• 2016年3月11日
  • 2021年11月15日

SNSのマナー

 

SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の普及により、世界中の人と気軽にコミュニケーションをとれる時代になりました。しかし、簡単に利用できるぶん、トラブルの元になることも。これだけは押さえておきたいSNSのマナーについてご紹介します。

職場の情報をむやみに投稿しない

自分の仕事内容や職場の情報・状況など、仕事に関することを許可なくSNSに投稿するのは基本的にNG。職場で撮影し、投稿した写真の背景に患者さんの個人情報が写っていた……というようなことを防ぐため、職場ではSNS投稿を控えましょう。
患者さんやスタッフの写真を許可なく投稿したり、相手を勝手にタグ付けしたりすることもマナー違反です。位置情報などから誰がどこで何をしているのか第三者に特定されてしまうため、悪用されたり、職場や自分の信用を落とす原因にもなります。最悪の場合には事件や犯罪に巻き込まれたりする可能性も。

他人のプライベートな情報をSNSにアップしない

「勤務先でタレントなどの著名人を見かけた!」。
こんなとき、写真はなくても一言くらいそれを匂わすような投稿をSNSにアップしてみたくなった経験はありませんか? この行為もマナー違反。当然のことですが、著名人にもプライバシーがあります。ましてや通院の事実などは、誰でもあまり人に知られたくないもの。SNSに他人のプライベートな情報を書き込むことは控えましょう。

簡単に情報を発信できるSNSだからこそ、マナー違反はトラブルにつながります。マナーを守り、楽しく交流しましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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