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東京都

医療法人財団 健貢会 総合東京病院【南東北グループ】

東京都中野区にある総合東京病院は、急性期から慢性期、リハビリテーションまで幅広い医療を地域に提供する総合病院です。2014年9月の新棟完成に続き、2017年4月にはさらなる増床を予定して次の新棟を建設中。完成の暁には、脳卒中センター、循環器センター、リハビリテーションセンターがさらに充実するとともに、小児初期救急と病児病後児保育も展開する新棟が誕生します。脳腫瘍や脊椎・脊髄疾患の手術は全国から患者様が集まるほど、現在評価が高まっており、また診療科の増加に伴う手術数増を背景に、現在、手術室の看護師を求めています。充実した教育体制により手術室経験のない看護師でもじっくりと育てていきます。公休数、有給取得率は大企業なみと福利厚生も抜群。保育室も完備しており子育て中の看護師にも優しい職場です。

すべては患者さんのために。
技術も看護力も自律した看護師を育てます

「安全で過不足のない看護」とは、とても奥深いものです
総合東京病院はどんな病院ですか。

開院以来、急性期から回復期まで一貫した医療を提供する地域密着型の病院です。病床数はいま312床ですが、ここ数年は段階的なリニューアル工事を進めていて、2017年4月に新棟が完成すれば451床になる予定です。MRIを3台、CTを3台、PETCTを2台設置するなど最新仕様の病院になります。手術を行う急性期病院としての特色は、もともと母体の南東北グループが脳外科の単科病院として発祥したことから脳外科に強く、特に脳卒中の脳血管内治療も積極的に行っています。さらに心臓カテーテル治療もハイレベルなので循環器内科も評判が高まっています。脳腫瘍、脳血管内治療など難しいオペが多く、術式も高度なので、手術室の看護師には相応の力量が求められています。

つまり高度医療に対応できる看護師が必要だと。

もちろんそうですが、決してそれだけではありません。看護師の役目は法律的にいうと療養の世話と診療の補助行為ですが、このうち「療養の世話」は看護独自のもの。患者様を一人の人間として見て、身体的、心理的、社会的側面などあらゆる面から総合的に判断して適切なケアを行う、とても奥が深いものです。私たち看護部は「安全で過不足のない看護の提供」を理念としていますが、この「過不足」とは患者様個々に合わせた看護のこと。決して診療の補助行為がメインではないということです。それは手術室の看護師も同じです。

手術室看護師は現在11名。手術件数は多いが休みもしっかり取れ、メリハリよく働ける職場だ。何よりも脳疾患や心臓疾患など命の瀬戸際にある患者さんに向き合う高度医療に関われるのが魅力。
患者様を第一に手術をサポートできる看護師を育成します
患者さん本位の点から手術室の看護師業務を捉えると。

まずオペ前の患者様訪問を行い、不安を抱える患者様を心理的にもケアします。手術中にも、褥瘡にならない体位管理やアセスメントをしっかり行うなどケアは続いています。また機械出しのほかにも手術室全体の様子を常に確認する、いわゆる外回りの看護師がいて、その方たちには手術全体を把握する、より高度なスキルが必要です。つまり単なるオペの補助ではなく、患者様を第一に考えて手術をサポートできる看護師。そんな看護師を育てるため、教育部門と手術室の師長が連携することで手厚い教育を実施しています。

成長できる環境ですね。働きやすさについてはどうですか。

手術室に限らず看護師全体の働きやすい環境づくりに注力しています。当院の自慢は年間休日が126日と休みが多いこと。皆さん月平均10日はお休みしてリフレッシュしています。今は看護部で「残業ゼロ」に向けた計画を進めるとともに、「褥瘡ゼロ」にも取り組んでいます。あらゆる面で課題を洗い出し、集中的に解決するのが私たちのやり方。そうすることで効率的にメリハリよく働け、患者様に真剣に向き合えます。高度な手術に関わるやりがいとともに、イキイキした毎日も手に入れられますよ。

年間126日の公休や入職半年後での年次有給休暇付与(10日)など福利厚生も充実。教育・研修制度の手厚さと相まって、目的を持ちいきいきと働ける環境だ。この数年の退職者は限りなくゼロに近い。

高度で最先端の手術に関わる誇りを
すべてのオペ看護師が共有しています

世界的な脳神経外科医の手術にも、オペ室看護師全員が参加できます
手術は高度な内容が多いそうですね。

素晴らしいレベルの先生方が多数揃っていて、高度医療の手術に自分たちが関わっているという、大きなやりがいがあります。今は脳外科手術の件数が一番多く、世界的な名医として有名な福島孝徳先生も、日本で手術を行う時の拠点病院の1つとして当院をご活用されています。

福島先生の手術はいかがですか。

「素晴らしい」の一言です。ですが、使用する機械(手術用具)も多く、その種類もゼロコンマ何ミリ単位と繊細なものばかり。緊張感に満ちた中、先生から指示される前に渡さなければならないので、今どんな状況で何をやっているか、看護師も相当学ばなければいけません。福島先生は開院当時の2010年から当院で手術をされているのですが、数年間は私を含めて手術につく看護師が決まっていました。難易度の高い手術のサポートができる看護師が限られた人数しかいなかったのです。ですが、入職した方の「高度な技術を学びたい」という志を大切にしたいと思い、しっかりとスキルアップして萎縮せずに手術に臨めるよう、成長させてあげたいと考え、教育してきました。高度な手術なので時間はかかりますが、みんなで教育を行った結果、今ではオペ室の看護師11名全員が先生の手術につけるようになりました。

手術件数は1カ月平均約200件(2014年度実績)。年々増加しておりオペ室看護師のさらなる増員が急務となっている。脳外科、心臓血管外科などの手術が多いのが特色だが、未経験でも意欲の高い方を歓迎している。
手術室は人間関係も抜群。協力し支え合う意識が浸透しています
具体的にどのような教育をされているのですか。

手術に入る前には、シミュレーションをはじめイメージトレーニング、エアトレーニングを繰り返し行います。最初の手術では、自分の思うように動けずに落ち込んでしまう方も多いのですが、先輩看護師が「ここが良かったよ」とフォローするとともに、きめ細かくアドバイスします。小さなことでもいいから「ここができた」という実感の積み重ねが自信につながるのですね。最近では福島先生のオペも回数が増えたほか、診療科が増えて手術の種類も全体の件数も上がっていますので、手術が終わるたびに全員で輪になって、振り返りやアドバイスを行っています。業務を通して着実にスキルアップできる環境です。

手術室の看護師のやりがいは何ですか。

生死に直結する緊張感とそれを乗り越えたときの達成感でしょうか。もちろん、それは「患者様を救いたい」という共通の思いからくるものです。私たちは手術前から患者様にお会いして話をしますし、術後もしっかりとフォローします。一人ひとりの患者様の人間像が見えるので、回復された時の喜びもひとしおですね。また何よりも自慢なのは(手術室の)人間関係の良さ。日頃からコミュニケーションが密だから、みんな本当に仲が良いんです。高度医療に携われることと、上下関係のない温かい職場環境が、当院で働く魅力。手術室の経験がなくても意欲の高い方は歓迎します。必ずバックアップいたしますので、ぜひ仲間になってほしいと期待しています。

脳神経外科内には「脳血管内治療センター」「福島孝徳 脳腫瘍センター」「脊柱脊髄センター」が開設され最先端の手術・治療を幅広く行っている。日々真剣に業務に取り組めば、自ずと高水準のスキルが身につく環境だ。

「自律」する看護師を育てるため
どこよりもきちんと評価しています

自分を成長させる思考を身につけるため、クリニカルラダーを導入
佐藤さんは貴院の教育システムを構築されたと伺っています。

はい。ほぼゼロからのスタートだったので、最初は2年目、3年目と、その人の経験年数に応じた教育を行う経年別研修を導入していました。ですが当院では看護師に「自律」を求めています。経年別研修だと、与えられた教育をただ受けとめる形になってしまい、自分を成長させようとする思考が育たないのではと感じるようになりました。そこで段階的なレベル教育と評価を行うクリニカルラダーに着目し、1年間の準備期間を経て2016年4月から本格的に切り替えました。

クリニカルラダーはいま多くの病院で導入が進んでいますが、貴院独自の特色はありますか。

一番は評価をしっかり行う点です。確かに中途採用の方のなかにはラダー教育を受けてきた人もいるのですが、レベルを聞くと「ⅡかⅢだったかな」と曖昧な回答で、きちんと評価がされていなかったことを感じるケースが多いです。当院ではこの病院の特色に合わせた目標(評価項目)を設定し、クリアしないと次の段階に進めないシステムになっています。評価は自分自身と先輩、師長の3者で行って総合評価を出します。2016年度は約200名の看護師一人ひとりにぎっしりと手書きのコメントも記すなど、相当綿密に行いました。この年度が終わって、特に「自己研鑽」と「病棟の役割」に関するものが自己成長を促すとわかったので、来年度はこの2点を重点的に評価する予定です。「こうすれば成長できる」という意識が根付けば、きっと良い看護師が育つと確信しています。

2013年から新卒採用を本格化。看護部の将来の風土を築く新人の育成に力を入れており、離職防止に繋げるためにも成長を実感できるラダー教育を導入した。若手看護師が多く協力しあう意識が根付いている職場は、中途入職の方も馴染みやすい。
何かあれば教育委員会に相談する。そんな意識が芽生えています。
ラダーシステムを導入して変化はありましたか。

全体教育のほか、診療科別の部署教育は各科で行っているのですが、目標管理とラダー評価をリンクさせたことにより、各部門との連携がより密になりました。新人教育について指導者からタイムリーに相談が来るので、必要があれば私たち教育委員会が新人看護師に面談を行ったり、直接相談に乗る機会も増えました。少しずつ意識が変わっている手応えを感じています。もちろん中途入社の方も同様にきめ細かくフォローしています。なお中途入社の方へのラダーシステムに関しては、入職後半年間で様子を見てレベル評価をしています。そこから各人のレベルに応じた教育を行います。

今回は特に手術室の看護師を求めていますが、教育委員会では何か特別な教育をされていますか。

医療業務の教育は各科で行い、私たちは組織への理解やメンバーシップ、リーダーシップ、また必要に応じてコミュニケーション力やコーチング技術など、それぞれの段階に応じた普遍的な力を育てる研修を行っています。現場ができないことを私たちが担う形ですね。そういう意味では手術室とより連携して、適時、必要な教育を提供していきます。また、現状、手術室の看護師はやや「記録」が弱いという傾向があるので、その点でも私たちが何かできないか考えています。いずれにしろ現場と私たち教育委員会の二段構えでしっかり育成しますので、自己成長意欲のある方は、安心して飛び込んでほしいですね。

新人研修プログラムは講義だけでなく実技も豊富。シミュレーション教育を終えると部署計画に沿った教育と連動して、評価やヒューマンスキルの研修を行っている。もちろんラダー別研修もしっかり。教育に特化した部署がこれほど充実しているのは全看護師に心強い。

2010年に開設したまだ若い病院ですが、24時間救急対応をはじめとする充実した急性期医療と、回復期リハビリテーション機能の一貫体制により、地域になくてはならない病院として親しまれています。なかでも脳・心臓疾患、癌といった日本人の三大疾病に関する急性期医療は先進的で、その道の権威とされる名医が多いことから、手術室の看護師は最高水準のスキルを身につけることができます。看護師の定着に向けて教育や福利厚生にも力を入れ、教育面では東大病院で活躍した佐藤教育師長、看護部の統率には千床規模の総合病院で看護部長まで務めた熊田部長と、錚々たる人材を迎えてスタッフの成長とそれを支える環境づくりに取り組んでいます。2014年にオープンしたA棟と、2017年に完成するB棟を合わせると451床とさらに大規模になる同院。医療の最前線でスキルアップしつつ、モチベーション高く成長できます。

医療法人財団 健貢会 総合東京病院【南東北グループ】

設立 2010年4月
所在地 東京都中野区 江古田3-15-2
企業の特色 【病床数】
343床
(一般病棟・回復期リハビリテーション病棟)

【診療科目】
内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、神経内科
外科、消化器外科、整形外科、形成外科・美容外科
脳神経外科、心臓血管外科、血管外科、呼吸器外科
婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、小児科、放射線科
耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、心療内科、リハビリテーション科

※2017年1月時点