• 2017年4月19日
  • 2021年11月15日

【看護師の悩み】わからないから聞いたのに怒られた

 

【質問】わからないから聞いたのに怒られた

入職したてのころ、「わからないことがあったら、何でも聞きなさい」と先輩に何度もいわれました。 ある日、疑問があったので、先輩に「どうしたらいいんでしょうか?」と聞いたら「それくらいのこと、自分で考えられないの?」と怒られ、わからないことを聞くのが怖くなりました。最初といっていることが違う……と思い、腹が立ちます。(高知県在住 看護師歴1年目 22歳)

【回答】質問の仕方に工夫が必要

あなたの「考え」を入れてみよう

わからないことを聞いたときに、疑問形で返されるのは「質問の仕方」に問題があるかもしれません。仕事をする上で必要不可欠ともいえる「判断力」を育てるためには、「自分の考えをもつ」ことが大切です。

ですから、「○○なので、△△しようと思うのですが、私の判断は適切でしょうか?」というように、自分の考えを述べる習慣をつけていきましょう。

もちろん、「どうしたらいいのか」という質問をしてはいけないというわけではありませんので、ご安心くださいね。

相手の発言に固執しすぎない

人は多かれ少なかれ、相手の発言に対して一貫性を求める傾向にありますが、この世に変わらないものはありません。また、先輩が「何でも聞きなさい」といったこと自体を忘れている可能性や、たまたま機嫌が悪かった、自分の意見を述べずに質問をする姿勢に問題を感じて指摘したというような可能性があることも考慮しましょう。

人の考え方が、時間の経過とともに変化したり、忘れたりするのはごく自然なことです。「『何でも聞きなさい』っていっていたのに……」と考え込みすぎると、自分の怒りがますます増大する可能性があります。相手の発言に固執しすぎないようにできるといいですね。

お一人で悩まず、看護師専任の
キャリアアドバイザーに相談してみませんか?

著者プロフィール