サイト内の現在位置

看護師の職場カルテ

気になる職場の声をお届け

三重県

医療法人社団プログレス 四日市消化器病センター

四日市消化器病センターは1987年7月、三重県菰野町に開院した「三愛クリニック」を母体とする消化器系の専門病院です。2002年5月に三愛病院に再編。2008年9月、現在の病院名に改めました。2014年には四日市肝臓内科・眼科を開院。2017年3月に2つの施設を合併し、現在地に移転竣工しました。これに伴い、運営母体は医療法人三愛から医療法人社団プログレスに改称しました。合併により、肝臓内科、胃腸内科、眼科、人工透析内科、整形外科、代謝内分泌内科、内視鏡内科、腎臓内科を標榜。車で2分ほどの距離に透析・健診施設の「四日市ヘルスプラス診療所」を併設しています。子育て支援を前面に打ち出した柔軟な勤務体系や福利厚生に定評があります。

一人ひとりに寄り添う検査や治療を追求
地域に根ざし、信頼される病院を目指す

笑顔を絶やさず、明るく、楽しそうに働いてくれる人と一緒に仕事をしたい
診療所時代から数えると長い歴史がありますが、院内の雰囲気はいかがですか。

病院名で分かるように当院は消化器病に特化した施設ですから、腕の立つ医師や導入設備、医療機器などで最善の検査や治療ができる体制を整えています。地域の方々に安心、安全、清潔でレベルの高い医療サービスを提供していくための当然の仕組みです。しかし、いくら道具立てが立派でも、各職場のスタッフの力が未熟だったり、連携が取れたりしていなければ目的を達成することはできません。そのため、当院では個人が専門的な力をつけるための支援を惜しみません。一方で、各職場の雰囲気は至って穏やかなので、患者さんは安心して検査や治療を受けられるはずです。

貴院で活躍する看護職には、どんな方が向いていると思いますか。

私自身がいつでも笑顔を絶やさないようにしているので、明るく楽しそうに働いてくれる人と一緒に仕事ができれば嬉しいですね。看護師のプロとして成長するためには自覚と経験が必要です。しかし、各々、自身の家庭環境などがあり、その上でお仕事をしているわけですから、使命感に燃える一方でプライベートも大切にしたいと考える方のほうが働きやすいのではないかと感じます。

同院とは大学の医局から派遣されて、週に一度診察していたころからの縁。現在も担当する内視鏡内科では手際のよい検査への評価が高い。「一人ひとりの患者さんに寄り添い、負担のかからない検査を心がけています」。
時間の許す限り院内を回り、各職場の様子やスタッフの調子をこまめに確認
他職種同士の連携を深めるために、どのような工夫をしていらっしゃいますか。

空き時間を活用し、病棟はもちろん、透析室や外来、事務所に顔を出すようにしています。こまめに足を運ぶことで他職種間の悩みや課題を聞くことができるからです。横の調整だけでなく、上下の関係を取り持つこともあります。こういうことは病院長という立場の人間に課せられた大切な仕事だと思います。また、働きやすい職場づくりの一環として部活動にも力を入れています。現在は自動車部、野球部、バレー部、華道部が活動を行っています。ボウリング大会やソフトボール大会などの競技会も始めました。

今後の展望をお聞かせください。

当院の施設としての規模は大きな総合病院と小さな診療所の間を埋める位置づけにあります。幸いまだ受け入れる余裕があるので、大規模な病院のように検査まで何カ月も待つ必要はなく、速やかに対応できます。私は胃腸内科と内視鏡内科の外来を担当していますが、検査時には患者さんに寄り添い、できるだけ苦痛の少ない処置を心がけています。そういう努力を積み重ねることで「検査をするならあそこで」と評価されるようにしたい。検査の結果、入院を含む治療が必要と診断がつけば、一日も早く笑顔で帰っていただく。そんな施設でありたいと願っています。

時間の許す限り、さまざまな現場に足を運ぶようにしている。それだけ、フラットな職場環境が保たれているということだ。ナースステーションでは打ち合わせのみならず、さまざまな相談事にも耳を傾ける。

「東京の医療を四日市で」を理念に掲げ、
地域差のないレベルの高い医療を目指す

前向きに学ぼうとしている人には惜しみなく、全面的な支援を約束します
開院以来掲げている「東京の医療を四日市で」という理念の真意は。

当院の母体は四日市市郊外に開業した透析中心の診療所です。それだけに地域との関わりは深いのですが、中央との距離は遠い。しかし、人の命に地域差があってはならないはずです。この思いを言葉に託して理念に込めました。専門病院として、東京でも四日市でも変わることのないレベルの高い医療を目指す決意でもあります。そのために、専門医療に通じている技術力の高い医師を招いたり、最新の医療機器を揃えたりして、東京と遜色のない医療を地域に提供しています。

現在地への移転を契機に、とくに力を入れていることはありますか。

時代は常に進化しているので、それに応じた新しい分野への取り組みが欠かせません。そのためには優秀な人材を揃える必要があります。当院は専門病院ですので、自己啓発のための内視鏡技師の資格取得や学会、研究会の参加など、学ぶ意欲のある人に対する援助を惜しみません。もちろん、その対象には看護師も含まれています。市民公開講座のような、地域に根差した啓蒙活動に参加した人には、それに見合う手当てを保証しています。

「自らが主体的に学びたいという意欲のある人には支援を惜しみません」と言い切る石原理事長。消化器病関連の学会では日ごろの実践を発表した看護師の参加費はもちろん、交通費や宿泊代などもすべて病院が負担した。
自分の可能性をもっと探りたい人、新しいことにトライしてみたい人大歓迎!
貴院ならではの取り組みとして自慢できることはなんですか。

当院の周辺は地域の産業を支える工場やそこに通う人が住む団地がたくさんあります。そこで、予防医学を重視するという立場から、人間ドックや検診事業に力を入れています。工場では多くの外国人が働いています。地域別ではアジア出身の労働者が増えています。そういう方たちが不安を感じることなく当院を利用できるよう、院内表示や薬袋は4カ国語(日本語、英語、中国語、タイ語)で表記しています。タイ人の医療通訳や各国語の通訳タブレットを置いたりもしています。

貴院への転職を考えている人にメッセージやアドバイスをお願いします。

当院では英会話勉強会を時間内に開いています。近隣工場に勤める外国人労働者の来院に備えたものです。もちろん、受験勉強ではありませんから参加は自由。しかし、それは必ず役立つはずです。ですから、自分の可能性をもっと探りたいとか新しいことにトライしてみたい人には活躍の舞台が用意されています。看護師にとどまらず、大型免許やシステムエンジニアなど、異種格闘技のような資格や経歴を持っている人も大歓迎。地域向けイベントや院内の部活動などにも積極的に参加していただける方ならなお嬉しいですね。

「常に進化する医療機関」を目指して2017年に現在地に移転。消化器疾患に関わる専門施設として、さまざまな職種のスタッフが連携し、質の高い医療を追求している。院内は石原理事長の人柄を反映しているかのような明るい雰囲気に包まれている。

託児所のおかげで仕事に打ち込めます
子育て優先の勤務時間も嬉しいですね

看護師と母親の二役を無理なくこなせるように配慮された職場環境が自慢
みなさん病棟看護師ですが、毎日の仕事ではどんなことを心がけていますか。

【水谷】一人ひとりの訴えに耳を傾けることです。週に一度、肝動脈塞栓術やアンギオ(血管造影)、肝生検などの介助をしているので、苦痛のない処置に努めています。
【吉田】笑顔を忘れないことです。学生時代は頭で理解していたのですが、現場に出てみて、その意味や効果を身を持って知りました。
【原品】とくに高齢の患者さんの場合、何かするときは必ず声をかけ、説明してから行います。聞き取りやすい口調にも注意しています。

子育て中の看護師に対するフォロー体制が整っていると伺いましたが。

【水谷】託児所があるので子どものことを気にせず安心して働けるのが強みです。産休明けの人は常勤、夜勤のほか、時短という勤務時間も選べるので助かっています。
【原品】実は今日が産休明けなんです。ですから、早速、託児所のお世話になっています。心置きなく働けるので、一日も早く以前のような現場感を取り戻したいですね。
【吉田】私も利用していますが、託児所は本当にありがたいですね。日曜は開いていないのですが、その分は勤務時間で調整することができる。そういう柔軟な勤務形態も魅力です。

3歳の時に入院した経験から看護師を目指した吉田さん。職場体験を通じて、気持ちはより固まった。お世話した患者さんの退院を見届けるのがやりがい。自分の成長を確かめるために日ごろの勉強を欠かさない努力家だ。
向上心のある人には支援を惜しまず、一人ひとりのスキルアップを手助け
看護師の立場から感じる貴院の特徴や職場の雰囲気などを教えてください。

【原品】一言で言えば、人間関係が穏やかです。看護師同士はもちろん、他職種の人たちや医師とも話しやすい雰囲気ですね。課外活動が活発なので、気分転換も図れます。
【吉田】私も人間関係の良さを感じます。医師との垣根がないのも働きやすさにつながっていると思います。やる気があれば難しい仕事にも挑めるので励みになります。
【水谷】和気あいあいとした雰囲気でありながら、チームワークがしっかりしているのでいざという時の助け合いは万全です。

消化器に特化した職場だからこそ詰める経験ややりがいはなんですか。

【水谷】仕事を通じて知識が得られることです。半面、血液を扱うので感染を避けるため処置ごとの手洗い励行を都度言っています。自分の身を守るのは自分ですから。
【吉田】任せてもらえる仕事も多く、実践的な力が身に付きます。看護師の先輩だけではなく、医師からも教えていただくこともあり、勉強になっています。
【原品】前職が大変に忙しい職場だっただけに、非常に働きやすいと思っています。患者さんから「あなたにはなんでも言える」と言われたときには、逆に励まされました。

現在、1児の母親として子育てをしながら働く原品さん。「私たちの目線で気軽に話してくれる医師や気配りしてくれる先輩、頼れる周りの人たちのおかげで、のびのびと仕事をしています」。

院内各所のパネルやパンフレットに踊る見慣れぬ文字。ぐにゃぐにゃに曲げた針金を並べたように見える綴りはタイ語でした。その言葉を必要とする患者さんが多いことの表れであり、地域に根ざした医療を目指す姿勢を示す取り組みといえるでしょう。その医療を支える同院の看護師は約70人。このうち20~25人が病棟勤務です。年齢の中心は30歳前後。比較的若手が多いため、一定数の産休・育休者を見込まねばなりません。実際、病棟看護師の6人ほどが産休を取っています。こうしたことから子育て中の看護師に対する支援体制に力を入れているのが同院の特徴でもあります。看護師である前に母親であることを尊重します。予防医学の充実にも力を入れているので、健康指導に関心のある、企業、産業希望の方が活躍する機会もありそうです。

医療法人社団プログレス 四日市消化器病センター

設立 1987年7月
所在地 三重県四日市市下海老町字高松185番3
企業の特色 【病院概要】
■病床数
40床
■診療科目
消化器・肝臓内科/眼科/整形外科/血液浄化(人工透析)/人間ドック
従業員数 175人

※2018年10月時点