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埼玉県

医療法人財団啓明会 中島病院

埼玉県戸田市にある中島病院は、100年を超える歴史を持ち、何代にもわたり地域の人々に親しまれている病院です。現在、病床数は116床で、急性期の患者様を受け入れる一般病棟と療養型病棟を開設しています。診療科は内科・小児科・外科・整形外科等を中心に透析外来も行っています。病院のほかに、なかじまクリニック、なかじま訪問看護ステーションを運営しており、急性期の治療から慢性期の療養をカバーするケアミックス病院であるとともに、訪問診療を行う在宅療養支援病院として、地域医療の中心的な役割を担っています。看護師は中島病院を中心に、希望や人員状況に応じて、クリニック勤務や訪問看護に従事することが可能です。長く勤務する職員が多く職場環境はとても良好。30年以上も前から院内保育所があり、看護師の子育て支援の先駆けでもあります。

仕事と育児をイキイキと両立!
子育て中の看護師たちが語る中島病院の魅力

子育てしやすい病院は職場の雰囲気も魅力です
中島病院を選んだ理由は?

【長沼】 きっかけは託児所があったことです。息子が1歳になったのを機に、もう一度働きたいと思い、託児所のある病院を探しました。見学をしてみると、職員の方全員が明るく、活気のある雰囲気で一遍で気に入りました。2年ほどブランクがあったのですが、皆さんが気にかけて教えてくれたのですぐに勘を取り戻しました。

【川口】 私も職員の方の明るさが決め手になりました。建物は歴史を感じさせるのですが(笑)、雰囲気がとにかく良いんです。また私は九州から越してくる前に老人保健施設に勤めていたので、経験を活かせる療養型病棟があるのが好印象でした。あとは残業がないのも魅力だったかな。入職時は下の子が生後半年だったので、院内保育室の「ちびっこホーム」に預けました。

【伊澤】 私も「子育てをしながら早く帰れるところ」を希望して、中島病院を紹介されました。働いてみると職場の理解があって、子どもが熱を出しても気兼ねなく早退でき、小児科外来ですぐに診てもらえます。周囲の方のフォロー体制や子育て中の看護師にやさしい制度が整っているため、安心して働くことができています。

【松前】 同感です。私も家庭との両立を図りながら働いていきたいという思いがあったので、子育てに理解がある職場を求めて転職を決意しました。中島病院の面接で看護部長にお会いした時は、「こんなニコニコして温かい管理職もいるんだ」と衝撃すら受けました(笑)。この人のもとで働きたいと強く感じました。

機械の管理や穿刺など、病棟とは異なる透析センターの業務もゼロから教えてもらった。「透析センターはもちろん病棟でも、医師や臨床工学技士など他職種と関わる機会が多く、職員の仲の良さに繋がっています」と松前さん。
いつまでも自分らしく多様な働き方ができます
働き方ややりがい、今後の目標を教えてください。

【長沼】 看護はチーム制ですがメンバーはシャッフルしますし部屋割りも固定しないので、職員と患者様全員に関わります。情報共有や声かけが不可欠なので、人見知りがちだった私もずいぶん積極的になりました(笑)。今は手術の予定が詰まっている時などに集中力を発揮し、定時に仕事を終えることに達成感を覚えています。子どもが成長したら夜勤をもっと増やして病院に貢献したいですね。

【川口】 希望して入った一般急性期病棟は、回復される患者様の姿を目の当たりにできるのが、以前は高齢者看護をしていた私にとって、新鮮でありやりがいに繋がっています。ときには整形外科の患者様に厳しくリハビリを促しますが、「あの時きちんとリハビリをして良かった」と感謝されるとやりがいを感じます。入職5年目を迎え、このままリーダー的な存在として成長していきたいと思います。

【松前】 日勤を希望したところ透析センター勤務を提案してくれました。最初は病棟勤務と勝手が違って戸惑いましたが、今では透析中の患者様に生活習慣の改善などを指導して、きちんと実行してくださったことが数値で分かった時に、役立てた喜びを感じています。長く勤められる病院ですから、入職した以上は透析を極めようと張り切っています。

【伊澤】 療養型病棟ではヘルパーをはじめ、口腔ケアを行う歯科医など多職種との連携が密で、共通の意識を持って患者様を支えられるのが魅力です。私は時短勤務なので、今後は情報共有を特に心がけていきたいですね。自分らしく働きながら、看護師として得られるものも多い職場です。

同院では看護師を中心に患者様をカンファレンスし、必要に応じて他職種に声をかけるなど自然な形でチーム医療が機能している。「人間関係の良さから生まれる抜群のチームワーク」は、座談会メンバー全員が挙げる中島病院の魅力だ。

「この病院で良かった」と患者様が心から思える〝寄り添う看護〟に取り組んでいます 

興味の方向やライフスタイルに応じて多様な働き方ができるケアミックス病院
中島病院の看護理念とは。

常に患者様とご家族の立場になり、その人にとって最良の看護を行うことが基本です。当院は1世紀以上続いている病院で、基本理念も代々受け継がれてきましたが、近年ではこの理念を踏まえ、特に地域医療に力を入れています。在宅療養支援病院として地域のクリニックや施設の方々と連携を図り、患者様が地域のなかで安心して療養生活を送れること、そしてご家族の方々に寄り添う看護を目指しています。

多彩な働き方ができると伺いました。

当院はケアミックス病院なので、急性期から慢性期まで、幅広く患者様を看護する体制が整っています。院内には透析センターもあるほか、クリニックや訪問看護ステーションも運営しているので色々な働き方ができます。できるだけ希望は叶えますのでご相談ください。入職後、ブランクのある方や経験が浅い方で不安がある場合は、プリセプターを半年間つけて指導しますので安心です。逆に経験が豊富にあり、プリセプターが負担になる方の場合は、師長や主任が中心となってサポートするなど、臨機応変に対応しています。慣れてからはセクションごとにチームで教育します。研修については「医療安全」や「感染対策」など全職員対象のものから、看護部のなかでも新人・中堅・管理者向けと段階的な研修が充実しています。また看護協会などの外部研修の参加も奨励して、出張扱いにするなど支援しています。どんな経験をお持ちの方でもしっかりと成長できる環境です。

師長会議や、副主任以上が集まる合同会議を定期的に実施。「新しく入職した方にどんな声掛けをすればリラックスできるかなど、主に働きやすい職場環境をテーマに話し合っています。思いやりのある職場をつくることがより良い看護につながるからです」と佐々木部長。
子育て中の看護師が過半数。育児のベテランからアドバイスももらえます
職場の雰囲気はいかがですか。

看護師は20代から60代までと世代が広く、平均年齢は42歳。長く勤めている方が多いので雰囲気はとてもアットホームです。また、「親睦会」という組織があって、その主催により新人歓迎会やバス旅行、ボーリング大会などが毎年開かれるため、職員全員とも顔見知りになり仲を深める機会となっています。また、世代によりライフスタイルも様々なので、お互いの立場への理解も深いですね。特に子育て世代の看護師は、急な休みなどが取りやすいだけでなく、育児経験のある先輩看護師に気軽に子育て相談ができるようです。参考までにデータを挙げると看護師の既婚率は73%、そのうち20歳未満の子どもがいる子育て中の看護師は53%です。年齢や経験のブランクを気にせず馴染みやすい職場だと思います。

資質としてはどんな看護師が向いていると思われますか。

入院患者様のほとんどがご高齢の方なので、人として尊敬の念を抱きながらケアができる、思いやりのある方に尽きます。患者様を本当に大切に思えば、もっと良くしてあげたいと技術もどんどん向上するからです。そのため、潜在看護師も大歓迎。事実、当院では10年以上ブランクがあった方も立派に活躍しています。努力して取得した看護師資格を活かして、多様な働き方ができる当院でぜひ「やりたいこと」を見つけてほしいですね。

病院から徒歩3分の保育室「ちびっこホーム」は、1974年、戸田市で最初にできた院内保育室。佐々木看護部長が中島病院に転職を決めたのも当時は珍しい託児室があったからで、ここに3人の子どもを預けた。座談会メンバーも全員「ちびっこホーム」を活用している。

微笑みを絶やさず、「愛と真実の医療」を
実践できる看護師を求めています

夜間往診も厭わない祖父の姿が、医療者としての原点
中島病院は長い歴史を持つ、由緒ある病院と聞いています。

開業したのが明治34年(1901年)ですから、ちょうど20世紀の幕開けですね。原点はもっと古く、蘭学医であった初代・中島玄覚國光が、江戸末期に創設した蘭学塾が始まりです。國光は華岡青洲の弟子に師事したり、西周の知遇を受けたりと(※)、幕末の著名人とも交流があり、本人も開明的な性格でした。今に続く中島家の始祖と言えます。私自身が強い影響を受けたのは、3代目の祖父・中島明です。真夜中であろうと急患の往診に行く熱心な医者で、自転車で駆け回っていた逸話を古い患者様からよく聞きますし、私も記憶しています。今でもその名残りか、往診を希望する方が自宅のインターフォンを夜中に鳴らすこともあるんですよ。地域医療に全身全霊を捧げた祖父の姿は、私が医業を行う上での理想となっています。

※華岡青洲:麻酔を考案し乳がん手術を行った江戸後期の外科医。西周:明治初期の思想家

貴院の理念である「愛と真実の医療」を連想させる話ですね。

「愛と真実の医療」は、私が子どもの頃から温めていたキャッチフレーズです。ちょっと大げさで、クスリと笑ってしまう感じが覚えやすいでしょう? この「愛」とは人に喜ばれる存在になること、「真実」とは科学としての医療の正しさの他に、倫理的にも社会的にも霊的にも人として正しい行いをするという、人間哲学的な意味合いを込めています。

 

中島院長は今も自ら訪問診療に出かける。ほかにも埼玉県の警察協力医、小学校・高校の学校医などボランティア的な任務も数多く引き受け、地域の人々のために貢献する姿勢を貫いている。
高齢社会に欠かせない地域のケアミックス病院として
院長も訪問診療に行かれるなど、地域医療に邁進されていますね。

父の代には恐らく県内でも手術件数が多く、その難度も高いという高度医療の拠点でした。ですが近隣に急性期の大病院が開院したことから役割分担を図るとともに、時代の変化に柔軟に対応しています。現在の戸田市民の平均年齢は39歳ですが、当院の周辺地域は高齢化が進んでおり、終末期医療や緩和ケア、在宅医療のニーズがますます高まっています。そうしたなか、当院は在宅医療や訪問看護を地域の中でいち早く推進し、地域包括ケアの中心的な役割をも担っています。1世紀以上の実績を誇る急性期医療から、地域の受け皿としての療養病棟・在宅医療まで、今後の社会に欠かせないケアミックス型病院として存在感を発揮してまいります。

最後に求める人材を教えてください。

一番は当院の理念に共感してくださる方です。特に看護師には、人に喜ばれることを自らの喜びとする「愛」が大切です。ドイツの文豪・ゲーテが遺した「不機嫌は最大の罪である」という言葉を、私もモットーとしていますが、看護師にはいつも笑顔を絶やさず、親切でいてほしいですね。幸い当院の看護師はそんな方ばかり。高齢の患者様を看護する際、患者様の仕草などにどこか可愛らしさを感じて、自然と笑みがこぼれている看護師の姿を見ると、「お世話すること自体を楽しんでいるな」と感じます。愛に溢れる当院で、愛情たっぷりの看護師をお待ちしています。

創業から116年の歴史を誇る中島病院。かつては高度医療の地域拠点として、現在は地域包括ケアの中心的な存在として、いつの時代も地域の人々にとって無くてはならない医療機関である。

中島病院を見学してまず感じるのは職場環境の良さ。職員が談笑しあう光景が日常的で、患者様とも和やかな関係を築いています。職員の平均勤続年数が12年と長く、最長では40年勤務する看護師いることが働きやすさを証明しています。もちろん子育て支援も万全です。院内保育室のある病院は最近増えてきましたが、中島病院の保育園「ちびっこホーム」は30年以上前の開設。看護部長をはじめ開設当時からの利用者が多く在籍していますので、若い子育て中の看護師への理解も深く、全員で手厚く支えています。また潜在看護師を受け入れ育てる研修制度も充実しています。日勤のみ・時短勤務可と働き方も選べ、働く場所も多様。急性期から慢性期、在宅医療とトータル的な看護が経験できるので、将来のキャリアも視野に入れながら成長できます。

医療法人財団啓明会 中島病院

設立 1967年1月
所在地 埼玉県戸田市 下戸田2-7-10
企業の特色 【病床数】
116床(一般:71床 療養:45床)
【診療科目】
内科・消化器内科・外科・整形外科・人工透析(20床)