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看護師の職場カルテ

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東京都

鶴川サナトリウム病院

鶴川サナトリウム病院は、昭和48年の開設当初から高齢者医療を専門に取り組んできました。代表的な認知症スクリーニングとして知られる「長谷川式認知症スケール」を作成した長谷川和夫医師の指導の元、先駆的に認知症医療をおこなってきた病院です。2015年に東京都の地域連携型認知症疾患医療センターの指定を受け、地元住民だけでなく鹿児島、青森など遠方から来院される方も多くなっています。職員の仕事環境としては、独自の研修制度と病院の母体であるIMSグループによる研修システムがあり充実。既卒だけではなく中途入職の看護師にもしっかりと教育をしていただけます。特定医療行為の研修を終えた看護師が現場で活躍し、認定看護師や専門看護師の育成も目指しています。また、福利厚生も整っており、旅行や運動会、忘年会など、チーム医療のためのコミュニケーションの一貫で催されるイベントは職員に人気。こうした職場環境のよさが離職率の低さにもつながっています。

一人ひとりの患者さんと向き合って看護したい!
そんな看護師を歓迎、お待ちしています

認知症専門の医療機関として注目を集めるなか看護師の役割がますます重要に
病院について教えてください。

全部で587床ある当院は、高齢者医療の専門病院として、内科と認知症治療を主体とする精神科を設けております。平成27年に認知症疾患医療センターとして東京都の指定を受け、認知症医療機関として更に注目をされています。また行政と連携して、在宅で暮らす高齢者が地域生活を継続できるよう、医師や看護師、精神保健福祉士などの専門職で構成されたチームが、自宅を訪問して認知症の人やその家族に早期に関わり、早期診断・ 早期対応に向けた支援体制を構築することを目的とした「認知症初期集中支援」事業も展開しています。

この病院の特徴は?

当院母体のIMSグループ看護部には『キャリアラダー』というステップアッププログラムがあるのですが、それとは別に当院には認知症に特化し、一つひとつの症例を元に看護師を育成するためにつくられた『認知症ラダー』(1~4級設定)というものがあります。そのラダーに合わせて研修を組み、ステップアップを図っています。また、当院は看護師の特定医療行為の研修にも力を入れています。医師が行う行為を、患者さんにより近い位置にいる看護師ができることはとても意味のあることで、患者さんにとっても有益だと思っています。ただ、これは始まったばかりの制度ですので、今後は慎重にデータを積みながら看護師がこの意義を発信し、どんどん広げて行きたいと考えています。また、歴の浅い看護師や子育て中の看護師が多く働いているのも特徴で、現場は非常に明るい雰囲気です。

CTやMRIを完備し、嚥下造影のためのテレビレントゲンも新しい機器に切り替えて機能を向上。高齢者の医療をしっかりやって行こう!という病院の姿勢を伺わせます。
キャリアのある方もそうでない方も大歓迎です!
中途入職の方を大事にされているようですね。

中途入職の方は生活圏が病院の近くにある方が多いこともあり、高い定着率です。新卒入職で管理職に育っていく看護師も最近やっと出始めたものの、経験上、管理職候補生は中途採用の方のほうが出やすいんですね。一方で、歴の浅い看護師も当院に入職して、活躍されている方がたくさんいます。入職時に師長とレベルを確認して、一人ずつ丁寧に教育をしていきますので、ご安心ください。自身のしたい看護を実践して、長く勤務してほしいですね。

転職を考えている方にメッセージを。 

認定看護師、専門看護師、特定行為研修を受けた看護師や多く学びたい方、リーダーシップを取れる看護師、時間を大切にしたい方などに来て欲しいと思っています。採用面接の場で、急性期の病院で業務に追われ疲弊している看護師の姿を多く見かけますが、慢性期の病院で一人ひとりの患者さんと向き合って看護したいという方にぜひ、いらしていただきたいと願っています。また、ライフステージが変わっても仕事を続けられる職場環境ですので、一つの職場で腰を据えて長く働きたいという方も大歓迎です。

「現場は大変ですが、基本的に看護師はみんな看護が好きなんですよね。患者さんにこうしたら、こんな風によくなったと現場で語ることで職員のモチベーションが上がり、離職率も下がりました」と話す羽子田さん。

スキルアップを目指す看護師を育てるために
経済的にもサポートをしてくれる病院です

さまざまな仕事を経験した後に見つけたやりがいのある仕事
転職の経緯について教えてください。

新卒で奨学金を借りていた急性期の病院に3年半勤務した後、妻の実家がある町田へ引っ越しました。それを機に超急性期の病院に勤務したのですが、激しい現場について行けず離職することに。心身ともに疲れていたので、ちょっと休もうと思って入浴介護の仕事に転職し、患者さんと一対一で向き合える喜び、病院とは違った楽しみ、やりがいを感じていました。でも、徐々に物足りなさを感じるようになり、資格を取ってケアマネジャーをやったのですが、家庭がある自分にはケアマネジャーの給料では厳しく、好きだったその仕事を断念。妻が働くことになり、子どもを預ける保育園が必要になったとき、保育園完備のこの病院に自分が就職すれば子どもを預けられると思ったのが入職のきっかけです。

現在のお仕事の内容は?

寝たきりの方が多い障害者施設等一般病棟で、神経難病(ALS=筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、ハンチントン病、クロイツフェルト・ヤコブ病など)の方など、日勤で10人前後の患者さんを看ています。意識がしっかりしている方もいれば、意思の疎通を目での合図、文字盤を使う方もいらっしゃいます。ほかの病院で蘇生したものの、重度の意識障害となり気管切開をされている方も多く、現場は大変ですが、やりがいのある仕事に携われて毎日が充実しています。

「寝たきりの患者さんが多い病棟なので、とくに、入浴時の介助などでは、男性スタッフが重宝されています。わたしの病棟は師長をはじめ看護師の4割が男性で、男性にとっても働きやすい環境だなと感じています。」と話す菅原さん。
特定行為の研修をさせてもらってから勉強がものすごく好きになりました
特定医療行為ができる看護師さんだそうですね。

はい。気切(気管カニューレ)の交換だけですが、通常看護師ができない医療行為を特別な研修を受けた結果、できるようになりました。大学病院や3次救急病院じゃないとなかなかできない研修を自分が受けられたのも、教育体制が整っているIMSグループのよさです。実際、特定行為の研修をさせてもらってから、どんどん学ぶ意欲が湧いてきて、勉強がとても好きになりました。自分で学んだ内容が病態に結び付くところが興味深く、医療の現場でそれを突き詰めながら、まだ知らないことをもっと勉強しないといけないなと思うようになりましたね。

さすが主任だけあって、意欲的ですね。

特定行為研修に関しては、後輩にも受けてもらいたいし、職場の仲間たちとも深い話を一緒にしていきたいと思っています。後輩に対しては自分で勉強会を企画して、「これは大事だよ」と思うこと、できることを教えています。今後のキャリアとしては、自分は常に現場にいたいので、ほかの特定行為もできたらいいなと思っています。当院の良さの一つは、急性期ほど忙しくなく、ほぼ定時に退勤できること。プライベートの時間をしっかり確保できるので、私はキャリアアップのための勉強に時間を費やすことができています。

「特定行為のEラーニングと研修、実技試験と実習に315時間かかりましたが、病院が出張扱いにしてくれ、経済的にも支えてもらえたのが有難かったです」と語る菅原さんの言葉どおり、看護師のサポート体制も万全。

慢性期の病院として時間の余裕と穏やかな環境が
職員の仕事に対する向上心を育んでいます

あらゆる形で人をサポートできる仕事にやりがいを感じています
どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

【田中】私は採用の面接を担当していますが、奨学金を借りている人たちが国家試験にパスし、成長してうちの病院に入って来てくれる。そういうプロセスを見られること、それを支えていけることがやりがいになっています。
【山本】僕は採血、心電図や内視鏡検査などを行なう技師ですが、待つのが嫌、痛いのは嫌、同じ向きでいるのが嫌という高齢の方や認知症の方にスムーズに検査を受けていただけるよう、自分なりに工夫をすることにやりがいを感じています。
【阿座上】私は認知症治療病棟の看護を希望して入職しましたが、ご家族の方に患者さんのそれまでの生活についてよく話を伺い、入院された患者さんがより快適に過ごせるよう調整することが仕事のやりがいになっていますね。
【荒河】私は入職1年目で、寝たきりの患者さんのお食事や排泄の援助を先輩と一緒にすることが多かったのですが、一人でできるようになったことがやりがいにつながっています。
【吉岡】認知症や疾患を負ったことで不安を抱く患者さんが安心感を得られるよう、その患者さんにあわせたリハビリを提供していますが、不安げな表情だった患者さんが、笑顔になったり、たくさんお話をしてくださるようになったり、プラスの変化があったときにやりがいを感じます。

「異なる職種のスタッフがひとつになって患者さんに医療を提供するチーム医療が大前提なので、コミュニケーションをうまく取れる人に来ていただきたいですね」と語るのは、職員の面接を担当する田中快樹さん。
整った職場環境や待遇のよさ、楽しいイベントが職員の人気を集めています
この病院の魅力を教えてください。

【田中】無料の送迎バスがない病院もありますが、当院には最寄りの駅と病院を結ぶ無料送迎バスがあり、職員にも好評です。基本的に定時で帰れるので、仕事とプライベートを両立しやすいのもいいですね。
【阿座上】院内保育園があったことがこの病院に入職を決めた理由でしたが、院内に子育て中の看護師も多く、働きやすい職場環境が魅力です。また残業が少なく、送迎バスの時刻に合わせて帰れる点もうれしいですね。今は子どもがいるのでなかなか参加できませんが、ほかの職種の方と楽しめるバーベキュー大会、運動会、忘年会などのイベントが多いこともこの病院の魅力。もっと若いときに入職していたらもっと楽しめたのに…と思うくらいです。
【山本】病院主催のイベントに参加して、職種を越えてコミュニケーションを取れるのがいいですね。
吉岡】リハビリのスタッフは患者さんと一部でしか関われませんが、看護師、介護士との連携がうまく取れているので、お互いに患者さんの情報交換もできて安心してケアができています。
【荒河】仕事のことで落ち込んでいるときに精神的にフォローしてくださる師長や先輩がいらっしゃること。また、ボーリングやホテルの食事を楽しめる新人歓迎会のようなイベントがあることも魅力です。

風通しのよい職場づくり、チーム医療に欠かせないコミュニケーションの場となっているイベントには院長が必ず出席。「イベントはみんなの楽しみになっています」と阿座上さんが話すように職員のイベント参加率は高い。

元より明るい印象の病院でしたが、今回取材をさせていただき、皆さん本当に楽しそうに仕事をされている姿が印象的でした。一人ひとりの患者さんのためにチーム医療ができる職場環境だと思います。「仕事が楽しい!」「やりがいがある!」と明るい表情で語る若い看護師や作業療法士の方に出会い、病院の職場環境のよさも伺えました。看護師育成のためのサポート体制が整っている点は母体となるIMSグループ全体に共通することで、やる気のあるスタッフには病院がバックアップしてくれる心強さも。さらに、この病院の魅力はなんといっても残業時間がきわめて少なく、自分の時間も大切にできる点。子育て中の看護師にとっても働きやすい環境になっています。院長自ら参加するイベントの数々も、この病院で働く大きな魅力のひとつといえます。

鶴川サナトリウム病院

設立 1973年12月
所在地 東京都町田市真光寺町197
企業の特色 内科および老年内科と認知症の治療を主体とした精神科を併設する病院です。
従業員数 577人(2019年6月時点)