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静岡県

医療社団法人アール・アンド・オー 静清リハビリテーション病院

回復期リハビリテーション病棟として、地域の回復医療を担っている「静清リハビリテーション病院」。2004年の開設以来、急性期病院から退院した患者様を受け入れ、在宅復帰を目指したリハビリテーションを提供しています。2016年にはリハビリテーション病院として国内最大級となる250床に増床。そのほかにも、最新のリハビリテーション機器やフロア完結型の病棟の導入など、新しい取り組みにも積極的です。またチーム医療を主体とする同院は、医師や看護師、セラピストなど、院内スタッフとの連携も抜群。勤務形態や入職後のサポートも含めて、働きやすい環境が整っている点も魅力のひとつです。リハビリテーション病院の先駆けとして、今後は他施設や地域との連携を強化し、退院後の通所・訪問リハビリテーションまでを担うシームレスケアの拡充にも期待が寄せられています。

患者様を前向きな気持ちに。
大切なのは感性=思いやりです

医療環境の変化に対応する、リハビリテーションの専門病院として
貴院の概要についてお聞かせください

医療法人社団アール・アンド・オーは、静岡県を拠点とした5施設から成るリハビリテーション病院グループです。リハビリテーションを主軸とした医療・介護・在宅医療サービスをトータル的に提供しており、当院はその関連施設のひとつ。病床数250床は、回復期リハビリテーション病院としては国内最大級の規模を誇ります。基本理念は「身体の自立、精神の自由」。リハビリテーション科・脳神経外科・神経内科・整形外科・内科等の診療科目を標榜するとともに、他施設との連携による質の高いリハビリテーションの実現を目指し、地域の回復期医療の充実に努めています。

特徴を挙げるとすれば、どの点でしょうか。

病棟がワンフロア完結型になっている点です。病室、リハビリテーションスペース、スタッフステーション、浴室など、患者様の入院生活に必要な設備が各フロアに完備・一体化されているのです。そのメリットは、チーム医療における連携強化です。回復期リハビリ病棟では医師や看護師、介護士、セラピストなど各専門スタッフが同じフロアで勤務しています。円滑なコミュニケーションが可能になることで、情報共有や適切なケアをよりスピーディーに行なうことができます。これは、なかなかほかにはない特徴だと思います。

「患者様を取り巻く医療課の環境や形は多様化しています。とくにチーム医療においては多職種のスタッフが同じ職場で働いています。周囲の状況を理解、把握することも看護師に求められるスキルです」と岡田さん。
人とのつながりや連携を大切に、さらなる成長を目指す
チーム医療における看護師の役割と、必要な資質をお聞かせください。

大きな役割のひとつに、患者様のやる気を引き出すことが求められます。患者様からは、よく「リハビリは大変。家に帰りたい」という声をいただくことがあります。その際、いかに患者様を前向きな気持ちへと変えていく対応や接し方ができるか。それを踏まえて必要な資質を挙げるとすれば、感性が豊かな人でしょうか。感性とは、他人への思いやりです。対患者様にしろ、病院内のスタッフにしろ、一人ひとりが高い意識を持つことで初めて信頼関係や一体感を築くことができると考えています。

今後、貴院が目指す姿についてお聞かせください。

65歳以上の方が国内総人口の1/4を占めると言われている「2025年問題」が目前に迫っています。今後、高齢化社会が進むなかでリハビリテーションの重要性はますます高まっていくと思います。ただし、重要なのはリハビリテーションだけで終わらないこと。その点、当院は他のグループ施設と連携して、病院から在宅まで継ぎ目のないサービスを提供しています。今後、同様の動きが他院においても波及していくことが予想されるなか、成功例のモデルケースとなれるような病院を目指して成長を続けていきたいと考えています。

現在、同法人が運営する3施設で看護部長を務める岡田さん。各施設で働く看護師をまとめると同時に、より専門的なスキルや知識を持った看護師を育成するための環境づくりにも力を入れている。

患者様の元気な姿が、
日々の仕事の原動力です

看護師としての成長を求め、新たな環境を選択
急性期病院からの転職だそうですね。

はい。以前は急性期病院で入職から4年間、手術室看護師として働いていました。転職を考えたのは、看護師として成長を目指すうえで病棟経験を積みたいと思ったからです。その際、昨今患者様の在宅復帰の重要性が高まっているなかでチーム医療を基盤とした回復期リハビリテーション病棟なら、より多くの知識を身につけることができると思い、今の職場を選びました。そして何より、患者様とより密接に関わりたい思いがありました。手術が成功したから患者様との関係が終わりになるのではなく、患者様の術後の経過も知りたかったのです。

現在の仕事内容とやりがいについてお聞かせください。

チーム医療スタッフの一員として患者様のリハビリテーションをサポートしています。具体的には検温や服薬管理、食事介助や排泄介助などを担当しています。また日々の体調の変化を伺い、気付いた点をリーダーに報告し、対処方法を考えるのも大切な仕事。朝のカンファレンスでは全体の連絡事項を共有し、それとは別に、昼のカンファレンスで1日2〜3名ほどの患者様について情報を共有しています。やりがいを感じるのは、患者様の元気な姿を見たときですね。初めて受け持った患者様から、退院される際に笑顔でいただいた「ありがとう」の言葉は、今も強く印象に残っています。

 

「急性期病院の手術室担当とは業務内容が異なる部分が多いので、最初は覚えることが多く、大変な時期もありした。しかし、周りの多くのサポートもあり、安心して学んでいくことができました」と山下さん。
今の職場環境だからこそ築くことができた、患者様との信頼関係
急性期病棟との違いはどこにあるのでしょうか。

一番の違いは、患者様と関わる時間です。以前は術中の医師のサポートが中心で、主に医療行為に関わる専門スキルや知識が問われる職場でした。一方、今の職場はたとえば検温や内服管理など、患者様と関わる時間が大半を占めます。その分、どれだけ誠実に向き合えるかが大切。リハビリ生活のなかで感じるストレスや不安を「あなたに話をしてすっきりしたよ」と言ってくれる患者様もいます。日々、患者様との信頼関係構築ができていることを実感することが多いですね。

転職希望者にメッセージをお願いします。

周囲のサポートを含め、一から学べる環境が整っています。ですから、中途入職を不利に感じる必要もありません。なかには「新人ではないので、ある程度の実力が求められるのかな」とプレッシャーを感じる人もいると思います。実際に私自身がそうでした。しかし、静清リハビリテーション病院は周りのスタッフが温かい目で見守ってくれるし、わからないことがあれば助けてくれます。むしろ中途入職者の方が多いので、受け入れ体制は万全。安心して挑戦できる環境だと思います。

入職して約半年後には、ほかの看護師と同様の業務をこなせるようになったという山下さん。丁寧な指導はもちろん、周囲に中途入職者が多くいることも、環境にスムーズに慣れていく上で安心材料になっている。

多彩な選択肢から選べる、
「働きやすさ」が魅力の職場環境です

スタッフ同士の距離が近い、チームワーク抜群の職場です
職場環境についてお聞かせください。

【河原崎】看護師配置13:1を基準に、フロアごとにチームが分かれています。ただし、完全分離制ではありません。フロアをまたいでの連携や応援体制の構築にも注力しています。個々の負担を軽減しながらも、しっかりと病院機能を発揮できる体制が整っています。
【藤井】現場レベルでいえば、患者様のリハビリテーション経過をリアルタイムで確認できますし、計画についてもセラピストと一緒に考えます。すべてにおいて“距離が近い”ですね。
【増田】連携は非常に取りやすいですね。リハビリテーション病院なので、メインとして表に立つのはセラピストだと思っています。当院では、その方々が本当に温かく馴染みやすい人たちばかりです。

「働きやすさ」を魅力に感じている方も多いと聞きました。

【河原崎】常勤または非常勤として、あるいは日勤のみや時短など、幅広い雇用・勤務形態の看護師が働いています。一言でいえば柔軟性があり、中途入職者が多いのも特徴です。
【増田】私のような子育てママもいますしね(笑)。ライフスタイルによって勤務形態を選べるのは、とても魅力的だと思います。
【藤井】急性期病棟と比較して、プライベートも確保しやすいですね。ある程度、時間通りに業務は終わりますし、有給範囲内であれば希望休みの制限もありませんから。

同院の7Fフロアを担当する看護チームの皆さん。取材中も自然と笑顔になる場面が多く、仲の良さが伺えた。新しい仲間に対してもチーム一丸となってサポートする、チームワーク抜群の職場である。
個々のペースに合わせた教育・支援体制を用意しています
教育体制についてはいかがでしょう。

【藤井】入職直後でいえば、オリエンテーションやプリセプター制度があります。何かわからないことがあれば教育係の先輩をはじめ、周囲のサポートやアドバイスを通じて疑問を解消できる環境です。
【増田】リハビリテーション病院の場合、介護に寄り添った知識や経験が中心だと思っていました。しかし、医療行為についてもしっかりと学べますね。
【河原崎】院内の教育委員会主導のもと、年2回の勉強会や研修会も実施していますしね。ほかにも、介護福祉士やケアマネジャーなどの資格取得に向けた各種フォローや外部セミナー、希望者が受講できるIT研修も基本コースと応用コースに分かれていたりと、学ぶ機会は多いと思いますよ。今後も対象資格の追加を検討されているようです。

ずばり、貴院で働く魅力とは。

【藤井】250床に最新設備の導入など、当院はリハビリテーション専門病院のパイオニア的存在です。一方で歴史は約20年と浅く、現場の意見が上層部に届く環境。さまざまな意味で可能性を秘めています。
【増田】意欲のある人にとって魅力的な成長環境ですよね。加えて、私のように家庭と仕事の両立を目指す方にも働きやすい環境も魅力。今後も可能な限り、長く働きたいと思っています。
【河原崎】やはり「人の魅力」が大きな病院です。一人ひとりの性格を見極め、その人に合った指導方法を取り入れているので、誰もが能力を発揮しやすい場所だと思います。

「看護師長として望むのは、仕事への思いです。回復期リハビリテーション病院は急性期病院と比較すると介護ケア業務が多い側面もあります。看護師が積極的に関わることで、退院後の患者様の生活も変わるということを忘れないで欲しいですね」と河原崎さん。

静清リハビリテーション病院がもっとも大切にしているのは、人と人の心の距離。それは患者様だけでなくスタッフに対しても同様で、取材を通じて出会った、たくさんの笑顔からも院内の雰囲気の良さを感じました。職場環境としても、ブランク明けや経験の浅い方でも無理なく仕事に慣れるよう各種教育・研修システムの整備を進めているため、ライフスタイルにあわせて働き方を調整できる点は大きな魅力。子育て中の方でも、仕事と家庭を両立しながら長く働ける理想的な環境です。また回復期リハビリテーション病棟という特徴から介護スキルについても学べるなど、看護師としての技術向上や成長もしっかりと見込めます。「成長と安定」の両方を求める人にとって最適な環境といえるでしょう。

医療社団法人アール・アンド・オー 静清リハビリテーション病院

設立 2004年12月1日(増床2014年1月)
所在地 静岡県静岡市葵区 春日2丁目12-25
病床数 回復期リハビリ病棟 250床(個室22室、2人室4室、4人室55室)
企業の特色 静岡県静岡市葵区に位置する回復期リハビリ病棟のみの専門病院。
2004年に開設した新しい病院で、2014年に回復期250床へ増床。
R&Oグループには、回復期リハビリ病棟、介護老人保健施設、通所リハビリテーション施設などがあり、
リハビリについての高い専門性をつけることができます。
急性期病院から脳卒中ネットワーク・大腿骨地域連携パスなどを通じて情報を共有し、
R&Oグループ内で患者さまの目標に対する方針を統一し、退院後の在宅生活もサポートできる体制です。
患者さんと一体となり「普通の生活に戻る」というゴールに向かってじっくりケアできます。
最寄駅から徒歩2分で通勤に便利な環境が整っており、ライフスタイルに合わせた勤務形態の相談も可能なので、
ご家庭のある方が多く活躍されています。