• 2017年11月6日
  • 2021年11月15日

【看護師の悩み】公立病院と民間の病院で働き方に差はあるの?

 

【質問】公立病院と民間の病院で働き方に差はあるの?

子どもの保育園が決定したので、復職を考えています。今まで個人のクリニックしか経験がありませんでしたが、復職をきっかけに病院勤務をしたいと思っています。
希望しているのは公立病院、もしくは民間の病院ですが、公立・民間で働き方や雇用条件に違いはありますか?(富山県在住 看護師歴4年 28歳)

【回答】自分の求める働き方に合った選択を

福利厚生や給与面は公立病院が安定

公立病院では看護師や医師は公務員という扱いになり、雇用条件も公務員に準じています。有給休暇や時間外手当、昇給、賞与などの制度は規定がしっかりあり、さらに定年まで働くと退職金、年金も保証。安定して働くことができます。

一方、民間病院では経営状態によって給与・賞与の増減があったり、突然規則が変わってしまったりなど不安定な部分も。時間外手当をはじめとした諸手当もつかないことの方が多く、退職金も経営状態などに左右されることがあります。

自由度を求めるなら民間病院!

公立病院の就業規則は国や市で決められているため、厳しい部分があります。たとえば、参加必須の勉強会や研修が休日や仕事終わりに設定されていたら、出席しなければなりません。転勤や異動が多く、なかには家族を残して、単身赴任で働いている看護師も。

その点、民間病院は多少の融通がきくため、公立病院と比べると自由度が高いといえます。教育体制や給与面の充実は薄いかもしれませんが、柔軟な勤務が選択できるので、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
働くうえで何を重視するかをしっかりと考え、検討してくださいね。

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