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埼玉県

株式会社ウイズネット

1998年に設立したウイズネットは現在、介護付き有料老人ホーム・住居型有料老人ホーム・グループホーム・デイサービスなどの高齢者施設を運営するほか、保育園など地域福祉を推進する事業を幅広く展開しています。2016年にはALSOKを企業ブランドとして掲げるセキュリティサービス大手、綜合警備保障(ALSOK)のグループ会社になり、安定した経営基盤を確立しました。ALSOKとの連携で警備や防犯対策なども強化し、利用者さんをはじめお客様に安心・安全を提供しています。高齢者施設は約190か所あり、高齢化社会における地域の方々の生活を支えています。本社の医療連携部による医療相談などの看護師支援をはじめ、教育研修や、現場の指導体制もしっかり。福利厚生も万全で、長く安心して働けます。

利用者さんの性格や背景を知り
看護の見方が変わりました

治療ではなく利用者さん主体のケアに関わりたいと転職を決意
転職を決意された理由を教えてください。

2年ほど勤務した総合病院では点滴やバイタルチェックなどの業務に追われ、患者さんの背景も知らないまま治療の部分でしか関わることがありませんでした。一方、私の母も看護師ですが、老人ホームに長く勤めていて、普段から仕事の様子を聞いていました。看護師になって初めて利用者さん主体に関わる施設看護の良さが身に沁みてわかり、施設への転職を決意しました。母と同じ職場を選ばなかったのは、まだ地元以外のエリアでがんばりたかったからです。

御社を選ばれた決め手は何ですか。

本社面接のときにドアを開けた瞬間から、職員の方が明るく「おはようございます!」とあいさつしてくださり、雰囲気の良さにまず惹かれました。また他の施設は、病院を辞めた理由ばかり聞いてきたのですが、ウイズネットは違いました。ここで何をしたいかを重視される姿勢が、決め手になったと思います。看護師をサポートする部署として医療連携部があるので不安なく働けることも魅力でした。
仕事内容は、利用者さんの健康管理が中心です。朝出勤すると、スタッフから昨晩の様子について報告を受け、利用者さんのバイタルチェック薬のセットとともに必要な処置があれば実践し、そのほか緊急時の対応も行っています。

 

体調を整えるためにも、しっかり自炊もしている。「ここに来てから仕事とプライベートのバランスよく働けるようになり、気持ちにゆとりが生まれました。休日は愛犬とドッグランに行ってお散歩を楽しんでいます」と舩木さん。
ゆったりと流れる時間が、かけがえのないものになりました
これまで印象的だったことは。

入職して日が浅いので、まだ急変の経験はありませんが、尿の色がいつもと違い出血も続くという利用者さんがいらっしゃいました。施設には医師が不在なので、ある程度自分で判断しなければなりません。思った以上に知識が必要だと感じましたが、もう一人、看護師がいるのでそこは心強いです。2人で話し合って対処しましたが、判断に迷えば施設長やケアマネジャーに相談できる体制になっています。それでもわからないことがある場合は、施設長が医療連携部に連絡を取って指示を仰いでくれます。

やりがいは何ですか。

期待した通り、病院よりも利用者さんと関われる時間が多いことです。この前も利用者さんに軟膏を塗ったのですが、病院だったらさっと塗って終わるところを、「食堂でご飯を食べてから」と渋る利用者さんに戸惑うことなく、本人の気持ちやタイミングを尊重しています。ときにはたっぷり時間をかけて利用者さんの昔話を伺ったり、他愛ないお喋りを楽しんだり。会話を通して、利用者さんの性格や背景を理解するよう心がけています。こんな風にゆったりと流れる時間は、もうすでにかけがえのないひととき。病院には戻れません(笑)。施設看護師として、利用者さんにずっと向きあっていきたいと思います。

施設長の中山さんと。夜間緊急時などのオンコールは中山施設長が担当しているので、翌朝報告を受けるなどコミュニケーションの機会も多い。介護スタッフとの関係も良好。

利用者さんに寄り添う看護師たちを
全方位でしっかりと支えます

医療職との橋渡しから面接まで。看護師を総合的に支援する
御社の概要を教えてください。

地域福祉を積極的に推進し、入居施設サービス、通所および在宅介護・看護サービス、そして認可保育園や地域包括支援センターの運営などのその他の3本柱で事業を展開しています。看護師は入居施設のなかで配置義務のある介護付き有料老人ホームや訪問看護をはじめ、全部で300人近く在籍しています。ミッションは「必要な人に、必要なサービスを」。シンプルでわかりやすく、とてもいいですね。私はこの理念に心を打たれて入社を決めました。

「医療連携部」とはどんな部署ですか。

簡単にいうと介護と医療の間に立ち、訪問診療医や薬剤師などの医療職と施設を“中継ぎ”する本社の部門です。私を含めて看護師2名で運営しています。実際には医療面で何か問題が起きても、ほとんどが現場で解決できるのですが、時おり手に余る場合は私たちに連絡が来るので、施設看護師の代わりに訪問診療医などとやりとりしています。病院と違い、各施設に看護師は1~2名しかおらず、しかも医療職は看護師のみ。不安ですよね。ですから中継ぎ役以外にも、たとえば「利用者さんが感染症に罹ったがどうすればいいか」「食欲が戻らないので受診させたほうがいいか」といった、看護師のあらゆる医療相談にも対応しています。また新しく看護師を採用するときは、かならず面接に立ち会います。トータルに看護師を支援していますので、組織上、各介護付き有料老人ホームの看護師はすべて医療連携部と兼務の形にしています。

近松さんは数々の公的病院に勤務し、看護部長まで務めた。豊富な現場経験と指導者としての経験・知見を活かして全施設の看護師を支えている。
看護の本質がわかるから、恐れずにチャレンジしてほしい
教育・研修体制について教えてください。

2018年に「人財開発センター」を立ち上げ、ここで介護職も含め、新人研修から中途採用向けのキャリア研修、テーマ別研修など体系的に教育を行っています。キャリア研修は座学が1日、ケアなどに関する実技が1日と、合わせて2日間でていねいに導入を行っています。施設ごとの指導体制も整っているので、施設勤務の経験がない方でも安心して働いていただけます。看護師になって日が浅い方、ブランクのある方、定年を迎えた方でも大丈夫です。

最後にメッセージをお願いします。

施設看護師の仕事は、生活者としての利用者さんの体調管理のほか、訪問診療医が来たときに同行して利用者さん情報を伝える、内服薬を管理する、介護士と連携してケアにあたる、の大きく4点です。医療行為に携わるというより、利用者さんに人として寄り添うもので、看護の本質はまさにここにあると思います。看護師の働きやすさに関しては、とくに「夜勤がない」ということが大きいです。超過勤務もほとんどありません。ですから、たとえば病院勤務に疲れたとか、看護に自信を無くしたという方の“心のリハビリ”にも役立つと思います。また、介護付き有料老人ホーム以外の事業も展開しているため、描くキャリアに応じて働く場所も選択していただくことが可能です。看護のやりがい、楽しさを感じられる場所なので、恐れずにぜひトライしてください。

会社の方針として介護記録を電子化して誰でも見られるようにしたほか、iPhoneの貸与、リアルタイムのグループチャットなど業務のIT化も進んでいる。「今年中には全ての介護付き有料老人ホームに導入する予定なので、さらに仕事がしやすくなります」と近松さん。

現場第一の施設長のもと
多職種がいきいきと働いています

多職種との連携がスムーズ。看護師はオンコールなし
みんなの家・南中丸はどんな施設ですか。

【中山】閑静な住宅街にあるホームで、最初に訪ねたときは施設に向かう道がだんだん細くなっていくので「本当にこんなところにあるのかな」とびっくりしました(笑)。自然に囲まれた環境はとても落ち着きます。施設はオールユニットで、個別ケアにこだわっていて、利用者さん一人ひとりをきめ細やかにケアしています。とくにケアカンファレンスは毎月数時間かけてじっくり行っています。
【舩木】ケアカンファレンスには看護師も参加するので、利用者さん情報をしっかり共有できます。入職前のイメージと違ったのは、利用者さんが体調不良になったときの相談など、中山施設長やケアマネジャーがとても的確に対処してくださることです。オンコールも引き受けていただけるとは予想外でした。
【中山】現場に出ることが大好きで、なるべく利用者さんのそばにいたいので、ほとんど事務所にはいませんね。やはり現場を把握していないと適切な指示やアドバイスはできませんから。オンコールはグループホーム勤務のとき、看護師がいないことから担当していたので、私のなかでは当然の感覚です。看護師にオンコールがないことも求職者の方にとっては安心材料かもしれません。
【舩木】おかげで休日は心配なく遊びに出かけられます。残業もまだ1度もしたことがありません。また、病院から施設に移ったとき、自分のなかで「看護スキルが落ちるかも」と少し懸念していたのですが、そんなことはありませんでした。対応に悩んだら医療連携部に相談できますし、施設長もケアマネジャーも頼もしいです。介護職スタッフも人柄がよく、多職種の連携がとりやすい環境です。

ウイズネットの38事業所ある介護付き有料老人ホームの一つで、さいたま市見沼区にある「みんなの家・南中丸」。快適な居住空間を整えるとともにALSOKとの連携により安全体制もしっかり。利用者さんにはALSOKあんしんヨガ、ALSOあんしん体操といった独自の運動プログラムも提供している。
心に余裕を持って、利用者さんに寄り添える職場です
施設看護師に期待することは何ですか。

【中山】利用者さんにはさまざまな方がいて、病気ひとつとっても多様なので、日々こまめに会話をして変化に気づいてほしいと思います。舩木さんは若く経験も浅いので最初は「大丈夫かな」と心配していましたが(笑)、利用者さんが急に体調を崩したときに迅速に動き、ケアカンファレンスにも自分から出席する、と言ってくれました。とても前向きな人で期待しています。
【舩木】私も施設に来て、いろいろな気づきがありました。印象的だったのは糖尿病の利用者さんがお菓子を召しあがっていたことです。もちろん血糖値を見て医師の許可が出たうえですが、病院ならすぐ「没収」ですよね。
【中山】治療優先ではなく、どうすれば利用者さんが快適に過ごせるかを重視しています。食事関係でいうと、飲み込みが悪くなった利用者さんの食事にとろみをつけたりと、いろいろと試してみてうまくいかなかったことがあります。そのとき看護師さんがある栄養食を提案してくれて、やっと問題なく食べられるようになりました。施設長としては今後も皆の知恵を出し合って、利用者さんを支える環境づくりに努めていきます。
【舩木】働く環境としても、居心地がいいです。業務に追われることもなく、前のように「ちょっと待って」「あとで」と言わなくなりました。気持ちに余裕ができて、人としても優しくなれた気がします。ずっとここで働きたいと思いますし、求職者の皆さんにも自信をもってお勧めできる職場です。

施設長の中山さんは一念発起して介護の道へ。「業界大手で退職金制度もある」という理由で同社を選んだ。プライベートでは2人の子どもを育てあげ、仕事ではグループホームのホーム長などを歴任。

ウイズネットは業界大手の介護サービス会社。介護付き有料老人ホームをはじめ、グループホームなどおよそ190施設を展開しています。介護付き有料老人ホームはオールユニットタイプが中心で個別ケアに力を入れています。看護師は介護付き有料老人ホームを中心に勤務し、基本的に2人体制を確立。また本社に医療連携部を設置して、看護師の相談に応えるほか、施設に関わる医師や薬剤師などとの橋渡し役、採用面接の立ち合いなど、総合的に看護師を支援しています。教育については人財開発センターで体系的に実施しており、中途入社の方のためのキャリア研修にも力を入れています。施設での働き方はさまざまですが、看護師はいずれも夜勤がないことがポイントです。また、オンコール対応がない施設もあります。ゆとりある環境のもとでいきいきと働けます。

株式会社ウイズネット

設立 1998年1月
所在地 埼玉県さいたま市大宮区三橋2-795
病床数 192(2019年7月時点)
企業の特色 平成10年1月に設立した介護に特化した会社です。平成28年にALSOKの子会社となり、グループ入りをし、安定した運営基盤を確立。現在はグループ ホーム、有料老人ホーム、デイサービスなど介護に関する事業を展開しています。ALSOKとの連携で、警備や防災対策なども強化し、お客様にも安心・ 安全を提供しております。
従業員数 3,241人