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鹿児島県

医療法人春風会 田上記念病院

急性期治療を終えた患者さんと向き合い、良質な医療の提供を目指す田上記念病院。その歴史は、昭和40年に開設された中村外科医院から始まりました。以来、療養型医療・介護病棟・介護老人保健施設・特別養護老人ホームなどを擁し、グループ全体で地域に根ざした幅広い医療・福祉をカバーしています。運営理念は「生きる喜びを共有できる理想のパートナーへ」。充実したプログラムで身体機能の回復だけでなく、前向きな気持ちも後押しできるような、ハートのあるケアで患者さんやその家族との信頼関係を深めています。2017年内には新たに60床の病棟が開設する予定。大きな信頼と期待に応えるべく、さらなる力を求めている病院です。

地域に根ざしたトータルケアを実施
チーム医療で心に寄り添う看護を行います

地域に信頼され、安心して選ばれる看護を目指しています
田上記念病院について教えてください。

当院は昭和40年に開院した中村医院から歴史をスタートさせました。その後、中村胃腸外科と名称を変更。それまでは市電通り沿いにあったのですが、平成9年に現在の場所に移転して田上記念病院に。同じ鹿児島市内ではありますが、周囲を豊かな自然に囲まれて四季折々の風情を感じられる場所です。患者さんへの治療にはもちろん、職場としても良い環境ではないでしょうか。
主だった診療科目は、内科・神経内科・循環器科・消化器内科・歯科など。病棟は介護療養、医療療養、回復期リハビリで約150床が用意され、その9割ほどが稼働中。これからの受け入れを考慮して、平成29年内にはプラス60床がオープンする予定です。

田上記念病院で力を入れていることは?

私が入職したのは平成27年。その時の状況は決してよいものではありませんでした。特に働く人たちに活気を感じられなくて…。病院という立場上、明るすぎるのも問題ですが、沈んだ雰囲気では患者さんたちが不安になります。働く私たちがやさしく温かな気持ちを持ち、患者さんにもそう感じてもらえる病院にしたい。そこから改革が始まったのです。急性期病院の後方連携病院としての存在意義を改めて考え、まずは病棟の環境や受け入れ体制を整えて周知徹底を図りました。同時に看護師の接遇にも注力。そうするうちに患者さんが増え始め、看護師たちの意識や仕事に対する姿勢にも変化が。自分たちの責任と義務を認識し、地域に還元する医療・福祉を一人ひとりが考えるようになりました。こうした職員の意識改革が、病院全体の雰囲気をやわらかくしています。
前述のように、当院は今後病棟の増床も確定しています。患者さんの満足度は財務の安定につながり、それは働く職員の満足度にも反映します。現状はその実現に向けて、まだ階段を一歩ずつ昇っている最中。これからも患者さんや職員間の信頼関係づくりに努め、地域に選ばれる病院として看護指導を行っていきたいと考えています。

患者さんファーストの思いと看護への真摯な姿勢で、職員を鼓舞する看護部長の大津さん。慢性期病院としての役割を地域に根付かせ、常に先の医療・看護の在り方を見つめている。
ここで何ができるかは未知数。だからやりがいがあります!
田上記念病院への転職を考えている方へメッセージをお願いします。

当院は慢性期病院です。慢性期というと、少しのんびりしたイメージがある人もいるでしょう。しかしながら治療を終えた様々な症状・状態の患者さんが来る場所。得意な分野だけ看護するわけにはいきません。だからこそ、「人の助けになりたい」「役に立ちたい」との看護観を持っている人にはやりがいを感じていただけるはずです。また、在宅でのリハビリや緩和ケアといった幅広いサポートも今後は必要不可欠。患者さん・ご家族への共感力やコミュニケーション能力の高い人にも活躍の場があります。看護師をはじめ、職員にはいろんなタイプの方がいていいんです。その方が助け合えるから。チームとしてぜひ一緒にやっていきましょう。

大津さんは各病棟にもできる限り顔を出す。患者さんの声を聞いたり、看護師たちをさり気なくバックアップしたり。質問や相談をしやすい雰囲気づくりにも余念がない。

24時間体制の託児所を完備
周囲の理解もあり、働きやすい環境です

看護師仲間のイキイキとした表情に刺激を受けました
転職を考えたきっかけや理由はどんなことでしたか。

高校卒業後、看護師を目指して働きながら学校へ。看護師となってからは、埼玉や鹿児島市の病院に勤務。結婚・出産を機に退職しました。子どもと一緒に過ごす時間も有意義ではあったのですが、ときどき集まっていた看護師仲間の話を聞くうちに、現場復帰の願望がフツフツと…。夫に相談したところ、快よくOKが出たので再就職することにしました。
田上記念病院を選んだのは、院内に託児所を持っていたのが大きな理由。まだ2歳の娘とは、それまで母子の時間が長かった分、長時間離れるのは不安もありました。でも私の「働きたい。しかもフルタイムで!」という気持ちが強く、保育園より対応力がある託児所は渡りに船だったわけです。当院の託児所は24時間対応。給食もあるし、娘と一緒に職場へ来て一緒に帰れます。保育中に娘が体調を崩した時も、すぐに様子を見に行けるので安心ですよ。

育児をしながら働くうえで実感した、貴院の魅力ポイントを教えてください。

当院を選んでよかったと実感しているのは託児所だけではありません。産休・育休制度の整備はもちろん、復職後の部署替え希望への配慮や就業時間の短縮(9〜16時の時短勤務あり)にも対応してもらえます。同じ子育ての経験をしてきた看護師も多いので、立場や気持ちを理解してもらえるのがありがたくて。上司やまわりの職員の手厚いサポートは特筆ものです!

以前、託児所に預けていた娘が高熱を出したことがありました。仕事の忙しい時間帯だったのですが、上司に「お母さんはあなたしかいないんだから、気にせずいってらっしゃい」と言われたことがすごく心に残っています。そんな環境だからこそ、就業時間中は患者さんやスタッフのために精一杯関わっていこうと思えるんです。

院内託児所なら勤務時間に合わせた登園降園が可能。周囲の理解やサポートが整っているのもうれしい。「復職してから、生活にメリハリができて、充実度が上がりました」と石牟禮さん。
頼れるスタッフと一丸となって看護に臨める環境です
新しい職場ではどんなことがやりがいになっていますか?

私が所属する回復期リハビリ病棟では、回復期の患者さんに寄り添い、ご本人やそのご家族の方たちをフォローすることを仕事としています。なかには失語の患者さんもいて、意思疎通がなかなか叶わないことも。相手の気持ちを汲みとるのが難しいケースも多く、そんな時はもっと勉強や経験が必要だなぁと感じます。ただ一人だけで悩まず、まわりの看護師や医師、理学療法士、介護士といった頼れるスタッフに相談。連携を取りながらケアに当たった結果、 寝たきりで転院してきた担当患者さんがリハビリで歩けるまでに。元気になる様子をお手伝いできるのは、大きなやりがいです。
産休・育休で2年間のブランクがあったこともあり、今はまだ与えられた仕事をまっとうするのに必死な状態(笑)。これから勉強も始めて、患者さんに心から信頼してもらえる看護師に成長したいですね。

24時間対応の託児所では常に複数名の保育士が常駐。季節のイベントなども催され、0歳〜未就学児までが、のびのびと過ごしている。

患者さんを思いやるように仲間も思いやる
ともに成長できる職場環境です

慢性期病院だからできるケアに全力で臨んでいます
みなさんの入職の動機を教えてください。

【弓削】 前職では県外の急性期病院で働いていました。鹿児島に戻りたいと、1年間ほど実習指導をしながら転職先を模索。自宅から通いやすい立地、夜勤は二人体制を取っているという安心感が決め手になりました。
【石牟禮】 復職の課題だったのが、2歳になる娘の育児との両立。フルタイム勤務ですが、院内に託児所があるのであれこれ心配せず、仕事に集中できる環境で課題をクリアできたのが大きな理由です。
【上床】 これまで経験したことがない科目で働きたいと思ったのがきっかけです。回復期の患者さんの看護ができるリハビリ病棟は以前から興味を持っていました。

今の仕事でのやりがいはなんですか?

【弓削】 今までの現場では、亡くなる患者さんも少なくありませんでした。看取るのも看護の一つですが、やはり無念は残ります。一方ここでは、症状が回復していく患者さんの姿を見守ることができ、うれしい気持ちがモチベーションにつながっています。
【石牟禮】 私たちの病棟では機能回復などが主なケア。高齢者の方も多いのですが、リハビリを頑張る様子や回復して退院するのを見届けるたびに、この仕事をしていてよかったと感じています。
【上床】 お二人と気持ちは同じです。ストレッチャーや車椅子で転院して来られた患者さんが、元気や笑顔を取り戻していく。そんな瞬間に立ち会えたとき、看護の仕事の醍醐味を感じますね。

 

春風会グループの核となる田上記念病院。急性期治療を終え、回復の次のステップに進もうとする患者さんやそのご家族の心に寄り添う医療や看護を提供している。
信頼で築き上げた抜群のチームワークが自慢です
田上記念病院で働く魅力を教えてください。

【弓削】 入職当初は不安もありました。それを払拭したのは、人間関係のよさ。世代が近く、同じ目線で前を向くスタッフの存在があったのは大きな原動力に。それをベテラン陣が引っ張るチームワークのよさは自慢できますね。
【石牟禮】 そうですね! 2年のブランクがあって現場の感が戻らない私にも、丁寧に教えてもらえて。自分の仕事だけでなく、互いの仕事をフォローしようとする意識が高いんですよね。それに個人の裁量で責任ある仕事もできます。
【上床】 転職先での心配の多くは人間関係。私もそうでした。当院は看護師だけでなく、医師もスタッフも人柄がよくて優しいです。もちろん仕事面ではビシッとしています。尊敬できる先輩・上司がいるので自分の成長にもよい影響力があります。

どんな仲間が増えて欲しいと思いますか。

【弓削】 今後は病棟の受け入れ体制がさらに整い、患者さんの数も増えることが考えられす。意欲と責任を持って働ける看護師は大歓迎!
【石牟禮】 託児所完備で勉強会もあり、指導が丁寧。復職希望の人にももってこいの働きやすい職場です。
【上床】 悩んだときにはスタッフみんなで一緒に考えてくれる職場。職員は美味しくて栄養バランスのいい給食付きなのもポイントが高いと思います。コツコツと努力できる人と一緒に頑張りたいですね。

「ここで働くみんなの周囲への気遣いが、良好な人間関係をつくっていると思います。それに食堂の給食も美味しいんです」と口を揃える石牟禮さん、上床さん、弓削さん。

鹿児島市郊外に位置し、四季折々の自然に触れられる環境は、患者さんだけでなく職員の癒しにもなっています。多くの看護師に評判なのが食堂での給食。栄養バランスが良く美味しい食事は、仕事のエネルギーにもモチベーションにもつながるもの。費用が支給されるのもうれしいポイントです。そして何より、院内の温かな雰囲気。昨年就任した看護部長のもと、高い意識や統一した看護観で、職員と患者さん、また職員同士の信頼関係がしっかりとできています。24時間対応できる院内託児所の設置や、ワークライフバランスを保つためのオンデマンド研修の導入など、働き手の思いにも寄り添った設備や環境を整備。看護師としての知識を身につけられるのはもちろん、長期的に安心して働ける環境です。

医療法人春風会 田上記念病院

設立 1987年4月
所在地 鹿児島県鹿児島市西別府町1799番地
企業の特色 【病床数】199床(回復期リハビリテーション病床:30床/医療療養型病床:120床(2病棟)/介護療養型病床:49床)
【診療科目】内科/循環器内科/神経内科/呼吸器内科/歯科/リハビリテーション科
【医療機器】CT・MRI・エコー/気管支ファイバー
従業員数 法人全体406名(内 病院170名)

※2017年3月現在