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看護師の職場カルテ

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徳島県

徳島健康生活協同組合徳島健生病院

徳島健康生活協同組合(開設1961年)は県内約4万4000人を超える組合員に支えられ、医療・介護事業所14事業所を運営しています。なかでも徳島健生病院は内科、外科、整形外科、眼科などの急性期から在宅医療支援を行う訪問看護ステーションまでを幅広く担っています。年間の救急件数は約1,000件、年間手術件数は600件の2次救急病院で、県内の医療機関の中核となっています。また2019年には新病院建設プロジェクトがスタートし、2020年度に186床を持つリハビリ強化型地域包括ケアミックス病院として新棟が完成、CTやMRIなどの機器も一新します。一般内科をはじめ、さらに新棟でパワーアップされる多機能病院として地域に密着した「切れ目のない医療・介護の提供」ができる役割を自任されており、医療生協ならではの働きやすさとスキルアップを両立した職場の門戸が開かれています。

地域の方々と密接に関わりながら、
看護師が働きやすい環境と技術向上に尽力します

みんなで手を取りあう心を込めたケアで、地域の「命と健康」を守る中核に
徳島健生病院について教えてください。

【坂東】県内に4万人以上いらっしゃる医療生協組合員の皆さまからの出資金で運営している『生協の病院』です。当院は『一人ひとりが人間として尊重される社会をめざし、さまざまな人と手をつなぎ合い、保健・医療・介護の事業と運動を通して、健康で明るい地域をつくること』を理念とし、急性期医療から在宅医療支援まで幅広く事業を行っています。徳島は医療機関が比較的多い地域で、とくに、周辺には基幹病院とされる大病院が複数あります。当院の特徴は患者さんとの距離が近く密接なかかわり方をすること、健康づくりに向けた様々な地域活動に熱心に取り組んでいることだと思います。

密接な関わり方とは?

【野上】患者さんの病気の原因は家庭の事情や勤務体系など、ご本人の生活背景に隠れていることが多くあります。そこでコミュニケーションを深めることで、退院後の再発防止策として、環境をどのように整えて変えられるかを把握することまでを目標としています。患者さんやご家族、その周囲の方々とうまく連携しながら、こちらも主治医をはじめ看護師、薬剤師、リハビリスタッフなど多職種によるチームで患者さんにとってのベストなケアをすり合わせて提供できていると思います。

ほかの総合病院と大きく違うところは、との問いに「いわゆるトップダウンでなくみんなで話し合って考えようという雰囲気が強いことかな」と坂東さん。
2020年秋、新病院がオープン!広く快適な環境での療養を拡充します
働きやすさについてはいかがでしょうか?

【野上】私自身、子どもが生後10カ月のときに徳島健生病院に入職しているのですが、当時から時短勤務などの制度が整っていました。
【坂東】私は新卒で入職しているのですが、看護学校の友人がたくさん応募しているから、という軽い気持ちで徳島健生病院に入りました。周囲から、働きやすい職場だと聞いていて『ここなら長く働ける』と思って結局ずっと働いているので(笑)、よい職場だと自負しています。たとえば、サポート体制としては1年間のプリセプター制度があります。また3年目までは院内の症例検討会に参加してもらったり、院外の外部研修も積極的に薦めているので勉強できる機会も豊富です。
【野上】職種間の壁がなく、お互いに助け合う空気は今も昔も変わりません。あえてそうしようと呼びかけがあるわけではないのですが、それが当たり前のような環境になっていますね。

2020年秋に新棟が完成します。

【坂東】病棟が一新され、病室も広くなりますから職員の導線も良くなって、日々の仕事がよりスムーズに行えるようになります。当院の役割は、地域の皆さんが仲良く集い、安心して暮らしていくことのサポートをする、というところにあります。
【野上】当院は、他院と比べて患者さんやご家族と距離が近いと思います。学びたい方は全面的にバックアップしますし、より深い看護がしたいという方にはぜひ来てほしいですね。

地域での啓発活動や被災地への緊急支援などの経験も、全国組織である生協ならでは。「助けを必要としている人をみんなで助け合う。それが私たちの共通する思いです」

職場全体でお互いを信頼したサポート
新人もベテランもやりがいを感じられる環境

垣根なくチーム医療で問題解決。子育て世代にも働きやすい環境です
入職を決めたポイントを教えてください。

【神野】県内就職希望で、近所でも「徳島健生病院は優しい人ばかり」と評判だったので、友人と一緒に入職をしました。その友人は今も同僚です。
【松家】私も地元がいいと県内の病院を複数受けていました。そのときの面接で一番温かみを感じたのが決め手です。
【高橋】小さい頃から看護師になることが夢でした。祖母が徳島健生病院に入院していたのですが、お見舞いにいくたびに、職員の方が「みんな優しいな」と感じていました。その印象も強く残っていたので、大学時代に当法人の奨学金制度を利用して、そのまま就職しました。
【天野】私は県外の総合病院に入職したのですが、そこではリハビリや在宅支援に関われず、「急性期のその後」がずっと気になっていました。そこでトータルで患者さんをサポートできる徳島健生病院に転職を決めました。

入ってみて、実際の職場環境はどうですか?

【天野】職種間での情報共有がしっかりしているなと感じます。カンファレンスや委員会などに限らず、何かあるとサッと集まって相談をしあっています。
【松家】チーム関係なく集まりますよね。みんなが積極的に巻き込まれてくれるというか。一人で追い込まれる気持ちにならないのがありがたいです
【神野】公私問わず、話しやすいですよ。職種の垣根がなくてプライベートでも仲がいいです。

神野さんは1年間の県外研修後、病棟・外来を経て訪問看護へ。「同期だけでなく、先輩や他職種の方々も皆さん話しやすい方が多くてよかったです」。
みんなで助け合って信頼できる関係が魅力
人間関係がよさそうですね。

【神野】病院も訪問看護ステーションも同じだと思いますが、医師、介護福祉士、ケアマネジャー、薬剤師、リハビリスタッフなど、皆さんと普段から『顔の見える関係』ができていると思います。
【天野】患者さんにもたくさんお声がけしているスタッフが多いですね。新規患者さんもそのほとんどは地域住民の方なのですが、通院している患者さんから話を聞いて、信頼をもって来てくださる方も多いです。日頃から多くの患者さんとコミュニケーションを取っていることの賜物かもしれません。
【松家】希望休なども、そのまま通ることがほとんど。私は育児中ということで夜勤を免除してもらっていて、子どもの就学前までは出退勤の時間も調整していただいていました。

お仕事のやりがい、徳島健生病院で感じる魅力を教えてください。

【天野】術後の麻痺が残っている患者さんに、どうアプローチすれば力を引き出せるかなとみんなで考えて、その後回復に向かっている姿を見たときなどにやりがいを感じます。
【神野】訪問看護のなかで日々思うことですが、『患者さんが自分を待ってくれている』という気持ちを強く感じることが多くて、そんなときはやりがいがありますね。
【高橋】他院にいる看護師の友人から話を聞くと、患者さんと関わる機会は徳島健生病院にいる自分の方が多いなと感じます。研修制度で刺激を受ける機会も多いですし、何より楽しいです。
【松家】アットホームで働きやすく、プライベートも充実できる職場だと思います。

「緩和ケアで意思疎通が困難な患者さんと、ジェスチャーでやりとりして笑ってもらい、『これが看護なのかな』と感じたのを覚えています」と高橋さん。

気にかけてもらえる環境でしっかりと学び、
思いをくみとれる看護師をめざします

優しい先輩方に囲まれて、日々成長を実感できる職場です
転職の経緯について教えてください。

もともと大学を出た後、徳島健生病院で15年間ソーシャルワーカーとして働いていました。看護師資格を取れば知識と経験を活かして、患者さんとより深く関われるのではないかと思い、一念発起して看護学校に通って資格を取りました。現在は急性期病棟で主に整形外科と消化器外科に携わっています。看護師になって、半年がすぎましたが、最近ようやく自分の視野が広がってきたような感じです。まだ必死に走り回っているような気持ちですが、患者さんから「ありがとう」と言われるとうれしくなりますね。

研修についてはいかがですか。

入職して最初の2週間は現場に入らず、技術面などの練習をさせてもらい、それから病棟に配属されました。1年間はプリセプター制度がありますので、つねに気にかけてくださる先輩がいて安心感があります。今は看護師としての知識も技術もまだまだわからないことばかりなので、そんなときは迷わず先輩に聞くようにしています。3カ月目と6カ月目には到達目標を確認する機会があって、その場で先輩の皆さんに相談することができたのもありがたかったですね。

帰宅後も育児で走り回る忙しい日々を送る領田さん。休日の空き時間は趣味のランニング。「なんだか走ってばかりですね」と充実感に満ちた顔で笑う。
スタッフみんながフレンドリー。豊かなコミュニケーションが魅力
職場環境について教えてください。

初めて経験することには必ず丁寧な説明や指導がありますし、向こうからも声をかけてもらったりして、先輩の皆さんから気にかけてもらっていると感じます。誰にでも相談しやすく、職場の雰囲気はすごくよいなと感じています。医師やコメディカルの方々もみんなフレンドリーで、いろいろ聞いてくださいますし、こちらからも話しやすくてコミュニケーションが密に取れている環境なのかなと思います。プライベートも月5日まで希望休が取れて、子どもの学校行事などもしっかり出席できています。

今後の目標と、読んだ方へのメッセージを。

患者さんの観察やアセスメントをきっちりできる看護師になりたいです。そのための知識を身につけて、患者さんから「今日はキミでよかった」と言っていただけるようになる、というのが目標ですね。急性期病棟ということもあって一人の患者さんと接する時間も長くありませんので、限られた機会のなかでお気持ちやご希望などをくみ取れるようになれたらいいなと思います。人間関係も職場の雰囲気もとてもよい病院なので、これから入職・転職を考えておられる方も心配はないと思います。いろんな疾患の方がいらっしゃる病院ですし、勉強になる、スキルアップになる機会も豊富にあるのではないかなと感じています。

プリセプターの先輩には、知識や技術を教えてもらうだけでなく相談相手になってもらうことも。「とくに新卒の方には頼れる先輩方が多いので安心な環境だと思いますよ」と領田さん。

印象的だったのは職場の明るい雰囲気。撮影やインタビューの合間にも自然と笑顔の会話がこぼれ、皆さんの仲のよさを垣間見ることができました。徳島県内の病院のなかでもとくに地域に密着する同院は、急性期・慢性期・回復期と幅広く学べ、働き方も常勤・嘱託職員・臨時職員・パートまで柔軟性があり、年間休日数128日、育休取得率は100%と働きやすい病院です。子育てをされている方も、日勤のみ、時短勤務といったライフステージに合わせた選択肢が用意されています。何より職種の垣根がないフラットな環境が魅力的で、「ひとりで悩まず困っている人がいたらみんなで助け合おう」というスピリットが根付いていると感じました。それはこの先も変わらず、徳島県の地域医療に欠かせないものではないでしょうか。2020年には新病棟が完成し、さらに充実した職場環境に生まれ変わります。今後ますます患者さんと笑顔溢れる交流をする看護師さんが増えることでしょう。

徳島健康生活協同組合徳島健生病院

設立 1961年3月
所在地 徳島県徳島市下助任町4丁目9
企業の特色 186床で地域の中核を担っている同院は、年間救急件数が約1000件、年間手術件数が600件の2次救急病院です。一般内科~外科・整形外科・回復期、障害者病棟を有しており、様々な疾患を学ぶことができる病院です。特徴としては、整形外科はリウマチ、外科は消化器系が中心となっております。リハ ビリにも力を入れており、PT24名、OT12名、ST3名が在職と回復期専門病院と遜色ないリハビリスタッフが患者様を支えております。14の医療・介護事業所を有しており、県内で約44.000人の組合員がいる医療生活協同組合の中心的な病院です。