション看護を通じて、患者さんの退院後の生活を支援したい」と願っている方に、当院の仲間になっていただけたらうれしいです。

「新しい仲間を受け入れていくことで、AOI七沢リハビリテーション病院らしい“よいチーム”ができあがります。回復期の経験がない方も大歓迎。私たちと一緒に、患者さんのためにできることを考えていきましょう」。

患者さん一人ひとりとていねいに向き合いながら、
その方に合った温かな看護を実践できます!

生まれ育った場所でリハビリテーション看護に携わりたい――この目標を叶えるため、転職を決意
これまで、回復期の看護を中心に経験してきたそうですね

私は看護学校を卒業後、AOI七沢リハビリテーション病院の前身である七沢リハビリテーション病院脳血管センターに就職。その後、リハビリテーション病院や一般病院、ホスピスで経験を積んで来ました。そもそも、私が看護師をめざしたのは、祖母を介護する両親の姿を見てきたから。都内の病院に勤務していましたが、いつか地元に戻り、「地域の患者さんが最期までその方らしく、元気に暮らしていけるよう支援がしたい」という希望がありました。そんな時、AOI七沢リハビリテーション病院が立ち上がることを知り、転職を考えるようになりました。

看護の質向上を目的に、勉強会を開催しているとか

私は回復期リハビリテーション看護師の認定を受けており、この専門性を活かして、FIM(日常生活自立度)の定義や採点方法などを学ぶ勉強会をリハビリテーション科と一緒に開催しているほか、マニュアルの作成などを担当しています。勉強会といっても、一方的な講義をするのではなく、みんなで勉強してきたことを共有したり、教え合うようなスタイルです。まずは、各病棟に一名ずつFIMのスペシャリストを育成することが、当面の目標。最終的には、病棟の看護師全員がFIMの基礎知識や評価方法を習得してもらいたいと考えています。

「生活期に戻る患者さんを支援するリハビリテーション看護の経験を積むうちに、“生まれ育った土地で地域に根ざした看護を実践したい”と願うようになりした。AOI七沢リハビリテーション病院に転職したことで、夢が叶いました」。
AOI七沢リハビリテーション病院を、地元に根付いた温かな病院に育てたい
リハビリテーション看護のやりがいは、どこにあると思いますか?

私が勤務する6階病棟には、廃用症候群の方や、肺炎を患って身体機能が低下してしまわれた方、術後に体力が低下してしまった方を中心に、疾患により身体に麻痺が出てしまった方が入院されています。患者さんがその方らしい生活をできるよう支援していける点にリハビリテーション看護のやりがいがありますが、当院の場合はもう一つ、大きなやりがいがあると感じています。それは、仲間と一緒にリハビリテーション看護の土台を築いていけること。FIMの勉強会はまさに土台作りの1つで、仲間と学びながら「今、取り組んでいることが近い将来、患者さんの役に立つ」という実感を得ています。

貴院に転職を考えている方にメッセージを

「患者さんとじっくり向き合いたい」「患者さんに寄り添いながら、ていねいに看護をしていきたい」――そんな思いを抱いている方に、ぜひ入職していただけたらうれしいです。AOI七沢リハビリテーション病院には、看護師の皆さんが初心に戻って、前向きに看護に取り組み、看護のやりがいを感じられる環境があると自信をもってオススメできます。私たちと一緒に、AOI七沢リハビリテーション病院を患者さんに喜んでもらえる“地元に根付いた温かな病院”に育てていきましょう!

「勉強会では、仲間の看護師と一緒にFIMについて学んでいます。わからないことをみんなで勉強し、理解していく過程がとても楽しいですね。FIMの理解度が高まるのはもちろん、患者さんへの思いも仲間と共有する喜びも感じています」。

神奈川県厚木市の自然豊かな土地にあるAOI七沢リハビリテーション病院。深い緑に囲まれた環境にあり、思わず深呼吸をしたくなるほど澄み渡った空気に癒やされます。同院で働く看護師のみなさんは、この恵まれた環境のなかで、公私ともに充実した生活を送っています。それも、時間に追われることなく、じっくりと患者さん一人ひとりと向き合えているから。すべての職員が患者さんの退院支援を一番に考えており、チームワークを発揮しながら、「やさしい心遣い」を実践してリハビリテーション看護にあたっています。また、「投書箱」を設置して現場の意見を募るなど、開かれた看護部として環境改善の取り組みも進めています。七沢温泉や七沢森林公園がすぐそばにあり、休日に山登りやハイキング、バーベキューなどを楽しんでいる看護師も多いそうです。

医療法人社団 葵会 AOI七沢リハビリテーション病院

設立 2018年8月
所在地 神奈川県厚木市 七沢1304
企業の特色 回復期リハビリテーション病床:245床