乳がん患者さんが『より良く生きる』ための支援に徹する
われわれの提供する全てが三河乳がんクリニックの医療
貴院の特徴について教えてください。
当院の特徴は、『高水準の乳がん診療』『おもてなしのこころ』です。
はじめに、当院では診断にも治療にも高い専門性を誇るべく、知識・技術向上への飽くなき探求、何事にも謙虚で真摯な姿勢など、全職員が弛まぬ研鑽に努めています。そのうえで全職員が遣り甲斐とプライドをもち、そして生き生きと楽しく仕事をできるように職場環境を整備しています。また「病診て人を診ず」のごとき診療で患者さんは救われないことから、こころのケアも包括した全人的医療の実践を心掛けています。
また、乳がんに苦しみ疲れた患者さんが当院に来られたら、すこしでも安らぎ寛げるように“間と時を創りたい”との想いにより、細部までこだわりました。まず玄関では、『ようこそ』の言葉と優しいお顔のお地蔵さま(丹羽善久氏作品)がお出迎えです。寝たきりの患者さんが快適に入浴できる特殊浴槽室。その隣室には高級温泉のような信楽焼浴槽(マルイチ奥田陶器製)を備える浴室があります。乳房切除患者さんに温泉気分を味わっていただこうと特注しました。外来中の呈茶から、点滴中でも片手で食べられる化療食、季節を盛込んだ病院食、スイーツまでも提供する厨房(富士産業委託)。木のぬくもりを感じる柔らかな曲線が自慢の飛騨の匠の家具(飛騨産業製)などなど。
院内で提供する全てのものを私どもの医療と考え、大切にしています。

乳がんに悩む患者さんを全力で支える看護チーム
貴院で身につく力について教えてください。
当院の看護部門(ケアチーム)では、診療の全行程(外来⇔手術室⇔病棟⇔化学療法室、予防⇔再発⇔緩和)において、看護業務に携わる経験を積み学習することができるので、乳がん専門看護師としての真の自負と自信(プライド)を持てるようになります。これは専門施設ならではと思われます。また個々の乳がん患者さんとの関わりが広く深いものとなり、看護師としての大きなやりがいや喜びに繋がります。実際に当院で入職時から乳がん診療のベテランだった看護師はほとんどいません。目の前で苦しんでいる乳がん患者さんを日々支援するために、看護業務や学習に一生懸命になれる方ならば必ず活躍できるケアチームです。チームワークに努めながら、素直に自分の知識や経験不足を認め、諦めず精進を続けるなら、いつか本物の専門看護師になれるでしょう。
